2016年9月12日月曜日


岡田克也が是とするルールなき多様性

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 大辞泉によれば、多様性とは「いろいろな種類や傾向のものがあること。変化に富むこと」とある。蓮舫二重国籍疑惑が民進党代表選に大きく影を落とす中、岡田代表はこの疑惑を多様性で一蹴しようと試みた。その岡田の発言で出てきたのが、「多様性」である。

蓮舫氏は多様性の象徴=岡田氏・民進代表選 (時事)
  民進党の岡田克也代表は8日の記者会見で、代表選(15日投開票)に立候補している蓮舫代表代行について、「多様な価値観はわが党にとって非常に重要な キーワードだ。お父さんが台湾出身で、女性であることは多様性の象徴であり、民進党代表としてふさわしい」と述べ、改めて支持を表明した。

 
 岡田氏は代表選に関し「自民党と比べてはるかに女性が重要な役割を果たす政党であってほしい。その究極の姿はトップが女性になることだ」とも語った。

 蓮舫氏をめぐっては日本と台湾の「二重国籍」の可能性が指摘されている。岡田氏は「お父さんが台湾の人だからおかしいという発想があるとしたら極めて不健全だ。日本国籍を取得すれば日本人だし、リーダーになっていけないことは全くあり得ない」と蓮舫氏を擁護した。 

岡田

  多様性を是とするのが民進党の方針であれば、それを否定することもないけれど、台湾出身の父親を持つ女性が代表に相応しいとするのは、単なる論点のすり替 えである。ルールなき多様性を認めるのであれば、国も社会も成り立たない。金正恩ですら国際社会における多様性の象徴であるという論理が成り立ちかねな い。

 「「お父さんが台湾の人だからおかしいという発想があるとしたら極めて不健全だ」というのも、極めて筋が悪く、論点のすり替えであ る。誰もそのようなことは言っていない。外国籍を残したまま公党の代表になろうとするとき、その外国籍が代表や党の意思決定に及ぼす影響、ひいては、日本 国首相になる可能性が否定できない存在であるがゆえに、国家の運営に外国籍が及ぼす影響を懸念しているのであり、世論の批判の論点は多様性と全く関係がな いのだ。

 ルールを無視して理想論を語り、それを崇高な思想と実際の行動に結びつけるのが、サヨクの常套手段だ。沖縄の基地反対運動は、 多様性の象徴でも何でもなく、ルール無視の暴挙である。経産省敷地内の反原発テントも、ルール無視を無視したただの犯罪行為である。多様性にはルールとい う前提が必要で、ルールを無視した多様性など、社会の迷惑でしかない。

 岡田は、公党である民進党の代表として、今回の代表選における候補者の資格を確認する責任がある。多様性でこの問題から逃げるなら、岡田も民進党も、ルールを守らない無法者の一味であると断定せざるを得ない。


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[ 2016/09/11 10:39 ] 政治 | TB(0) | CM(9)

二重国籍問題を純血主義とすり替える、蓮舫の姑息さ

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 蓮舫の単独インタビュー記事が、Yahooに掲載されている。二重国籍問題が本人の想像以上に炎上を見せ、火消しをしなければと考えて受けたインタビューだろうが、質問に対する答えは、相変わらずのはぐらかしだ。

――先ほども質問しましたが、「生まれたときから日本人でした」とか、日本国籍を取得したのが、18歳と言ったり、17歳と言ったりしたとか、説明がぶれた点が、疑問や批判を深めたというところはなかったのでしょうか。

ま ず私には、自分がいわゆる「二重国籍」であるという認識はありませんでした。日本人であると普通に考えていたので、メディアに質問されても、何が聞かれて いるのかはっきり頭の整理がついておらず、説明の仕方が十分に統一されていなかった印象を与えたことは申し訳なかったと思っています。

  二重国籍をめぐる一連の受け答えで、「質問の意味がわからない」とはぐらかしたのは産経新聞のインタビューだったと記憶しているが、蓮舫の言い分は「何を 聞かれているのか整理がつかなかった」というものだが、産経のインタビュー時点では二重国籍は相当な話題となっていたから、本人が知らなかったはずはな い。従ってこれは、はぐらかしにすぎない。

蓮舫

 問題は、次のパラグラフである。

――今回の問題をどう受け止めていますか。

国 際化、開かれた日本、インバウンドの増加が叫ばれている日本と、純血主義が団結力の証明である日本。そこのつなぎがうまくできていない部分があると実感し ました。今回の問題を自分はあくまでもポジティブに受け止め、そうしたギャップがどうやったら改められるかに取り組んでいきたい。

 蓮舫は、今回の自分の問題を「純血主義が団結力の証明である日本」故の批判であると主張してる。つまり、「日本人は排他的である」と言いたいわけだ。しかし、これは問題の矮小化で、かつすり替えだ。

  今回の問題は、決して純血主義の発露などではなく、国会議員として、かつ政権交代可能な政党を目指す野党第一党の代表で、我が国の首相になり得る人物が、 日本国籍とともに外国籍を持つことに対する疑問である。それを、多様性や排外主義、純血主義と絡めるのは論点のすり替えであり、「母として耐えられない」 などと感情論で反論するのは、政治家としての責任を回避しているとしか捉えようがない。

 朝日新聞は今朝の社説で民進党代表選を取り上げたが、この二重国籍問題はスルーした。メディアの、特に左派は、この件については追求するつもりがないようである。であれば、ネットが追求するしかない。

 今日は多忙につき、この辺で。


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[ 2016/09/10 09:22 ] 政治 | TB(0) | CM(6)

国歌と国旗と、二重国籍疑惑をスルーしようとする民進党

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 民進党は常に党員・サポーターを募集しているが、サポーターには国籍条項がない。昨日コメントいただいた通り、民主党時代には党員にすら国籍条項がな く、外国人が代表を選ぶ権利を持ち、そして実行していた。民進党の党員・サポーター募集要項では、党員になるには日本国民である必要があるが、サポーター にはない。代表選挙においては、サポーターでも日本人のみに投票権が与えられるが、これは、前規約を批判されたことによる修正だろう。


  国籍や国旗、国歌などについて、民進党の縛りが緩いのだ。今から17年前に制定された、「国旗は、日章旗とする」「国歌は、君が代とする」とした国旗・国 歌法で、反対票を投じた議員はまだ民進党に数多く残っている。現在代表選に出馬している前原誠司も、菅直人や枝野幸男とともに、反対票を投じた一人だ。

  話は米国に飛ぶが、あるNFL(プロフットボール)のスター選手、コリン・キャパニック選手(サンフランシスコ 49ers)が、試合前の国歌斉唱セレモニーで起立することを拒否し、猛烈な批判を浴びた件があった。同選手は「アメリカは有色人種への圧迫を続けてお り、アメリカ国歌のために起立するつもりはなかった」と、ある意味堂々と起立拒否の理由を述べたが、ソーシャルメディアでこの件に火が付き、批判が浴びせ られた。

 彼が所属するフォーティーナイナーズは「国歌斉唱セレモニーに参加するか否かの権利は選手にある」とし、NFLもあわてて「起 立は望ましいが、義務ではない」と火消しに走ったが、ネットでは「カナダにトレードだ」、「子供じみている」、「義務はないが、それならNFLは出ていく べき」、「人種差別問題に抗議するのは構わないが、国歌に対してそれをやるのは間違ってる」など、肯定より批判が多いようだ。

 キャパ ニックの振る舞いに違和感を持つのが、米国国民の普通の感覚ではないだろうか。国旗や国歌は国の象徴であり、国民の連帯を表すものだ。いまだに卒業式の君 が代斉唱時の起立を拒否する日教組の教職員こそ、米国のみならず、他国民には異常に見えるはずだ。ましてや、国旗や国歌を否定する政党や国会議員など、信 じ難い存在であるのは間違いない。

蓮舫

  いま、蓮舫の二重国籍に疑惑が持たれているが、その蓮舫が野党第一党の代表に立候補すること、まして、代表選出が濃厚なこと自体、民進党という政党の国家 観の希薄さを象徴している。代表として選出してしまえば、あとは既成事実として時をやり過ごし、国民が忘れることを待つ魂胆なのかもしれない。だが、民進 党の支持率の低空飛行は、3年余の民主党政権を赦していない証左だ。国民はバカではない。

 国旗、国歌、国籍を尊重しない政党は、国家の敵である。投票日は15日だ。民進党がこのままだんまりを決め込み、代表選に突入するなら、代表選後の彼等への攻撃はより苛烈になるだろう。それもまた、自浄能力がない政党の運命である。


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[ 2016/09/09 07:14 ] 政治 | TB(0) | CM(5)

蓮舫二重国籍疑惑に全く危機感を見せない民進党のお粗末さ

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 民進党の長島昭久といえば、党内きっての外交・安全保障の論各と言われているが、その長島氏が発したツイートに批判が集まっている。


  このツイートに批判が集中し、本人は後のツイートで「私が二重国籍を容認しているかのような表現をしたことは不適切でした。外交安保を司る国会議員として 二重国籍は好ましからず、同僚議員を庇う余り国益を等閑視するが如き呟きだったことを猛省致します」と書いて幕引きを図ろうとしているが、二重国籍を好ましからずという時点でまだまだ甘い。好ましいか好ましくないかの問題ではなく、ダメなものはダメなのだ。

蓮舫

  蓮舫が1997年の雑誌CREAで「自分は台湾籍だ」と発言していたという「事実」がネットに出始めた。蓮舫の初当選は2004年だから、今から遡ること 19年前。彼女はその7年後に参院選に出馬し、初当選を果たしている。7年間で自分の個人的かつ重要な国籍という問題を、蓮舫自身が忘れるはずはない。加 えて、「うまれたときから日本人」や「17歳で日本国籍を取得」という、今までの辻褄が合わないストーリーに、このCREAのインタビュー記事は新たな矛 盾をもたらしたことになる。このような事実は、蓮舫の経歴詐称を裏付けるものとして積み重ねられれていく。最早、蓮舫の発言を信用しろというほうが無理な 要求だ。

 長島氏は自身のツイートを「猛省」したらしいが、その意識が民進党内で共有されている気配はまったくない。民進党に限らず、政 治家の常套句である「ご本人が説明されるべき」というコメントが繰り返され、身内からの批判は一向に聞こえてこない。だが、控えているのは民進党の代表選 なのだ。ちょうど一週間後の15日木曜日に投票が行われる。現状、蓮舫が圧倒的有利と言われ、内部からは「もう(蓮舫で)決まりだよ」という話まで出てい るそうだが、ひとたびこの疑惑議員を代表に選び、その後に二重国籍への追及が増せば、民進党は壊滅的な打撃を受けるだろう。止めるなら今しかないのだが、 そのような動きは伝わってこない。

 それどころか、昨日の読売の報道によれば、投票資格を持つ国会議員147人への調査で、蓮舫指示が全体の43%を占める63人もいるそうだ。

 公党として、かつ、野党第一党として「ふたたび政権を担える政党に」という立場を標榜するなら、民進党の議員らは自ら蓮舫を降ろすべきだ。民進党がこの危機感を感じていないのであれば、野党第一党どころか政党として完全に終わっている。


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[ 2016/09/08 07:11 ] 政治 | TB(0) | CM(15)

蓮舫に議員辞職を要求する

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 二重国籍疑惑が渦巻く渦中の蓮舫が、6日、高松市内で記者会見を開き、「二重国籍」疑惑について「いまなお確認が取れない」と述べ、台湾当局に対し、現 時点での台湾籍の有無について確認手続きを取り、同時に台湾籍を放棄する書類を提出したことを明らかにした。今までのらりくらりと質問をかわし、記者の 「台湾籍は放棄したのか」という質問に対して「質問の意味がわからない」とはぐらかしてきた蓮舫だが、完全に“詰む”前に自ら幕引きを図ったようだ。

蓮舫、二重国籍疑惑

 会見の内容に関して、この問題を提起した張本人である八幡和郎氏が、Agoraで反論している。蓮舫の言質に対しての具体的な反論だ。要約すると、以下のようになる。

蓮舫 31年前、あの、誕生日来る前だったので、17歳でした。高校を国籍取得の手続きで休みの届けを出したのをかろうじて覚えている。父から聞いたのは、未成年だったので父と一緒に東京にある台湾の代表処に行って、台湾籍放棄の手続きをしています

日本国籍選択宣言は18歳にならないとできないので、その誕生日の前に17歳で選択宣言をしたことはありえない。

蓮舫 国籍離脱手続きもした

中華民国国籍離脱宣言は20歳にならないと出来ないので、不可能。

蓮舫 父親を信じて台湾の国籍はなくなっていたと思っていた

大貿易商でいい加減なお父さんには見えない。

蓮舫 違ったかも知れないので、本日、中華民国籍離脱手続きを取ったのでもう日本人だ

持っているかどうか分からない国籍を離脱するという文書があって、それで本国に照会もせずに国籍が即日消えるのか
1994年にお父さんが死んだときの相続等の手続きで台湾籍に気がつくはず。除籍謄本とかいろいろ必要なはずである。

蓮舫 台湾語で文書が分からなかった

青学高校の生徒で文章の読解力は高く、台湾で毎年かなりの期間をすごして、ある程度わかるはずである。

  そもそも、「生まれながらの日本人」を標榜する蓮舫が、17歳で日本国籍を取得したと発する時点で、論理矛盾が起きる。嘘を嘘で塗り固めるあまり、自分の 主張が内部で矛盾を引き起こしていることに気づかないのかもしれない。しかし総じて、蓮舫の一連の発言はあまりに軽いと言わざるを得ない。

  民進党は、民主党時代から根本的に詐欺政党であるが、国籍まで詐称しているとは、さすがに一般の有権者も思わなかっただろう。蓮舫は、台湾当局に国籍放棄 の手続きを取ったことで、「結果的に私は日本人」という幕引きを画策しているようだが、ことはそれほど単純ではない。手続きは結果的に、台湾籍が残ってい ることを認めた行為であり、蓮舫の「籍抜いてます」という発言は経歴詐称そのものである疑いが極めて強いのだ。

 公職選挙法第235条は、経歴詐称を「二年以下の禁錮又は三十万円以下の罰金」と定めている。これが適用されると、自動的に議員としての資格を失う。仮に蓮舫に悪気がなかったとしても、経歴が虚偽であればこの罰則は適用されるというから、蓮舫に逃げ場はないのだ。

  この際、民進党代表への野心どころか、議員としての立ち位置を失うのだから、議員辞職は当然の要求である。民進党は政府与党に対して常に「説明責任」を求 める政党だが、自らの説明責任を果たせぬままこのような経歴詐称議員を代表に選ぶようなことになれば、政党としての存在理由すら失うだろう。政権運営の失 敗をいまだに総括できない政党には酷な要求だが、執行部は少なくとも、蓮舫の出馬を取り止めさせるべきである。


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[ 2016/09/07 07:14 ] 政治 | TB(0) | CM(12)
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