2016年1月6日水曜日

反日はどこからくるの

反日を追っています。そして守るべき日本とは何か考えています。

朴正煕政府が売春女性を慰安婦と呼び管理=韓国議員が資料公開

 韓国野党・民主党のユ・スンヒ議員は6日に行われた女性家族省の国政監査で、朴正煕時代に国が米軍兵を相手に売春する女性らを直接管理し、女性らを“慰安婦”を呼んでいたことを示す資料を公開した。複数の韓国メディアが報じた。

 国政監査でユ議員は、「米軍慰安婦という言葉を聞いたことがあるか」と発言。「国が(米軍慰安婦を)組織的に主導した証拠がある」と述べ、国家記録院から提出を受けた資料「基地村浄化対策」を発表した。同資料は1977年4月に作成されたもので、表紙に朴正煕大統領の直筆サインがある。
  発表によると、資料には、当時政府が全国62カ所の基地村に9935人の女性が暮らしていたことを把握し、浄化政策の一環として基地村に専用アパートを建 てる計画があったことなどが記されている。当時の被害者の証言によると、専用アパートの建設は、公娼として認めることになるとの論争が起きたことで白紙化 したという。
 ユ議員はまた、各地域に基地村の女性を強制的に収容する「性病管理所」があったとし、関連する条例 や登記簿謄本を公開した。この中の議政府市の条例改定案には、「国連軍駐屯地域の慰安婦のうち、性別保菌者を検診、探し出して収容治療や保険・教養教育を 実施する」との記述があった。
 ユ議員は、「基地村の女性に対して“慰安婦”という用語を使用し、強制収容して治療を行っていたことが明らかとなった」と述べた。強制収容治療では性病が完治するまでペニシリン注射が行われ、この過程でペニシリン・ショックを起こして死亡する女性は多かったという。
 ユ議員は韓国政府に「軍独裁時代に行われた人権侵害や過ちを認めるべきだ」とし、被害女性の実態調査に乗り出すよう求めた。(編集担当:新川悠)
サーチナ2013.11.11
http://news.livedoor.com/article/detail/8240195/ 

参考
基地村で裁判を起こしたフィリピン女性朝日新聞の誤報取り消しから一年 
週刊新潮・ならば青瓦台に「米軍慰安婦の像」を! 
米軍慰安婦「洋公主」と基地村

【台北から見る中国軍事情勢】
両岸「安定」の背後で 中国人民解放軍、台湾の総統府など模した施設造営 軍事訓練の目標に
台湾総督府
(朝鮮総督府は取り壊されたが台湾総督府はこうして残っていると)

 中国の人民解放軍が7月、台湾の総統府やその周辺を“再現”した建物を使用して演習を行っていたこ とが判明し、台湾内部に波紋が広がった。最も中国は武力による台湾統一の可能性を放棄しておらず、特殊部隊による台湾の主要部制圧の選択肢は以前から指摘 されていた。今回の演習はその一端を示したに過ぎない。中国軍は総統府にとどまらず、空軍基地など台湾の重要施設を再現し、着々と侵攻準備を進めている。 (台北 田中靖人)

 今回、問題となったのは北部、内モンゴル自治区の「朱日和戦術訓練基地」。台湾メディアによると、総統府だけでなく、総統府前広場や目の前の大通り、近くにある外交部(外務省に相当)の建物など、周辺1ブロックほどの区画が再現されていることが、グーグルマップで確認できる。
実際の総統府周辺には中央行政機構が集中しており、上空の飛行が禁止されるなど「博愛警備管制区(博愛特区)」と呼ばれる軍事管制区域に指定。対テロ任務 も持つ憲兵隊が警備を担当している。博愛特区は、台湾海峡に流れ込む淡水河に近い。台湾の国防部(国防省)は、淡水河の河口を想定した上陸作戦は、中国軍 の年度訓練の科目の一つになっていると説明している。また、台北市北部には、中台直行便が離着陸する松山空港もある。特殊部隊による総統府周辺への侵攻 は、台湾の国防部にとっても恐らく「想定内」の事態だろう。

 一方、演習が行われた北京軍区の朱日和の演習場は、7大軍区ごとにある師団 規模の実動演習が可能な合同戦術訓練基地の一つ。面積1000平方キロ以上で「アジア最大の軍事訓練基地」(蘋果日報)とされる。山地・平地から、小さな 村や住宅街、鉄道の駅、パリのエッフェル塔に似た鉄塔までさまざまな建築物があり、都市戦を含む各種演習に用いられているという。

  朱日和以外にも、台湾の基地などを模倣した施設の存在は知られている。中国北西部・甘粛省の鼎新県には、台湾中部・台中市にある台湾最大の空軍基地、清泉 崗空軍基地とほぼ同じ形の施設があることが1990年代から知られている。衛星写真で直径20メートルの複数の穴が確認されており、精密誘導兵器による滑 走路の破壊訓練が行われているとみられている。中国軍が滑走路の破壊能力を高めることは、有事に使用可能な滑走路が少ない日本の南西方面の防衛にとっても 大きな脅威になり得る。
このほか、中国軍は、台湾空軍が先制攻撃から戦闘機を守るため、中央山脈の岩盤をくり抜いて200 機以上の格納スペースを作った東部・花蓮県の佳山空軍基地に似た施設や、戦時に総統が陸海空軍を指揮するための台北市北部の地下司令部、衝山指揮所に似た 施設などを福建省に建設。中国東南部の沿岸地域では毎年、台湾を想定した水陸両用部隊による上陸演習を行っているとされる。

 朱日和での 演習が台湾で問題になった7月22日、中国国防部の新聞事務局は、台湾メディアに対し、「毎年定例の軍事演習であり、いかなる特定の目標に対するものでも ない」と回答した。しかし、演習施設の存在を見るだけでも、こうした弁明が「白々しい嘘」(自由時報)であることは明らかだろう。

    ◇
2008年の馬英九政権成立以降、中台関係は安定し、軍事的な緊張は大きく低下し た。中国軍の近代化の目標は今や、台湾の武力統一ではなく、南シナ海や西太平洋で米軍に対抗することだとも指摘される。だが、国共内戦は正式には終了して おらず、中国軍は、台湾にとり「最大の軍事的脅威」(国防白書)であり続けている。台湾は質・量ともに急速に拡大する中国軍にどう対峙(たいじ)している のか。日本の安全保障上、参考にすべき点はないのか。そんな視点で、中国や台湾の軍事情勢を台北から伝える。
産経ニュース2015.8.12 http://www.sankei.com/premium/news/150808/prm1508080036-n1.html
(韓国の街並みをそっくり再現した北朝鮮の対南工作を思い出す・・
亡命工作員の語る対南工作2

馬英九政権成立後、軍事的な緊張が低下したなら
馬英九政権が終わったら緊張するってことですかね

(|| `ハ´ )・・・  (・ω・`)あれシナーくんどうしたん?

(||`ハ´ )新年あけまして終了アル (・ω・`)え?

上海 株価急落 新制度発動で取り引き打ち切り
ことし最初の取り引きとなった4日の中国・上海の株式市場は、株価が大きく下落し、新たに導入された株価の急な変動を抑制するための制度が早くも初日に発動され、本来の取り引き終了時間を待たずに取り引きを打ち切る展開となりました。

ことし最初の取り引きとなった4日の中国・上海の株式市場は、4日に発表された中国の製造業に関する経済指標が市場の予想よりも大幅に悪化したことなどから売り注文が相次ぎ、午後に入って株価は大きく値下がりしました。
4
これを受け、4日から新たに導入された株価の急な変動を抑制する「サーキットブレーカー」と呼ばれる制度が発動され、15分間取り引きを停止しました。ところが取り引き再開後も株価は下落を続けたため、本来の取り引き終了時間の1時間半ほど前に4日の取り引きを打ち切りました。

4
この制度は、去年上海の株式市場で株価が乱高下したことから導入され、基準となる株価指数が、前日の終値と比べて1日で5%以上変動した場合には15分間、7%以上変動した場合にはその日の取り引きを停止するというものです。
4日は、この株価指数が去年の年末に比べて5%と7%をそれぞれ超えて下落し、新制度が早くも初日に発動される展開となりました。この結果、上海市場の代表的な株価指数である「総合指数」の終値は3296.26ポイントと、去年の年末より6.86%下落しました。
市場関係者は「製造業に関する経済指標の悪化などから中国経済の減速が改めて強く意識され、売り注文が相次いだ」と話しています。
NHKNewsWeb2016.1.4
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160104/k10010360591000.html
これは危険をはらんでるということでもあるわけ


【iRONNA発】
中国株暴落 経済の掟よりもメンツにこだわる習政権 上念司氏
(部分抜粋)

一党独裁のためなら…
  今回起きている暴落は、借金をして行った信用取引の解消に伴うバブル崩壊である。信用取引の残高が、ある程度減るまでは株価の下落は続くだろう。中国人民 のうち、株式投資をしている人口は9千万人とも2億人とも言われている。彼らは共産党政権に対して強烈な不満を持つことはまず間違いない。

 そんなとき、共産党は何をするだろう。国民の不満をそらすために反日カードを切る可能性はないだろうか。 尖閣諸島周辺でもめ事を起こして、それによって愛国心を喚起したり、「株価暴落の真犯人は日本の機関投資家だ!」といった陰謀論を吹聴したりする可能性は ないだろうか。共産党の歴史をひもとけば、彼らが一党独裁を続けるためなら、殺人、拷問など朝飯前であることを忘れてはいけない。

産経ニュース2015.8.2
http://www.sankei.com/premium/news/150802/prm1508020015-n1.html

( 一一)んーきなくさい

AIIBでバスに乗り遅れたぁ~~とか言った人達は今どんな顔を・・
(∩ ゚д゚)アーアーきこえなーい

シナーマリオ
http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1451893593/
 ( ̄д ̄)アワワワワワワ

(´・ω・`)長いので外国特派員協会に関するところを抜粋

カネと宣伝で中国に幻惑される米国『歴史通』 2014年5月号

ヘンリー・S・ストークス(元『ニューヨーク・タイムズ』東京支局長)
加瀬英明(評論家)
北村稔(立命館大学教授)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 加瀬 中国に幻惑されているのだと思います。支那事変のころ、(蒋:筆者)介石政権はアメリカ議会、研究所、マスコミを金漬けにしました。それと同じことを今の北京政権が行なっている。ワシントンポスト紙には毎日チャイナ・デイリーの英語版が折り込まれているのです。

英語メディアの重要性

北村  そう、英語のメディアって大切ですよ。中国人がやっているように、お金を使って英語で世界に自国の主張を広げるということは、情報戦の基礎ですよね。日本 人はあいかわらず情報戦への認識がない。「謀略」を嫌がりますし、「無謀」という言葉もある。日本人のスタンスは謀略と無謀の中間だと思うのです。「謀略 をやると相手を騙しているようで悪いし、無謀って言うとバカだ」と(笑)。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 北村  蔣介石の国民党からすると、アメリカが出てくると日本に勝てるわけですから、真珠湾攻撃の日の彼の日記には、「神は助け給うた」と書かれていますよ。アメ リカに参戦してほしいので、蔣介石は色々な謀略をするのです。国際宣伝処をつくって、「日本軍は残虐で中国人は一所懸命抵抗している」ということを、英語 メディアに訴える。外国人記者を抱え込んで、ネットワークを作るんですね。

今もいきる「記者協定」
加瀬 日本は日中記者協定で「中華人民共和国を批判するような報道はしません」と取り決め、今でも有効なんです。

ストークス 日本の新聞・テレビは、言論の自由を自ら否定している。それでいながら、民主主義という言葉をさかんに振り回す。その言葉を使う資格があるのか、と言いたい。

北村 だから、中国で暴動が起こっても、映像を他の通信社から買って流しているんじゃないですか。

  以前、日本の新聞社の北京支局に行ったら、雇っている現地の中国人スタッフに話を聴かれてしまうから、「外で話そう」と連れ出されました。そのときの話で は、中国人スタッフを雇わなければならないのだ、とのことでした。中国の情報網が緻密に張り巡らされて、日本は頭から抑え込まれている状態なんです。

 中国人は長い歴史の中で、外交でいかにお金を使って相手を取り込むかということに長けています。

 かつてアイリス・チャンの『レイプ・オブ・ナンキン』の売れ行きがすごいと騒がれましたが、あれは在米華僑が買い占めたのです。アメリカ人の編集者たちの間ではそう言われていました。お金を使って操作し、事態を盛り上げていくのは昔も今も得意です。共産党も国民党も、同じ知恵を持っているんでしょうね。

「アメリカ人が幻惑されているのではないか」との話がありましたが、まさにその通り。中国人のパフォーマンスは決して弱気になることはありません。深刻に考えたりせず、強気で押してきます。ビジネスでも何でもそうです。

  日本人は「おとなしくて誠実にしていれば正義は理解される」と思っていますが、そんなの相手にわかるはずがありません。中国人は思い切りお金を使って自分 に有利なようにする。を言うことに対しての恥の概念がまったくありませんし、政治のレベルから個人のレベルまで徹底しています。これでは日本人はかないま せんよ。

中国人を好む米国人

加瀬 以前、日本政府の対米折衝をお手伝いしたときに、キッシンジャー が国務長官でした。お酒の席で「なぜアメリカ人は日本人より中国人を好むのか」と聞いたことがあります。すると、「中国人は論理的で話がわかりやすいけれ ども、日本人は何を考えているのかさっぱりわからないから苦手だ」と言われました。ストークスさんも最近のご著書の中で「西洋人はディベートの社会であ り、中国人も同じくディベートの社会だ」とおっしゃっていますよね。論理的で「正しい、間違っている」の判断がはっきりしています。

北村 中国人は、論理的でなくても、自分に有利なように見せかけることが得意なんです。理屈を言ってダメだったら、また別の理屈を持ってきて、理屈を積み重ねていきます。そこに「恥ずかしい」という概念はありません。

加瀬 アメリカ人も多分にそうですね。

ストークス  日本人は和を大切にしているので、私が正しい、おまえは完全に間違っているといって、相手をやり込めることをしません。リクツ(理屈)といって、嫌われま す。白と黒をハッキリさせずに、相手の顔も立てようとしますね。ところが、日本の外では和の心は通用しません。日本人のよい面が、外国では裏目に出る。

北村 個人的な話で恐縮ですが、私は外国に行くとダブルスタンダードで行動します。問題が起こったら常に権利を主張するようにしています。自ら引いてしまうと、やられる一方だから。

加瀬 ストークスさんは日本外国特派員協会(=FCCJ)の最古参ですよね。

ストークス ロサンゼルス・タイムズのサム・ジェームソン氏が私よりも少し前に来日しましたが、サムが他界したので、私が最古参です。

加瀬 僕も協会の古いメンバーで、実はストークスさんよりも古参なのですが、協会所属記者のほとんどが反日ですね。たとえば、ニューヨーク・タイムズの特派員でニコラス・クリストフ記者はとにかく日本を憎んでいるとしか思えなかった
(→人食い日本兵の元ネタ、かも

ストークス 彼には中国生まれの中国人の奥さんがいますから、その影響もあるかもしれません。

加瀬  あるとき、クリストフ記者が僕に取材をしにやってきたのです。僕は昔からニューヨーク・タイムズに署名原稿を書いていて、ニューヨーク・タイムズの持ち主 だったイフジン・サルツバーガー夫人と個人的に親しくしていたので、手紙を何通か持っていたのです。それを見せたら突然態度が変わって椅子から床に落ちそ うでしたよ(笑)。インタビュー記事を見たら、僕のことを褒めているんです。

北村 アハハハハ(笑)。

日本嫌いの記者ばかり
加瀬 クリストフ記者をはじめ、協会にいる欧米の記者は、なぜ日本嫌いが多いのでしょうか。昨年末12月26日、安倍首相が靖國神社に参拝したことに関しても、また、慰安婦のことに関しても、日本を非難する記事ばかりでしょう。

ストークス 外国特派員協会は、占領下に創立されたころから反日で す。42年前に来日した時、協会があまりにも“アメリカ的”なので、私はアメリカ人記者とは少し距離を置いた見かたをしていました。クラブのバーで年配の アメリカ人記者たちがサイコロをふったり、賭け事にふけっていました。西部劇のような空気でしたね。日本人に対しても、「クサイ」といって侮る態度をとっ たり、ハナから反日的でした。そういう戦勝気分にひたった記者たちがいなくなってきたので、だいぶ変わってきましたが、反日的空気は多分に残っています。
(→世界に「反日の毒」をまき散らす 外国特派員協会

 それに、先の戦争で日本人によって白人の天下が壊されてしまったという怨念が心の底のどこかにありますね。

 このところ、一番の問題は、フィナンシャル・タイムズやウォール・ストリート・ジャーナルに駐日特派員が記事を書いてもめったに掲載してくれません。たとえばニューヨーク・タイムズでは一面トップは中国に関する記事が掲載されます。

 中国は巨額の資金を動かしているわけですが、それに比べると、日本がアメリカなど海外で使うお金はまるで目薬の一滴のごときものです。

加瀬  アメリカ人から見ると、中国はいまだに非常にロマンチックな国で、日本はそうではないようですね。親しいアメリカ人などと話すと、日本人が「日本がまたア メリカよりもいいものをつくった」といって不快感を買うのに、中国人相手だとよいものを創る力がないためか、そんな感情は起こらないようです。中国に対し ては親しみがあるんですね。

ストークス ウォール・ストリート・ジャーナルなども「世界の工場・中国」と記事を発信していますけれど、友人たちも誰もが口をそろえて「中国は世界の工場だ」と言います。何といっても中国が動かしているお金は、目がクラクラしてしまうほど莫大なのです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

中国人と西洋人は似ている加瀬 ストークスさん、最後にお訪ねしたいのですが、「日本」を世界にわからせるためには、何をしたらいいでしょうか。たとえば、日本外国特派員協会を閉鎖して追放するとか(笑)
(これに賛同する日本人が大半だろうな。)

ストークス このところ、日本食からアニメ、デザイン、ファッションなど日本が西洋に及ぼしてきた文化的な影響は、大きなものがあります。そこへゆくと、中国が近代に入って西洋に及ぼした影響は、何一つありませんね。

 政府が海外で「クール・ジャパン」のキャンペーンに力を入れているのも結構ですが、日本人の精神性、歴史についての知識をひろめることに努力するべきですよ。

加瀬 中国人も西洋人も自己中心的で、そういう意味ではすごく似ているので相性がよいのでしょう。西洋人が中国に幻惑されているのは、「お化けを見て騒いでいる」ようなものですよ。

北村 中国に対するロマンが、昔からヨーロッパにあるのでしょうね。

加瀬 世界をキリスト教化するのが当時の夢なのです。しかし、日本は嫌われる。特に宣教師の子供たちが日本に対して恨み骨髄に徹するほど日本を嫌っています。両親が一所懸命日本人を改宗させようとするのに、その努力はまったく結ばれないから「日本はなんて嫌なところだ」となってしまう。

 ところが、中国人はすぐにコロっと改宗してしまうのです。

北村 現世利益でしょう。西洋とつながることができて、優先的に商売できますからね。日本人は多神教というか多元的価値を容認しますから、一神教であるキリスト教の布教は相当に困難でしょうね。

 現実の中国と向き合い、どのように日本の行く末を見定めるのか、まさしく今が選択の時だと思います。

ストークス  日本文化の特徴は、はかなさと物慾がないことですね。昨年は伊勢神宮の遷宮式が日本中で大きな話題を呼びましたが、ひと口でいえば、簡潔さですね。昔、私 の叔父が駐日大使をつとめていましたが、天皇の宮殿にまったく金銀が使われていないことに、驚いていました。中国の故宮や、西洋の宮殿はどこを見ても目に も眩い財宝がこれでもかこれでもかとあります。西洋も中国も物慾が強いという共通点があります。日本は理解し難いんですね。

ironna
http://ironna.jp/article/1639?p=1


最近南京大虐殺()関連の資料をちまちま読んでいるが
外国特派員協会の有り様とか
外国メディアの日本への無理解、偏見、日本叩きとか
国連関連のゴタゴタ=ユネスコ世界遺産登録や援助交際13%発言を目の当たりにしているため

当時も同様にやられたんだなぁ、全く同じであるなぁ、と容易に分かるわけですね
一方、日本まるで進歩してねぇとも思うのですが

分かってはいても金で世論を買うなんて汚いとどうしても思うので既にそこで負けてる気がする・・
だけど戦闘を回避するためにはやらなければ

彼らが過去を塗り替えるのは未来の侵略のためなのだから。
(→ディスカウント・ジャパンは侵略の布石

参考
メディアキャンペーンに常に失敗する日本


【youtube】【新春特別対談】渡部昇一氏に聞く、グローバリストと東京裁判史観[桜H28/1/1]

45:53~
水島社長「今年出る『正論』の中に書いたんですけど、アイリス・チャンっていたじゃないですか。南京大虐殺の。」

渡部昇一氏「インチキ本書いたやつ(笑)」

水島社長「そのインチキ本が去年まではその反日団体が大袈裟な慰霊祭やったり、あの、記念館があって、そこにアイリス・チャンの本や写真、やたらとあったんですよ。ところがこの間、去年の8月15日に新しくリニューアルオープンしたんですね。海外抗日戦争記念館。 漢字の名前はそういうの。ところが、world pacific war memorial って英語はそうなってるんです。だから抗日なんて全然出てないんですよ。それで、内容が、1000平米くらいに広げたんですけど、メインフロアに本も写真 も一個もなくなっちゃった。取材に行った者が職員に聞いたんですよ。そしたら、いや、あります。2階ですと。で、プライベートっていうプレートがあって、 そこに小さな階段があって上ると本とガラスケースに入った写真が一枚。それだけになっちゃった。慰霊祭もやってないんですよ。11月9日に彼女が死んだん ですけど、自殺ってことになってるんだけど、毎年やってたのが、それもやらない。

これは、完全に、東京裁判史観に中国の謀略宣伝工作が替えられた。今までだったら、虐殺した、レイプした、放火した、奪った、日本人はこういう野蛮なやつなんだ、ひどいやつなんだ、というのから、我々は蒋介石軍とアメリカ軍と共に抗日戦争を戦った仲間だという。だから英語の表記もそうなっちゃってます。内容も全部そうなってます。タイガー飛行隊とかああいうのあったじゃないですか。ああいうのも、共に抗日反ファッショの戦いをやったと。こういう路線になったんです。

それともう一つは、100カ所、8月15日パレードやった時に100カ所抗日記念ってのを指定したんですよ。これ全部の省とか網羅してるんですけど、その中に蒋介石が戦ったところとか全部入ったんです。つまり完全に今年から、8月15日くらいから、謀略宣伝工作を、情報戦を根本的に変えて、東京裁判史観に沿った形で、中国共産党も・・だから蒋介石の写真も出るようになったんです。蒋介石も共に戦った。アメリカとも共に戦って日本軍国主義をやっつけたと。こういう情報戦略に変わっちゃった。

も う一つは、一番象徴的なのはこの間中台首脳会談あったじゃないですか。あれがシンガポールのシャングリラホテルだった。つまり華僑ですよね。東南アジアの 情報宣伝、全部それ、抗日戦争ではじめてるっていう。サンフランシスコの取材で気がついたんですけどね、中国は、悔しいけどというか、あの連中は謀略的 な、進んでるなぁというね。非常に世界戦略が。だから日本人は人がいいっていうのはいいことだけどまずいなぁと思いましたね。」

世界抗日戦争史実維護連合会の英語表記は
Global Alliance for Preserving the History of WW II in Asia
元々抗日は英語表記には入ってないから名称については今回変えてきたわけではないと思うんだけども。

先日雨花台の碑について中国側の記事が出ていることに驚いた
中国人が南京大虐殺をどう歪曲しているのか、とくと見てみよう
つまり「南京大虐殺」が中国国民党の情報戦の材料だったことを暴露しているから

ネット含め言論統制している中国が自ら暴露してもいいのか、と思ったがそもそもの戦略自体を変えたから問題なかったんですね・・・
また南京大虐殺が別なネタとして使い回されることになるのか(ウンザリ

世界抗日戦争史実維護連合会が元々反共の華僑団体だったというのもこれと符合している
なぜいまアメリカが日本の歴史認識をターゲットに? 背景にある在米華人華僑世界を追う

ONE CHINA に向けて駒を進める中国
(china's salami slicing っていう言葉、凌遅刑っぽくて怖い)

中台会談
http://www.huffingtonpost.jp/austin-wang/what-taiwanese-people-are-thinking_b_8499542.html

今会談しても、馬英九はじきに大統領ではなくなるのですよ・・

今回の慰安婦問題合意だけど
韓国が財団を設立して、慰安婦支援を行うことが条件になっている
国家賠償は行わない

これは朴槿恵政権から挺体協を引っぺがした、ということ
癒着して同化していたところを強引にべりっと剥がして壊死させようという荒っぽいことをやったわけですね・・・
(韓国も4月に選挙だからこれもまたどうなるか)

次の舞台は台湾みたい
台湾総選挙注視 

      おでん2016
正月みなさまあけましておめでとうございます
ぼーっとして進歩のない主ですが本年度もよろしくお願いしますm(__)m

あまりおめでたくない話題です(◞‸◟)
朝生・・は見ずにch桜の討論を見ていたところ・・・

【youtube】2/3【大晦日討論】本当のことを言おう!中国情勢[桜H27/12/31]

33:26~
石平氏「あ んまり日本のメディア報道してなかったんだけど、尖閣諸島周辺、ずっとウロウロ巡視船来るでしょ。それで、12月に機関砲搭載されてる船が・・あの、僕は ね、習近平政権は踏み越えてはいけない一線を越えてしまったんですわな。今までは巡視船領海侵犯は日常茶飯事。しかし機関砲堂々と搭載した巡視船来たとい うことはある意味、解釈によっては日本は既に武力によって侵略された、と言ってもいいでしょ?」

宮崎正弘氏「クリスマスの日なんだよね。日本の新聞ほとんど書いてない。サウスチャイナ・モーニングポストなんか一面トップですよ。世界中騒いでんですよこの問題。」

southchina-morningpost 尖閣機関砲
http://www.scmp.com/news/asia/east-asia/article/1893925/japan-spots-cannon-equipment-chinese-ship-near-disputed-isles

石平氏「あのね、日本のマスメディアそれほど鈍感か!?日本の領海に機関砲が、入ったんですよ!?ということは、日本の漁船も海上保安庁も武力的脅威にさらされてるんですわな。今こそあの日本の平和主義者たちね、抗議の声上げて欲しいわ。あれほど反戦、戦争起こすな言うでしょ。機関砲日本の領海に入ったところで日本中の左翼誰か声上げたか。」

楊海英氏「平和憲法を習近平さんにプレゼントしておけば、いいんじゃないですか(笑)新年のおみやげとして平和憲法習近平にあげて、機関砲搭載の巡視船派遣しないでって、土下座すれば聞いてくれると思いますよ。」

石平氏「ここで突然中国が機関砲搭載した船出したこと、みなさんどう思いますか?僕大きいと思いますよ?」

楊海英氏「12月27日の読売新聞でしたらベタ記事扱いなんです。」

水島社長「産経はちょっと写真出したんですよね。一面トップじゃないですよ。」

楊海英氏
「他国の領域に重火器を持って入るというのは、、非常に重く受け止めるべき、なんですけど。特にこの暮れの時期なんですけど。」

38:21~
石平氏「もう既にそういう現実。機関砲搭載して日本の領海入ったとしても今の日本の政府何も反応しない。そのまま容認してしまえば後大変なことになりますよ。次は軍艦が入って来るんですよ。 私ね、さっき日本のマスメディア何も反応しない、日本政府も同じですよ。この一件に関して。はっきり言って僕も安倍政権支持です。今安倍政権この件に関し て鈍感です。あのぅ・・強く反応しないと、どれほど効果あるか分かりませんが、日本の主権は・・あの、機関砲に脅かされてるんですよ?」

(´・ω・`)何だって?

 中国海警局の公船、機関砲搭載か…尖閣沖中国公船機関砲


 第11管区海上保安本部(那覇市)によると、22日午後3時現在、沖縄県石垣市の尖閣諸島・南小島沖の接続水域(領海の外側約22キロ)内を、中国海警局の公船4隻が航行している。

 うち1隻は機関砲のようなものを四つ搭載しているのが確認された。

 この船は同日午前8時20分頃に接続水域内に入った。機関砲のようなものを搭載した中国公船が接続水域で確認されたのは初めて。海上保安庁の巡視船が領海に近づかないよう呼び掛けているが、応答はないという。
YOMIURIOnline2015.12.22
http://www.yomiuri.co.jp/national/20151222-OYT1T50089.html


1隻は機関砲搭載か…中国船3隻が一時領海侵入

 第11管区海上保安本部(那覇市)によると、26日午前9時30分頃、中国海警局の公船3隻が、沖縄県石垣市の尖閣諸島・久場島沖の領海に相次いで侵入した。

 このうち1隻は、船体の前方と後方の左右計4か所に、機関砲のようなものを搭載していた。武装した可能性のある中国公船が、領海内で確認されたのは初めて。

 3隻は約1時間10分後に領海を出て、その約1時間後には接続水域(領海の外側約22キロ)からも出た。
YOMIURIOnline2015.12.26
http://www.yomiuri.co.jp/national/20151226-OYT1T50063.html


「武装」中国船が領海侵犯 尖閣周辺、ほか2隻も

  26日午前9時半すぎ、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海に中国海警局の船3隻が相次いで侵入した。1隻は機関砲のようなものを搭載しており、領海外側 の接続水域を航行しているのが22日から確認されていた。第11管区海上保安本部(那覇)によると、武器のようなものを装備した中国船が領海に侵入するの は初めて。

 この船は海警31239で、他の2隻は海警2307と2308。中国当局の船が領海侵入するのは20日以来で、今年に入って35日目尖閣周辺での航行が確認されたのは7日連続
海上保安庁の巡視船が領海から出るよう警告したのに対し「貴船はわが国の領海に侵入した。ただちに退去してください」と応答があった。
産経ニュース2015.12.26
http://www.sankei.com/affairs/news/151226/afr1512260010-n1.html

朝日 http://www.asahi.com/articles/ASHDV3JP2HDVUTIL00R.html

毎日 http://mainichi.jp/articles/20151223/k00/00m/010/017000c

各紙記事にはしてますね。

それでですね、もう一つ気になったこと

【youtube】3/3【大晦日討論】本当のことを言おう!中国情勢[桜H27/12/31]
26:24~
台湾総選挙2016

宮崎正弘氏「タイミング的にはあと2週間くらいで台湾総選挙なんですよ。今の段階で野党(民進党:筆者)が勝つことが明らかなんですけど。そうすると必ず前日に暗殺が起きるんだよね。この前もね、連戦の息子撃たれたでしょ。今回も絶対ある。あるんだけどもね、その時には非常事態宣言をして、選挙無効にすると。いうような手立てがあるんですよ。だからこれも習近平がどれほどの重圧を感じて軍事的な冒険に出るかどうかっていう見極めが必要ではありますけどね。そういうシナリオも否定できない。」
(親中派馬英九政権は終わるということですね)

この話、対談の中では他と結び付けられることはなかったんだけど

尖閣周辺に武装中国船
台湾総選挙

思っているより事態が切迫している
急に慰安婦問題合意になったことと連動してるんじゃないかな・・

参考
宗主国様はご不快の様子 

エサを投げてみたらわめき散らし右往左往 続き

(´・ω・`)やっぱり国主導なのねってことで証拠残しておく
慰安婦合意:「不可逆的=韓国は北朝鮮並みに何度も約束を破る」

合意の解釈の食い違う韓日
「世界記録遺産への登録保留で合意」報道、韓国政府は「事実無根」と否定
安倍首相がこだわった「不可逆的」という表現、「北朝鮮との核交渉で使うもの」との批判も

 韓国政府は従軍慰安婦問題交渉を妥結させたが、その内容をめぐって解釈に食い違いがあったり、一部の表現について適切かどうか問題になったりといった余波が強まっている

 妥結翌日の29日、日本では「慰安婦合意に伴い、韓国は慰安婦記録物のユネスコ(国連教育科学文化機関)世界記録遺産への登録も保留することにした」という報道がなされた。韓国政府は現在、女性家族部(省に相当。以下同じ)傘下の財団法人「韓国女性人権振興院」が 中国など被害当事国と連帯し、慰安婦記録を共同で世界記録遺産に登録することを推し進めているが、これが前日の慰安婦合意中の「国際社会における相互非難 の自制」に抵触しかねないという。岸田文雄外相も28日、帰国後の取材で「韓国が(登録)申請に加わることはないだろう」と発言した。

  これについて韓国外交部は「事実無根。そのような合意をしたことはない」とコメントした。日本側がこの問題に言及したのは事実だが、民間主導で推進してい る事案をめぐって韓国政府が日本と合意するということ自体、ナンセンスだという。しかし韓国政府の釈明にもかかわらず、非難の声は容易には消えない。韓国 政府の考えとは異なり、日本側が慰安婦記録物の世界記録遺産登録を「国際社会における日本への非難」とみなし、韓国政府に「登録保留」を要請する状況が生 起する可能性は十分にある、という解釈も出ている。

 慰安婦合意に登場した「不可逆的(irreversible)」と いう用語の適切さをめぐっても、いろいろな話が出ている。外交専門家らは、この用語について「何度も約束を破って信頼し難い相手に対し、何らかの措置を強 制しようとする場合に使われる用語。北朝鮮の核をめぐる交渉で登場するが、通常の外交関係ではあまり使わない」と語った。

 今回「不可逆的」という表現には、日本側がこだわったという。29日付の読売新聞によると、安倍晋三首相は今月24日、岸田外相を首相官邸に呼び、慰安婦問題協議のための訪韓を指示すると共に「合意に『最終的かつ不可逆的』という文言が入らない場合、交渉をやめて帰るように」と注文した。

 韓国政府の元官僚だったある人物は「慰安婦問題に繰り返し言及する韓国を、日本は北朝鮮レベルと見ているということ。侮辱に近い表現を受け入れた」と語った。
(何が侮辱?)

李竜洙(イ・ヨンス)記者朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/12/30/2015123000737.html


(´・ω・`)中国の反応なんだけど
日韓の慰安婦合意、中国国民は「失望」―英メディア
2015年12月29日、BBC中国語版サイトは記事「慰安婦問題にかける日本の誠意、『注目して待つ』と中国」を掲載した。

28日、ソウルで従軍慰安婦問題に関する日韓外相会談が行われた。安倍晋三首相の謝罪、日本政府による元慰安婦に対する10億円の支出などが盛り込まれた「最終的かつ不可逆的な解決」が合意された。

29 日の定例記者会見で、中国外交部の陸慷(ルー・カン)報道官は日韓の合意について言及している。「日本が真摯(しんし)に侵略の歴史を正視し反省し、責任 ある態度で関連する問題を処理するよう促す」という従来の主張は変わらないとコメントした。一方、ネットユーザーからは「残念なコメント」「失望した」と の声も上がっている。

中国官制メディアの環球時報は29日の社説で、「日韓和解は日中対立のカードにはならない。日本政府が歴史問題に対する態度を変えなければ、中国を納得させることはできない」と厳しい姿勢を示している。
(翻訳・編集/増田聡太郎)
Record China2015.12.30
http://www.recordchina.co.jp/a126080.html
あれ、何か怒ってる?

慰安婦合意:英紙「日米の勝利」、香港紙「中国のほおを引っぱたいた」
各国のメディアの反応
中国紙・環球時報「米、韓日米が足並みそろえ中国に圧力かけること望む」
英紙・ガーディアン「安倍首相の重要な成功…米も間接的成功」

  中国は韓日の慰安婦問題合意に対し不快感をあらわにした。中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報は29日、台湾・東呉大学の劉必栄教授の話を引用し、 「(慰安婦関連の)日本の謝罪は米国が圧力をかけたため」「米国は、韓日が和解後に米国と足並みをそろえて中国に圧力をかけることを望んでいる」と書い た。劉必栄教授は「来年から南シナ海問題などで(韓米日同盟が)中国に対抗する可能性がある」と語った。

 台湾紙の中国時報は「韓日が歴 史的合意に達した時、台北駐日経済文化代表処(駐日代表部に相当)の駐日代表は休暇中だった」「台湾も韓国の事例を参考に、日本に謝罪と賠償を要求すべき だ」と書いた。中国でも「韓国式の慰安婦解決策は考慮に値する」という反応が出ている。香港紙の蘋果日報は「中国の強硬な謝罪要求にびくともしなかった日 本が韓国に手を差し出したことで『中国のほおを引っぱたいた形』になった」と報じた。

  英国紙ガーディアンは「韓国が慰安婦関連で合意したのは、日本と米国の勝利」との見出しで、「いわゆる慰安婦論争に関する韓日間の歴史的な合意は、安倍晋 三首相にとって重要な成功であると同時に、北朝鮮や中国の脅威に対抗して北東アジア(韓国・日本)同盟の構築を促してきた米国にとっても間接的な成功だ」 と評価した。また、「『両国間の新たな時代を切り開こう』という安倍首相のメッセージに対し、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は『今回の合意で両国間の信頼 を築き、新たな関係を切り開くことを希望する』と回答した」「朴大統領の反応は(日本に)比べると明らかに冷ややか(notably cooler)だった」と書いた。

 仏紙フィガロは「今回の合意は両国の外交関係の転換点」と評価しながらも、合意案が両国社会ですんな り受け入れられるかについては懐疑的だ。同紙は合意に反対する元慰安婦ユ・ヒナムさんの発言と合わせて、「今回の合意案を受けての韓国の世論は(賛否が) 入り交じっている」と報じた。さらに、「今回の合意のカギは、韓国側が今後、これを順守するかどうかだ」という神戸大学大学院の木村幹教授の言葉を引用、韓国側を依然として信じていない日本社会のムードを伝えた。そして、「尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部(省に相当)長官は『韓日国交正常化50周年が終わる直前の交渉が妥結してうれしい』と言ったが、尹長官の言葉に韓国の市民社会が共感しているかは疑問だ」と評した。

  欧州の従軍慰安婦被害国であるオランダも、今回の交渉合意に大きな関心を寄せている。第二次世界大戦時のオランダ人従軍慰安婦のための権益団体「日本名誉 負債財団」代表は現地の番組に出演し、「日本は70年ぶりに(戦争犯罪を)認めた。政治的圧力を行使した米国、そして韓国が今回の合意を実現させた」「オ ランダの元慰安婦も謝罪を受けられるようにする」と語った。

北京=アン・ヨンヒョン特派員 , イ・ボルチャン記者朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/12/30/2015123000823.html
(台湾、オランダはアジア女性基金で金受け取ってるでしょうに)

【「慰安婦」日韓合意】
中国、にじむ悔しさ…歴史共闘、韓国“離脱”の動き

  【北京=矢板明夫】日本と韓国が慰安婦問題で合意したことに関し、中国外務省の陸慷報道官は29日の定例記者会見で、歴史問題についての中国の従来の立場 を繰り返した上で「事の成り行きを見守りたい」と述べ、具体的な論評を避けた。だが、中国の官製メディアは批判的な論陣を張るなど、歴史問題で共闘してき た韓国の突然の“離脱”に悔しさをにじませた。

「米国が裏でいろいろ動いた結果」
 29日付の中国共産党機関紙、人民日報傘下の環球時報は1面トップで、日韓が慰安婦問題で合意に達したことを「意外だ」と伝えるとともに、韓国外務省前で抗議デモを行う市民団体の写真を大きく掲載した。

 この記事は遼寧省社会科学院の呂超研究員のコメントを引用する形で「米国が裏でいろいろと動いた結果だ。日本は韓国に譲歩したようにみえるが、一種の策略にすぎない。侵略戦争について本気で反省したわけではない」と分析した。

  北京の国際関係学者によれば、習近平政権はここ数年、東・南シナ海に積極的に進出したため日米や東南アジア諸国との関係が悪化した。一方で中国はロシアと 韓国との関係を強化。ロシアとは米国と対抗する狙いで連携を深め、韓国とは歴史問題で日本を批判して足並みをそろえてきた。

世界記憶遺産、一緒に申請のはずが…

  韓国の政治家による日本批判の発言は中国国内で大きく報道されるのが常だ。中国は、伊藤博文を暗殺した安重根の記念施設を韓国政府がハルビン駅前に建設す るのを特別に認めたこともある。また、中国国内では一般民衆のデモは認められないため、官製メディアが日本を批判する際は、韓国の反日団体がソウルの日本 大使館前で抗議するデモなどの映像を使用。韓国の動きを大きく伝えて習政権の対日強硬策を正当化させる思惑とみられる。

 しかし、韓国が慰安婦問題で日本と合意したことは、中国が歴史問題で日本をたたく際の重要な仲間を失うことになる可能性もある。中国共産党関係者は「中国は単独での対日批判はやりにくい。来年は中日関係も回復に向かうかもしれない」との見方を示した。
産経ニュース2015.12.31
http://www.sankei.com/politics/news/151229/plt1512290027-n1.html

ふーん
レコードチャイナと朝鮮日報と産経3つの記事から
1.今回の合意は対中国by米 だった
2.結構切羽詰まってるっぽい
このくらいは確かって言えるかな

自分は10億は時間稼ぎじゃないかと思ってるんだけど(憶測

米報道官韓国の責任
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151229/k10010356091000.html
そういうことなんで"irreversible"でヨロシク(無駄だろうけど

年末に何だかスッキリしないことになりましたが
みなさまよいお年を(´・ω・`)ノ

ふふ
本当に馬鹿馬鹿しい
こんな馬鹿馬鹿しい国と関わるのはうんざりですわね

そんなことより慰安婦問題焚き付けたゴミどもの追及を忘れてはいけないですわよ
ゴミども>>>>>>>>>>>>>>>>>>>安倍
安倍叩くなら100倍ゴミを叩くのを忘れるな!

例えばこういうところですね
『日韓外相会談に対する日本軍「慰安婦」問題解決全国行動声明』
2015年12月29日
日本軍「慰安婦」問題解決全国行動 共同代表 梁澄子 渡辺美奈
連絡先:日本軍「慰安婦」問題解決全国行動
東京都新宿区西早稲田2-3-18 AVACOビル2F wam気付
→h ttp://wam-peace.org/20151229/

朝鮮日報だって朝日新聞から始まったって書いてるじゃないですか

慰安婦合意:1991年朝日新聞の金学順さんインタビューから始まった「24年間の戦い」

紆余曲折を経た慰安婦交渉
金泳三政権のときに河野談話などで進展…日本の右翼の反対運動で後ずさり
李明博政権のときは妥結直前で白紙に

 従軍慰安婦問題が浮上したのは1991年8月、故・金学順(キム・ハクスン)さん(当時67歳)が、朝日新聞のインタビューを通して慰安婦の被害事実を初めて証言してからだ。17歳のとき日本軍に連れて行かれた金さんは「日本軍は慰安婦に関与しなかった」という日本政府の偽りの発表を聞き、自分の過去を公開することにした。その後、記者会見も行い、被害者およそ200人の証言が相次いだ。
(裁判の時と証言を変える国ってすごいですわね)

 翌年、日本の加藤紘一官房長官が、実態調査を通して日本軍が慰安所の運営に関与したという事実を初めて認めた。金泳三(キム・ヨンサム)大統領は92年、「被害者に対する金銭補償はこちらの仕事、日本は真相究明を」という基本的立場を明らかにした。その後、慰安婦動員の強制性を認めて謝罪する河野談話(93年)が出てきた。日本の教科書に慰安婦の事実が初めて記述され、関連基金が創設されたのもこの時期だ。

 しかし97年、「新しい歴史教科書を作る会」な ど日本の右翼団体が、慰安婦について認めたことを「自虐史観」と規定して反対運動を繰り広げたため、後ずさりが始まった。右翼側は、65年の国交正常化の とき「両国国民間の財産と権利の問題は解決した」とする条項を持ち出し、慰安婦関連の賠償もこれ以上取り上げてはならないという論理を展開した。

 韓国内外の市民団体の努力で、07年に米国連邦議会下院本会議で、日本に対し慰安婦関連の公式謝罪を要求する決議が採択された。08年には国連人権委も「責任を認めるべき」と日本を圧迫した。韓国の憲法裁判所は11年「韓国政府が被害者の請求権紛争を解決しようと努力しないのは違憲」という決定を下した。

 韓日両国の意見が最も近くなったのは、李明博(イ・ミョンバク)政権のときだった、日本の首相による謝罪の手紙、駐韓日本大使と被害者との対面および直接謝罪、被害者への賠償などを内容とする「佐々江案」と 「斉藤案」が12年に登場した。しかし日本の政権が自民党の安倍晋三政権に移ったことで、これらの案は白紙となった。しかし米国各地に慰安婦記念碑・少女 像などが立てられ、慰安婦問題は国際社会で「普遍的な女性の人権」問題へと拡大した。朴槿恵(パク・クンヘ)政権になり、14年4月から韓日局長級協議が 初めて稼働、1年8カ月経て今月28日に慰安婦交渉がひとまず妥結した。

鄭始幸(チョン・シヘン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2015.12.29
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/12/29/2015122900650.html


【コラム】「日本のせい」ではなく、日本を畏怖させる外交を

元慰安婦の女性たちが涙する本当の理由
元慰安婦たちに「希望拷問」ばかりの韓国政府は日本と同じ
日本のせいにばかりせず、韓国が思い切った転換実践すれば日本の方が窮地に

  今年87歳の李容洙(イ・ヨンス)さんはとうとう涙をこぼした。李容洙さんはおととい、ソウル市麻浦区にある韓国挺身隊対策協議会(挺対協)の事務所を訪 れた。朝早くに大邱を出発してソウルに来たという。韓日外相会談の結果を見守るためだ。李容洙さんは両国外相の発表を聞き、「日本は口ではそう言うが、実 際に謝罪したわけではない」と声を荒らげた。そして「お前ら(元慰安婦たち)がカネを稼ぎに行ったから、苦労したからカネをやる(ということだ)…」と言 いかけて、声を詰まらせた。

 大邱は李容洙さんの生まれ故郷だ。15歳だった1943年10月、「隣人に呼ばれて外出したところ、ほかの 女性4人と一緒に日本軍に連れて行かれた」という。汽車・トラック・船などに乗り換えた末に行き着いたのが台湾だった。そして10代半ばにして日本軍の性 の慰みものになった。第二次世界大戦が終わった後、故郷に戻ったが、半世紀近くにわたり自身がさいなまれたおぞましい過去について、誰にも訴えることがで きず、ずっと一人暮らしをしてきた。今は保証金180万ウォン(約18万円)の永久賃貸アパートで一人暮らしをしているという。
(家出じゃんw)

  筆者が慰安婦問題に初めてかかわったのは1991年夏、外交部(省に相当)に出入りしていた時のことだった。「従軍慰安婦」だったという事実を隠して生き てきた数人の元慰安婦女性が初めて口を開いた。同年8月、当時67歳だった金学順(キム・ハクスン)さんが記者会見を開き、17歳の時に3カ月間従軍慰安 婦として暮らし、脱出したことを公表した。この時から宮澤喜一首相=当時=が訪韓した92年初めまで、韓国は「慰安婦問題の大きな炎」に包まれた。激しい デモが相次ぎ、日の丸や日本人政治家の人形に火がつけられた。きょう1211回目を迎えるソウルの日本大使館前で水曜集会が始まったのもこのころだ。

 慰安婦問題が明らかになると、韓国政府は日本に対し超強硬姿勢を取った。盧泰愚(ノ・テウ)大統領=当時=は日本の首相を前にして「歴史と国民の前でうそをついている」と責め立てた。だが、韓国政府の焦点は慰安婦問題ではなく、韓国の貿易赤字の大半を占める対日貿易不均衡の改善案を日本側から引き出すことだった。 当時水面下で行われた韓日実務交渉の場で会った韓国の外交官は「慰安婦問題を対日貿易不均衡と結び付ける交渉は、外交官の良心上、到底できない」とまで 言った。こうした紆余(うよ)曲折の末、韓日経済協力案が整備されたが、実質的な貿易不均衡改善効果はほとんどなかった。
(歴史認識問題は完全な口実だと白状しましたね)

 日本の専門家たちによると、慰安婦や歴史認識問題を別の何かと結び付ける韓国側の交渉戦略は、日本に逆利用されるのが常だったという。かえって、1993年に金泳三(キム・ヨンサム)大統領が就任直後に「慰安婦問題に関して金銭的補償は要求しないから、歴史の真実を明らかにしよう」と言ってきた時、日本は一番困惑したとのことだ。事実、日本側が慰安婦問題で最も前向きな姿勢を取ったと評価される河野談話はその直後に発表され、慰安婦問題が初めて日本の教科書に掲載された。
(金銭的補償は要求しないというのが口実だと白状しましたね)

  しかし、その後25年近く、慰安婦問題は堂々巡りをするばかりだった。韓国政府は日本に国としての賠償を要求する元慰安婦たちに対し、正直にそれが「容易 でない要求」であることを説得する勇気もなかった。だからといって、日本に対して思い切った提案をする自信もなかった。ただ、慰安婦問題に関する国内外の 怒りが沸点に達しそうになったら臨機応変に対日強硬姿勢を取ることで精いっぱいだった。韓国政府は元慰安婦たちにこうした形で「希望拷問」(実現できない ことを知りながら、実現できるかのように希望を持たせ、結果的に苦しめること)をしてきたのだ。

 筆者はしばしば、日本の首相が予定外で来韓し、元慰安婦の女性たちが暮らしている京畿道の「ナヌムの家」を 訪れ、頭を下げて謝罪する姿を想像していた。日本と同じく第二次世界大戦の戦犯国であるドイツは、折に触れてナチスの被害者のもとを訪れ、許しを請うた。 もし、日本もそれができたなら、日本を見直していただろうし、日本を恐れる気持ちも膨らんでいただろう。だが、日本はそうはできない国だということが今回 の交渉であらためて明らかになった。ドイツがヨーロッパだけでなく世界のリーダー国となった一方で、日本が近隣諸国との旧怨(古くからの恨み)に足を引っ 張られ、さらに前に進めないのも、こうした理由があるからだろう。

 日本を相手に激しい言葉で感情的に対応すれば、国際社会の中で韓国人 自らが「韓国の立場」を狭めるばかりだ。この3年間、現政権がやってきた対日外交の失敗がその証拠だ。韓日関係は慰安婦交渉合意で再び出発点に立った。今 こそ日本に韓国を畏怖させる発想の転換と外交戦略を考えなければならない。慰安婦問題を初めて提起した金学順さんは1997年にこの世を去った。金学順さ んをはじめ、元慰安婦として登録された約200人のうち、現在生存しているのは46人だけだ。日本のせいにばかりにするのではなく、私たち韓国人が真心を もって元慰安婦の女性たちに寄り添って行ければと思う。
(畏怖・・・まぁガンバレwそして合意覆す気満々と白状しましたね) 
朴斗植(パク・ドゥシク)副局長兼社会部長
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2015.12.30
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/12/30/2015123001044.html 

慰安婦めぐる日本の報道に懸念強まる 合意揺るがす恐れも
少女像移転に反対
http://app.yonhapnews.co.kr/YNA/Basic/ArticleJapan/new_ArticlePhoto/YIBW_new_showArticlePhotoView.aspx?contents_id=PYH20151230073400882

【東 京聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦問題をめぐり、韓日外相が28日に発表した合意に含まれていない内容が日本メディアにより「内々の合意」事項などとして 報じられ、これに韓国政府が反論する事態が相次いでいる。報道は支持基盤である保守層を意識した安倍晋三首相の「希望事項」が反映されたものとみられる が、韓国世論の反発を呼び、ただでさえ危うい合意を根本から揺るがしかねず、懸念が強まっている。

 韓日は外相会談で、慰安婦被害者を支 援するための財団を韓国政府が設立し、日本側が10億円程度を拠出すること、日本側が撤去を求めているソウルの日本大使館前に設置された慰安婦被害者を象 徴する少女像について、韓国政府が関連団体との協議を通じて解決に努力することなどで合意した。

 朝日新聞は30日、複数の日本政府関係者の話として、少女像の移転が財団への拠出の前提になっていることは韓国と内々に確認済みだと報じた。

 これに対し、韓国政府当局者は「完全なねつ造」と即座に反論したが、韓国のポータルサイトなどには報道を受け韓国政府を批判する書き込みなどが殺到している。

 29日には、韓日外相が前日の会談で、韓国政府が慰安婦関連資料の国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界記憶遺産への登録申請を見送ることで合意したとする時事通信の報道をめぐり、攻防が繰り広げられた。

 韓国外交部当局者が報道を「事実無根」と一蹴したところ、30日付の産経新聞は「(韓国が)記憶遺産不参加を否定」と一面トップで報じた。毎日新聞日本経済新聞なども同様の報道をしている。

 登録申請は政府が関与することではなく、韓日間にそうした合意はなかったというのが韓国政府の立場だが、日本メディアの記事は一見すると韓国が登録を申請するという意味に誤解されかねない。

 東京都市大の李洪千(イ・ホンチョン)准教授(メディア情報学)は「日本の報道内容は(慰安婦問題に対する)日本政府の解決意欲を疑わせるもの。合意を受けて韓国政府が被害者らの説得に苦労しているなか、こうした報道は韓国の世論を分裂させ、韓国政府の立場を苦しくさせる」と指摘した。そうなると日本政府が望む通りの解決は得られないとし、「日本政府は一方的な自己主張をするのではなく、韓国政府の被害者の説得に力添えすべきだ」と述べた。
(そんなん知ったこっちゃねぇw)

  先月の韓日首脳会談の前後にも、同じようなことがあった。安倍首相が朴槿恵(パク・クネ)大統領に対話内容の非公開を提案したにもかかわらず、日本メディ アは首脳会談の少人数会合で議論されたとする内容を相次ぎ報道し、そのたびに韓国政府は「事実と異なる」などと否定した。
聯合ニュース
朝鮮日報日本語版2015.12.30
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/12/30/2015123002565.html
報道管制敷けって言ってるんですかねぇ。さすが外国人記者を起訴する国。

ナヌムの家謝罪する外交部
元慰安婦の女性たちに会う外交部次官
http://news.joins.com/article/19324374

( ゚∀゚) アハハハハノヽノヽノ \ / \ / \
被害者でもないものを被害者に仕立て上げて挙句自分で頭下げに行って馬鹿みたい 

背景に中国国内における江沢民告訴――中国で入国拒否されたミス・カナダ
ミス・カナダアナスタシア・リン

遠藤誉(東京福祉大学国際交流センター長)

 中国海南島で開かれたミス・ワールド世界大会に出場しようとしたカナダ代表リンさんが入国を拒否された。その背景には今年5月に改正された行政訴訟法と、それに基づいて中国国内で告訴された江沢民の問題がある。

入国拒否されたミス・カナダのアナスタシア・リン  中国系カナダ人のアナスタシア・リンさんは、12月19日に中国の海南島三亜市で開催されるミス・ワールド世界大会に参加するため中国に入国しようとし た。ところが駐カナダの中国大使館はリンさんのビザを発給することを拒否した。そこで香港経由で中国入国を試みるため中国政府の特別行政区で入国要件が異 なる香港に行った。それでも中国大陸への入国は拒否されてしまった。

 理由は、彼女が中国における人権問題に関して活動しているからだ。

 中国出身のリンさんは13歳のとき、父親と離婚した母親とともにカナダへ移住。トロント大学で演劇を学び、在学中から中国の人権問題をあつかう映画やテレビ番組に出演してきた。カナダ映画『最前線(原題:The Bleeding Edge)』で、リンさんは収監される法輪功学習者を演じている。今年7月には米議会の公聴会で、法輪功学習者に対する中国政府による迫害や臓器狩りの実態について証言したこともある。

 そこで彼女は香港で記者会見を開催し、「拷問で大半の歯を失った人権弁護士・高智晟氏が歯医者にさえいけないのはなぜか。臓器移植ドナーと死刑執行の数を合わせても数万件の移植手術件数に満たないのはなぜか。自国民に検閲のない情報を見ることを許さないのはなぜか。中国政府に聞きたい」(「大紀元」)など、中国の人権問題と言論弾圧に関心を向けるように訴えた。

法輪功学習者による江沢民告訴と新「行政訴訟法」 昨年11月1日、第12回全国人民代表大会常務委員会第11次会議で決議された「中華人民共和国行政訴訟法の修改正」は、今年5月1日から「新行政訴訟法」として施行されている。

  これまでの訴訟法では、多くの人民からの訴えを訴訟として受理することが少なく、もっぱら「上訪」(サン・ファン)という陳情者の受付箱や受付窓口で処理 することが多かった。処理すると言っても、陳情書を受け取るだけ受け取ってゴミ箱に捨てるか、陳情を聞くだけ聞いて無視する、あるいは追い払うという情況 がほとんどだ。最近はインターネットを通して「上訪」ボックスに投稿するケースも見られる。特に法輪功学習者が訴えた場合は、それを受理しないどころか、 必ず逮捕され、拷問や生きたままの(第三者への移植のための)臓器摘出などにより死に至る者が多かった。

 しかし、習近平政権は反腐敗運動を展開するに当たり、「依法治国」(法によって国を治める)を政権スローガンの一つにしている。中国政府に対する暴動やデモは、大小合わせると年間18万件に 上ると清華大学の教授は計算して出しているくらいだ。これを放置すれば、反政府暴動が本格化するのは時間の問題だろう。特に悪化する一方の大気汚染は、貧 富の別なく、すべての中国人民を「息ができない」現状に追い込み、環境汚染をここまで放置して利益ばかりを追及してきた党幹部への不満は限界に達してい る。

 そこで暴動やデモへと走らずに、「法に訴える」手段を、すべての人民に与えるという決定をして「新行政訴訟法」を発布したのである。

 同法の第3条には、「人民法院は、公民、法人およびその他の組織が起訴する権利を保障すべきで、法により受理すべき行政案件を受理しなければならない」とある。中国語では「有案必立、有訴必理」と称する。

 また司法解釈では「基礎条件を満たす場合、全ての訴訟申し立てを受理しなければならない。その場で受理可能か否かを判断できない場合は、訴状を受け取ったあと7日以内に回答しなければならない」としている。

 この瞬間、歓喜の声が人民の間に走った。一気に40万件の訴訟案件が人民法院に集まり、今年5月だけで受理数の増加率は221%に上っている。

 中でも最も俊敏にして顕著な動きを見せたのは法輪功学習者たちだ。

  江沢民元国家主席により1999年6月10日から激しい迫害を受けてきた法輪功学習者たちは、中国全土で競って江沢民を告訴する運動を起こし、いま現在、 法輪功学習者の直接の被害者が原告となって中国の最高人民検察院(最高検察庁)や最高人民法院(最高裁判所)に告訴した原告の数は中国国内で20万人に達 しているという。また被害者に同情して署名活動をし告発状を最高人民検察院や最高人民法院に送った数は、それぞれ38万8千人分(最高人民検察院)および 32万2千人分(最高人民法院)となっているとのこと。このデータは配達証明などにより確認された数字であることを、筆者は直接、法輪功関係者から聞き 取った。かれらによれば、さらに国外からの原告の人数も合わせれば、百万人に達しているという。

 中国の司法当局は、この江沢民告訴や告発に関して、7日以内に「受理せず」という通達を出していない。

 新「行政訴訟法」によれば、受理しないためのよほど正当な理由がない限り、受理しなかった責任者は責任を問われることになっているからだ。

  すでに牢獄にいる薄熙来や周永康らは、この法輪功迫害に関して協力した見返りに江沢民から多くの恩恵を受けて出世した連中だ(薄熙来と法輪功の関係に関し ては『チャイナ・ジャッジ 毛沢東になれなかった男』に、周永康と法輪功の関係に関しては『中国人が選んだワースト中国人番付 やはり紅い中国は腐敗で滅 ぶ』に詳述した)。

 法輪功学習者らの行動は、習近平政権にとって、ある意味、腐敗の頂点に立つ江沢民に一定の圧力を掛ける効果を持つ。一方では今年11月1日から施行されている「中華人民共和国刑法修正案」では、法輪功に対する処罰を、改正前よりも厳しくしている。

  つまり習近平政権にとっては、中国政府に対する国内のさまざまな不満要素のはけ口は創ってやり、法輪功学習者の告訴により江沢民を結果的に窮地に追いやり はするが、かと言って、「精神的な力」を持ち得る法輪功が幅を利かせては困るので、あくまでも邪教として徹底的に取り締るということなのである。
カナダのアナスタシア・リンさんの入国拒否は、この線上にあったと言っていいだろう。

江沢民を「生かさず、殺さず」 なんと言っても江沢民は神聖なる中国共産党の「党章(党規約)」に名前が載っている元中国共産党中央委員会総書記であり元中央軍事委員会主席であり、元国家主席だ。そのような人物を逮捕などしたら、中国共産党の権威に傷がつく。一党支配体制の正当性にも動揺をもたらす。

 おまけに習近平が現在の地位を獲得できたのは、ひとえに江沢民とその大番頭だった曽慶紅のお蔭だ。

 こうした諸々の原因があり、習近平国家主席としては、決して「江沢民逮捕」などという事態には持っていけない。

 おまけに江沢民の腹心は曽慶紅以外すべて投獄されているので、江沢民には彼のために動いてくれる部下がすでにいない。
だから、このまま放っておけばいいのだが、まだ江沢民の息子・江綿恒が綱渡りをしながら生きている。その孫も、チャイナ・セブン(習近平政権の中共中央政治局常務委員7人)の党内序列ナンバー5の劉雲山の息子と結託しながら、まだ「商売」に励んでいる。

 油断はできない。

  そこで江沢民を「生かさず、殺さず」の状態に置きながら、プレッシャーも与えつつ、かつ法輪功が活躍する余地はもぎ取っておくというのが、習近平の魂胆 だ。法輪功は何よりも「精神的力」で横につながっている。中国政府にとって、これほど好ましくない存在はない。金で心を買うことはできても、尊厳は買えな いからだ。

 筆者は法輪功の運動に関しては全くの中立だ。

 しかしかつて法輪功学習者が増えたのは、中国の医療制度が充実していないために、健康を保つ目的で気功を始めたのが原因だったことは確かだ とみなしている。改革開放により、それまで国家によって守られていた「揺りかごから墓場まで」の生涯保障制度は崩れ、その一方で近代国家としての医療制度 の充実も進まない時期が長く続いた。気功を通して健康を保とうという動きはまたたく間に中国全土に広がった。中南海の中にも学習者がいた。問題は、気功の 修練の中には「精神の安定」や「自由な精神の拠り所」を求めるという出発点があるということだ。これは中国共産党が「信仰」として強要している社会主義の 核心的価値観と相いれないという要素を持っているだけでなく、「精神的に横につながると反政府運動になる危険性を持っている」という警戒心から弾圧を始めたという事実は認識しておいた方がいいだろう。

(その中には法輪功に同情的だった当時の朱鎔基首相に対する江沢民の激しい嫉妬という「中南海内の闘い」も含まれているが、話が長くなるので、ここでは省く。)

遠藤 誉
1941 年中国生まれ。中国革命戦を経験し1953年に日本帰国。東京福祉大学国際交流センター長、筑波大学名誉教授、理学博士。中国社会科学院社会科学研究所客 員研究員・教授などを歴任。『チャイナ・セブン <紅い皇帝>習近平』『チャイナ・ナイン 中国を動かす9人の男たち』『ネット大国中国 言論をめぐる攻 防』など著書多数。近著に『毛沢東 日本軍と共謀した男』(新潮新書)
ニューズウィーク日本版 2015.12.21
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/12/post-4275_1.php

先日SEALDs街宣で貧困で臓器を売ってるというスピーチをした人がいるが
臓器移植ビジネスといえば中国だよね?
→ SEALDs「貧困で臓器売買」の元ネタは?

法輪功信者が酷い目にあっているらしい

【youtube】「臓器のための殺人」- 暗闇の中国の臓器移植ビジネス

法輪功の資料ないかなと思って検索してこんなの見つけた

「法輪功」とは何か 「法輪功」とは、いったい何か。一口で言えば、中国の「オウム真理教」です。その教祖は現在アメリカにいる李洪志という人物です。「法輪功」も「オウム真理教」も他のカルト集団と同様ですが、教義や教祖への絶対服従と絶対崇拝を要求し、信者にマインドコントロールを施すのです。

  「法輪功」の教祖である李洪志はまず「善良」を看板にして、「心を修練し、体を鍛える」、長期にわたって「法輪功」を修練すれば、「薬なしで病気を癒し、 健康になる」などと口説いて入門させます。続いて彼の書いた「経書」を読ませ、さらに、「地球は爆発する」など「世界の終末説」をばら撒き、教祖のみが世 界を救い、「人を済度して天国に行かせる」と唱え、信者たちを恐怖のどん底に陥れて狂乱させます。その結果、信者は教祖に絶対服従するようになり、善悪の 判断能力を失い、己を害し、他人を害するなど、極端な行動に走ってしまいます。

 中国政府のこれまでの統計によりますと、「法輪功」の狂信者の中に、自殺或いは投薬や治療を拒否して死亡した者はすでに1600人を超え、精神に障害をきたした者は650余人に達したのです。また、殺人を犯した者は11人で、障害者となった者は144人にのぼります。

  この中で、特に人を驚かせたのは、今年の1月23日、つまり中華民族が21世紀になって初めて迎える春節(旧正月)を前にして一家団欒で過ごす大晦日に、 7人の「法輪功」の狂信者が北京の天安門広場で焼身自殺を図る事件を起こしたのです。その中の2人は未遂に終りましたが、4人がひどい焼けどを負って顔形 がまったく分からなくなり、1人がその場で焼死しました。火傷を負った4人の中に、なんと、12歳になったばかりの少女もいました。彼女は「法輪功」に夢 中になった母親に焼身自殺の現場に連れて来られたのでした。理性と母性愛をここまで失うとはと、人々を驚かせました。

 事実が物語っているように、「法輪功」は日本国民に嫌われる「オウム真理教」と同様に、人権を踏みにじり、社会に危害を与える紛れもないカルト教団そのものです。中国政府は信教の自由を尊重します。しかし、他の国と同様に、カルト教団に対しては決して座視することは出来ません。国民の強い要望に答え、法に基づいてカルト教団である「法輪功」を取り締まり、厳しく打撃を与えることは、国民の生活と生命安全を守り、正常な社会秩序を維持するためなのです。

中華人民共和国駐日本国大使館
h ttp://www.china-embassy.or.jp/jpn/zt/xjflg/t62971.htm 

( ̄д ̄)これが公式見解か~~~~!中国ってすごい国だな。

中国政府を批判 仏記者を事実上の国外退去処分
中国報道仏記者1

中国政府は、パリの同時テロ事件をウイグル族に対する締めつけに利用していると中国政府を批判する記事を書いたフランス人の女性記者について、「テロリズムの片棒を担いだ」と非難し、中国での取材活動を認めず、事実上の国外退去処分としました。

問題となったのは先月18日にフランスの週刊誌「ル・ヌーベル・オプセルバトゥール」のサイトに女性記者のウルスラ・ゴーティエさんが載せた記事で、中国政府は国際的なテロリストを取り締まるという名目で、ウイグル族に対する締めつけを強化していると批判しました。

中国報道仏記者4

これについて、中国外務省の陸慷報道官は26日、コメントを発表し、「ゴーティエ記者はテロリズムの片棒を担いだにもかかわらず、中国の国民に謝罪していない」などと非難し、これ以上、中国国内での取材活動を認めず、事実上の国外退去処分としたことを明らかにしました。

一方、ゴーティエ記者は26日、NHKの取材に対して、25日、外務省に呼ばれ、ことしのうちに出国するよう申し渡されたとしたうえで、「ここ2、3年、ジャーナリストに対する締めつけは、ますます厳しくなっていて、息苦しさを感じている。中国政府は外国のメディアに対してもプロパガンダを強要しているが、私は受け入れられない」と述べ、今月31日にフランスに帰国することを明らかにしました。

中国に駐在する外国メディアを巡っては、過去にも中国に批判的な記事を書いた記者に取材ビザが認められない事態が起きています。

外国人記者への嫌がらせ あと絶たず中国報道仏記者5

中国では警察や当局関係者などから取材に対する嫌がらせが、あとを絶ちません。

中国に駐在する外国人記者は毎年、年末に記者証と取材ビザの更新を義務づけられていますが、北京駐在の外国人記者で作る「外国人記者クラブ」はビザの更新手続きについて調べた結果を、ことし5月に公表しています。

それによりますと、調査に応じた126人のうち、10人が記事の内容を理由にビザを取り消すとか更新を拒否すると警告されたと回答し、このうち、複数の記者は警察から直接、報道姿勢を変えなければビザを発給しないと言われたということです。

また、「外国人記者クラブ」が外国人記者の取材環境について調べた、ことしの年次報告書によりますと取材活動中に警察などの妨害を受けた外国人記者は、回答した117人の72%以上に上ったということです。

さらに外国メディアの取材に応じた人や、外国メディアで働く中国人に対する脅迫や嫌がらせも報告されていて、「取材環境が国際的な基準に達していない」という回答は96%に上ったということです。

相次ぐ外国人記者の国外退去
中国駐在の外国人記者が取材ビザの更新を拒否されるケースは、ここ数年、相次いでいて、中国の社会問題や共産党指導者への批判的な報道が、その原因とみられています。

このうち、2012年には北京に駐在する中東の衛星テレビ局、アルジャジーラに勤めるアメリカ人の女性記者がビザの更新を拒否され、国外退去を余儀なくされました。(
中国報道仏記者7

この記者は強制的な住宅の立ち退きや、官僚の腐敗など地方政府の不正を訴える人々を不当に拘束する収容施設の実態をはじめ、中国の社会問題の取材を数多く手がけていました。

また、同じ年にはアメリカの新聞「ニューヨーク・タイムズ」の北京駐在の男性記者のビザが更新されず、当時の温家宝首相の親族が巨額の資産を保有していると伝えたことへの報復措置とみられています。

ま た、外国メディアで働く中国人の助手に対する締めつけや嫌がらせも強まっています。去年10月には、香港で民主的な選挙を求める学生たちの抗議デモを取材 したドイツの週刊紙の中国人助手が北京に戻ってから公安当局に長期間身柄を拘束されたうえ、ドイツ人の記者も公安当局の執ような取り調べに身の危険を感じ たとして、帰国しました。
NHKNewsWeb2015.12.26
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151226/k10010354201000.html
ウイグル弾圧しておいてテロリスト呼ばわり
中国は何でも逆に言うんですね
ダライ・ラマが稀代の嘘つきとか。
ディスカウント・ジャパンは侵略の布石


アルジャジーラ北京支局の英語記者追放、当局が番組問題視か
中国報道仏記者アルジャジーラ北京英語
http://www.reuters.com/article/us-china-media-idUSBRE84704G20120508

[北京 8日 ロイター] 中東の衛星テレビ局アルジャジーラは8日、中国当局が北京支局に在籍する女性記者の査証(ビザ)の更新を拒否したため、支局の英語部門を閉鎖した。事実上の追放とみられ、記者証を所持していた外国人記者の追放は13年ぶり。

記者は米国籍のメリッサ・チャンさんで、2007年から同局の英語サービスで勤務。チャンさんのツイッターアカウントには1万4000人以上のフォロワーがいる。
この件に関して、中国外務省からのコメントは得られておらず、チャンさん本人もコメントすることはないと話している。
中国の外国人記者クラブ(FCCC)は、アルジャジーラで放送された海外制作のドキュメンタリー番組などを当局が問題視したため、チャンさんの記者証が無効になったと指摘。その上で「中国の外国人記者に対する検閲や脅迫のためにジャーナリストビザを利用する最も極端な例だ」と今回の処分を批判した。
また、アルジャジーラは「中国の報道機関が世界のニュースを自由に取材しているように、中国にいるアルジャジーラの記者にも自由な報道活動が認められることを期待する」と声明を発表。北京支局のアラビア語部門の記者は活動を続けるという。
外国人記者が最後に追放されたのは1998年で、国家機密を違法に取得したなどとして日本人記者らが国外追放処分を受けた。
ロイター2012.5.8
http://jp.reuters.com/article/tk0798290-china-media-al-jazeera-idJPTYE84704I20120508

ふーん
政権批判し放題の日本で報道の自由度が下がってるっていうのはどっかの国の意向でもあるんですかねぇ
言論の自由を奪ってるのは誰ですか? 

こちらの記事によると
日中和解はホンモノか?~豪で進む驚愕の反日プロジェクト

「2013年、中国は大金を投入し、全世界で「反日プロパガンダ」を行います。」

日本はスパイ防止法もないし、工作し放題ですから。

【満州文化物語(10)】
娘の首に刀を…「ごめんね、母さんもすぐに逝くからね」 ソ連軍に蹂躙された「葛根廟事件」
戦前戦中の満州

世界遺産にふさわしい
 日本人として決して忘れてはならない歴史の事実がある。例えば、先の大戦でソ連(当時)がわが国に対してやったことだ。

 昭和20(1945)年8月9日、日ソ中立条約を一方的に破棄して旧満州、千島・樺太へと侵攻してきたソ連軍は、日本の民間人に対して殺戮(さつりく)、略奪、レイプの非道極まりない行為を容赦なく繰り返した。
  領土的野心を剥(む)きだしにしたソ連軍は8月15日以降もひとり戦闘行為を止めない。ポツダム宣言に背き約60万人の日本人をシベリアへ連れ去り、酷寒 の地でろくな食事も与えず、重労働を強制し、約6万人を死に至らしめた。人権への配慮などかけらもない所業。「世界遺産」として、人類の記憶にとどめてお くのに、これほどふさわしいものはないではないか。
 それだけではない。8月22日、樺太から北海道への避難民を 満載した小笠原丸など3隻が留萌沖で国籍を秘した潜水艦の攻撃を受け、約1700人が犠牲になった。ほとんどが女性や子供、お年寄り。日本の船は民間船で あることを明示していた。魚雷攻撃で冷たい海に投げ出され、波間に漂う人たちを、あざ笑うかのように機銃掃射でとどめを刺したのである。

何度も死を覚悟
 満州の北西部を貫く大興安嶺の山脈と広大な草原。満州国時代、モンゴル(蒙古)人が多いこの地域に、興安総省が設けられ、総省公署(役所)が置かれたのが、「興安街(こうあんがい)」(現中国・内モンゴル自治区ウランホト)であった。

  終戦時の在留邦人は約4000人(周辺地域を含む)。8月14日、このうち約1000人の民間人が興安の南東約40キロのラマ寺院、葛根廟(かっこんびょ う)近くでソ連軍の戦車十数両に蹂躙(じゅうりん)されて虐殺。あるいは絶望しての自決によって亡くなった。助かったのはわずか百十数人。親を殺された 30人あまりは残留孤児となった。「葛根廟事件」である。

 大島満吉(79)はそこで生き地獄を見た。何度「死」を覚悟したか分からない。当時、国民学校(小学校)4年生。両親と兄、弟、妹の6人家族で、興安街から徒歩で南へ向かって避難する途中だった。
  14日正午近く、真夏のギラギラとした陽ざしが照りつけていたのを覚えている。「戦車だっ!」。避難民の隊列の戦闘付近にいた満吉は、後方から叫び声を聞 く。くもの子を散らすように逃げ出した避難民の後から、轟音(ごうおん)を響かせて追いかけてくるソ連軍の戦車群が見えた。
  「キャー、逃げろ!」。ドーン、ドカーン…日本人の悲鳴をかき消すように戦車砲が炸裂(さくれつ)する。地鳴りのようなキャタピラの音。ダダダっ…機銃や 自動小銃の発射音が鳴り止まない。母らと一緒に近くの壕(ごう=自然にできた大きな亀裂)の中へ飛び込んだ満吉は銃を持った人影を見た。
日本兵が助けにきてくれたのかと思ったら、ソ連兵だったのです。私の背中のすぐ後ろで、日本人に向けていきなりダダダっと自動小銃を発射しました。ギャーという悲鳴、ブスブスっと銃弾が体に食い込む音…あっという間に30人ぐらいが殺されました」

悲しき最後の晩さん
  終戦間際、満州では南方へ転身していた関東軍の兵力を穴埋めするために、一般の多くの成人男子が「根こそぎ動員」で軍隊に召集されていた。葛根廟事件に遭 遇したのはほとんどが、女性や子供、お年寄りである。武器はわずかな成人男子が小銃などを持っていただけ。その“弱者集団”を戦車が虫ケラのように踏みつ ぶし、砲や自動小銃で撃ち殺したのだ。

 絶望した避難民は、青酸カリをあおったり、互いに短刀を胸に突き刺したり、わが子の首 をヒモで絞めて自決する人たちが相次ぐ。壕の中には母親と満吉、6歳の弟と2歳の妹…。覚悟を決めた母親は妹の首にいきなり刀を突き立てた。「ごめんね、 母さんもすぐに逝(い)くからね」。鮮血があふれ、妹は声も出さずに死んでいった。泣きながら小さな顔に頬ずりをして、手を合わせた母の姿が忘れられな い。
 国民学校の校長先生の子供たちがいた。両親はすでに亡い。ひとつ年上の長女から声を掛けられた。
 「『最後の晩さん』をしましょう、って。荷物の中にあったそうめんや角砂糖を出してきて一緒に食べました。味なんかしなかった。ああこの世の別れなんだ。『死にたくない』って思いましたけれど…」
 満吉の前に十数人の列ができていた。日本刀を持った在郷軍人に刺し殺してもらうのを順番に待っているのだ。 
そのとき、離ればなれになっていた父親とひとつ上の兄が突然、壕に姿を見せる。「お前たち、生きてたのか! 随分、探したんだぞ。さあ立て、こんなところで死ぬことはない」。父親の大声が響いた。

 だが、母は動こうとしない。「あたしは行けないよ。(娘が死んだ)ここに一緒に残るんだ」。父親は母の体を引きずるようにして無理やり立たせた。「終わったことは仕方がない。さあ逃げるんだっ」。

生涯消えない記憶 
 大島一家は、葛根廟から新京(現・中国長春)へと逃れ、妹を除く家族5人が奇跡的に助かった。
 だが、極限の状況の中で自分の子を手に掛けねばならなかった母の悲しみ、苦しみは生涯消えることはない。戦後、満吉は9回、現地を再訪したが、生前の母は決してその地を訪れようとはしなかった。
 「最後の晩さん」をともにした校長先生の長女はその後、病死。4人兄弟のうち、ひとりだけが、残留孤児になって来日を果たしている。国民学校270人の児童のうち、実に約200人が亡くなった。
 同じ興安街の住人、同じ国民学校の児童でありながら、1日の遅れ、いやわずか1時間の差が彼らの生死を分けてしまう。
 あまりにも残酷な運命を戦後遅くなって知った人もいる。葛根廟事件は、助かった者にも「重い十字架」を背負わせた。それは次回に書く。
=敬称略、隔週掲載
(文化部編集委員 喜多由浩)
産経ニュース2015.11.8
http://www.sankei.com/premium/news/151108/prm1511080016-n1.html
 
このページのトップヘ

0 件のコメント:

コメントを投稿