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韓国版ヤフー知恵袋のネイバー知識人から、「なぜ日本は昔から強かったのですか?」という質問に対する回答を翻訳してみました。

質問者
日本が強かった理由が何ですか?
日本のことは嫌いですが興味があります。
土地が広いわけでもなく、人口がそれほど多いわけでもありません。
韓国は度々、外国から侵略を受けており、外国に貢物を捧げる姿を歴史劇やドラマで見かけますが、日本は逆に他国を侵略してその国の財産を奪ってきました。
これはなぜなのでしょうか?

翻訳元:http://kin.naver.com/qna/detail.nhn?d1id=11&dirId=111001&docId=221255208



回答者1
日本は東西南北が海に囲まれているので、簡単に侵略されることはありません。
日本が侵略されたのは、対馬を除いては、中世時代には一度もありません。
東京や大阪が侵略されたことはありませんでした。
だから、自分たち同士で戦争さえしなければ、軍事力を育み、軍糧米を蓄えて発展することができます。



回答者2
日本に関する質問ですね。
日本は古くから島という地理的特性上、大陸と離れていたため、相対的にほとんど侵略を受けてきませんでした。
そして、日本の歴史を見れば分かりますが、長期間の内戦を経験し、自然と軍事力を成長させてきました。
その後、西欧列強がアジアとアフリカ諸国を植民地化した帝国主義時代に、アジアで最も早く近代化に成功し、強大な軍事力を備えた国に成長しました。
以上です。



回答者3
歴史的に見て、日本は特別強い国ではありません。
中央集権化も韓国より遅れており、文明水準も明治維新以前は、朝鮮より優れていたとは言えませんでした。

ただ、島国であるため、外部からの侵攻を受けることはほとんどありませんでした。
最大の危機と言えば、モンゴルと高麗の連合軍(麗蒙連合軍)が侵攻した時ですが、その時も日本軍は特に強大な戦力があったわけでもないにも関わらず、台風により麗蒙連合軍は自滅しました。

そして、偶然起きたそのことが、その後の日本に悪い意味で大きな影響を及ぼすことになりました。
日本人は、その台風を「神風」と呼び、その後、第二次世界大戦において、燃料だけを搭載し、米国航空母艦に突撃し、自爆した戦闘機も「神風」と呼びました。

いずれにせよ、日本の歴史はそれほど大したものではありません。

一方、韓国は、中国と北方遊牧民族に度々攻め込まれることがありましたが、これは国土が小さく、地理的に強大国の隣に位置していたためにそうなったのであって、高麗や朝鮮が弱い国ということではありませんでした。
韓国は小さな国ですが、外国の支配を受けたことはそれほど多くはありません。

農民の反乱を日本では一揆と言います。
壬辰倭乱の頃、日本では農民が反乱を起こさないよう、農民に武器を持たせないようにしました。
その後しばらく農民たちは戦争もせず、農作業のみに従事しており、農業生産量が増えた側面があります。

日本があちこちへ侵略を始めたのは近代になってのことであり、この契機になったのが、まさに明治維新です。
「るろうに剣心」というマンガを読んだことがありますか?
このマンガは明治維新の前後を背景に描かれた作品です。
韓国は外国文化が入って来た時、それを排斥し、門を閉じてしまいましたが、日本は明治維新で開花し、先進国になるまで発展することに成功しました。
その後、琉球王国(現在の沖縄)や朝鮮を侵略したのです。

土地が広ければいいというものではありません。
発展の遅れた中国は日本に敗れました。
当時の中国は、他の人たちがスマートフォンでカカオトークをやっている時に、ガラケーで「ぷよぷよ」をやっているレベルでした。
だから中国は、日本に敗れたのです。

そしてロシアも日本に敗れました。
しかし、これは中国とは多少、事情が異なります。
当時は、強国を叩くなら日本ではなくロシアと考えられていました。
英国のような強大国もロシアを警戒していたこともあり、日露戦争が勃発した際、他の国々は日本側を支援していました。
一方のロシアは、広い国土を有する中、東アジアへの関心はそれほど大きくありませんでした。
言ってみれば、日本は命を賭けて戦った戦争である一方で、ロシアはほどほどに行った戦争だと考えれば良いかと思います。
いずれにせよ、日本はロシアに勝利することで堂々と強大国に名を連ねることになりました。

日本は軍人が政権を取ると、ことあるごとに戦争を起こしました。
そして、米国にまで戦争を仕掛け、返り討ちとなり滅びることになったのです。
しかし、これも仕方のない選択でもありました。
当時は世界大恐慌下にあり、日本が経済を復興させるためには戦争しかなかったのです。

戦争に敗れ、一度は地に落ちた日本ですが、韓国戦争の際に韓国から利益を吸い上げ、復興し、再び先進国に躍り出ました。
韓国は日本から奪われてばかりいたのです。
対馬に至っても、我々の領土となるべきだったのに残念です。
対馬に行けば朝鮮後期の有名な儒学者だったチェ・イクヒョンの墓もあります。
時間があれば行ってみてください。
済州島に行くよりも安く行けます。



回答者4
明治維新は韓国の甲午改革と似ています。
明治維新の際、欧米列強は日本に不平等条約を突き付け、通商を要求しました。
日本は、それをやむを得ず受け入れ、国内の政治的な争いを経て明治維新を成功させました。
米国、英国、フランスなどの列強が日本に先に行ったのは、地理的に船で行くのに近かったからです。
昔から強かったというわけではありませんでした。
日本は列強の立場から見ると小さな島国であり、資源もない国なので、侵略しても奪うものがありません。
だから、侵略するのではなく、そのままにしておいたのでしょう。
仮にもし、日本に金鉱が1兆トン埋蔵されていたとしたら、列強は日本を真っ先に滅ぼしていたでしょう。
いずれにせよ、日本は列強にされたことをそのまま韓国にしたのです。



回答者5
まず、質問者は、日本が大きな国ではないと言っていますが、実際、日本の国土は韓半島より大きいです。
日本の面積は約37万平方キロメートルで、韓半島(韓国+北韓)の面積は約22万平方キロメートルです。
人口も大きな差があります。

三国時代当時、日本は伽耶の影響を多く受けており、文明レベルは韓半島より遅れていました。
また、日本の平安時代は、文化的に韓国の歴史より遅れていたのです。
朝鮮はイ・ソンゲの建国後、200年を越える平和の中、政治的な混乱が生じる度に王が権力強化に努めました。

一方、日本は織田信長が全国統一に向け進軍しており、韓半島の三国時代のように様々な国家に分裂していました。
戦国時代という名前だけに戦争が頻繁に起きていました。
その時代の特徴は、まさに大名を中心とした武士階級社会という点です。
一つの領主に忠誠を誓い、その領主から土地が分配され管理する武士階級中心の「刃の文化」が主でした(切腹といった文化がそれをよく表しています)。
織田信長もまた本能寺の変で討たれ、その後、豊臣秀吉が全国を統一し戦乱に終止符を打ちました。

また、日本はその時からすでにスペインを始めとするヨーロッパ諸国との交流を通じ、新しいモノや文化(弔銃、コショウのような香辛料など)が日本に持ち込まれました。
これは日本が島国であることが最も大きな要因であると考えることができます。
島国であるため、外部からの侵略を受けることもなく、また、島国の特性により造船技術が発達し、他の様々な国と交流することが可能でありました。

一方、韓半島は、半島国家の地理的特性により、当初から中国の影響と外国の侵入を多く経験してきました。
以下に、中国から受けた影響を参考までに挙げておきます。

1. 統一新羅が統一を成し遂げるために高句麗を攻め入る際、外国(唐)の力を借りて新羅・唐連合軍を組織し、高句麗を攻撃しました。
その時の条件が、唐に大同江の北側の土地を与えるというものでした。

2. 高麗時代は、長期間、元(モンゴル)の管理下におかれ、経済、政治的干渉まで受けることになりました。

そして壬辰倭乱が勃発し、当時の王だった宣祖は防備するどころか義州まで避難することになりました。

朝鮮末期の1910年には、日本に併合されてしまいました。
この時、日本はすでに明治維新(文明開化)を通じて急速な改革を進めていました。

ヨーロッパでは産業革命で蒸気機関が登場しましたが、日本はそれに合わせるように急速に発展し、世界のトレンドに追いついて行きました。

一方、朝鮮は、発展するための体制が整っていませんでした。
その当時は、興宣大院君が実質的な権力を掌握しており、実際、興宣大院君も開国には中立的な立場でした。
それにも関わらず、鎖国に走るようなった大きな要因がオッペルト盗掘事件です。

結果的に、大韓帝国が日本の手に渡るしかなかったように、国際的発展とトレンドに乗ることができなかった点は、韓国にとって大きな失敗であったと考えられます。

日本は韓半島を植民化し、その後も日中戦争、日露戦争の勝利を通じてアジアの列強に君臨することになりました。

その後、米国の真珠湾を攻撃し、第二次世界大戦で広島と長崎に原子爆弾を落とされ、無条件降伏し、敗戦国となりました。
そのことから、今でも日本は軍隊を持つことができません(現在日本が有しているのは、自衛のための自衛隊です)。

一方、韓半島は自主的に独立したわけではないため、米国、ソ連の影響を受け、再び混乱に陥りました。
日本は敗戦国でしたが、韓半島の6.25戦争で戦争物資を売り、これにより日本は経済発展の基礎を築くことができたと言えるでしょう。

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