2016年9月22日木曜日

二重国籍の問題は脱税や犯罪の温床になり、世界のどの国でも積極的に推進している訳ではない。しかし国際結婚や移住な どすれば二重国籍の問題が生じてくる。だから善意の二重国籍と悪意の二重国籍があり、一緒くたにすると解決が難しくなる。

アメリカなどに行けば、日常生活に不便なのでアメリカ国籍を取ったりしますが、日本の戸籍はそのままの放置状態が多く二重国籍となる。法律で自らの意思でアメリカ国籍を取得すれば日本国籍は失うと書かれていても、実際に離脱手続きをしなければ二重国籍になる。

こ のような二重国籍者は58万人もいると想像されていますが、自動的に戸籍を抹消できるようには手続きが出来ていない。だから住民登録をすれば日本の選挙も 投票できるし、アメリカの大統領選挙にも投票も可能だ。パスポートには国籍を問う欄があるから書かなければ罰則があるが放置状態のようだ。

複 数のパスポートを使い分ければ、入出国手続きがザルになりすり抜けられてしまう。このような状況はどの国でも放置はできない問題だ。だから悪意による二重 国籍はどの国でも認められない。蓮舫氏も日本で生まれ育って台湾人として育ちましたが、芸能界デビューしても台湾人を売りにしていた。

しかし日本で生まれ育ったから日本語しかできず台湾語はカタコトでは生活が不便なので、母親が日本人だから日本国籍を選択した。しかし台湾国籍は離脱手続きは取っていなかった。台湾のパスポートも所持していたから二重国籍状態であることは自覚していたはずだ。

問 題は日本の国籍法が厳格に運用されてこなかったために二重国籍者が大量に発生する事態になっている。厳 格に運用すれば日本国籍を失う人が大量に発生してしまうためであり、相手国に国籍離脱の照会をすれば二重国籍状態となり日本国籍を失う事になるからだ。

最近では、日本も帰化手続きの際に出身国の国籍離脱証明書を求めるようになったという事ですが、そうすれば二重国籍者は少なくすることが出来る。しかし国によっては国籍離脱を認めない国があるから、そのような手続きを厳格には適用できない。

だから日本国籍を失うのではなく、二重国籍である正当な理由があれば公表して認める形にすればいいのではないだろうか。しかし政治家や国家公務員などは二重国籍は認められない。スパイや工作員であれば国家に不利益な事をする可能性があるからだ。

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