中国当局、新疆ウイグル自治区の全住民に旅券引き渡しを義務付け
2016年11月24日 21:37 発信地:北京/中国
同自治区のアクス(Aksu)地区のある警察官が匿名で環球時報に伝えた話によると、この義務付けは同自治区全域で実施されており、「パスポートが必要な人は、必ず警察に申請しなければならない」という。同自治区についてはこれまでにも、全域でパスポート管理が強化されているとの報道が多数、出ている。
100万人を超える新疆ウイグル自治区のイスラム教徒の住民の多くは、この地区の文化や宗教に対する統制に加え、パスポート申請の拒否などは差別だと非難している。
同自治区の石河子(Shihezi)市の公安当局は先月、ソーシャルメディアに、パスポート提出を拒めば「国外渡航の禁止などの責任を負う」という投稿をしたが、後に削除された。
0 件のコメント:
コメントを投稿