トランプ政権の方向性が見えてきました。トランプはレーガン政権と同じ富国強兵路線と報じられています。大幅減税、積極的財政支出、経済成長、軍拡です。海軍戦闘艦は1.5倍、その他兵力も増強します。
さらにNATOでも防衛費のGDP比2%に向けてドイツなどで兵力増強の動きがあります。日本も在日米軍の駐留費負担の話がありますが、軍拡と役割拡大を要請されるでしょう。そして、トランプはプーチンと友好関係をアピールしています。その一方で、中国に対しては「中国は米国民が飢え死にすることを望んでいる」などと批判をしています。俯瞰するとこれは中国包囲網です。レーガン時代に強烈な軍拡競争をやって戦わずしてソ連を崩壊させた戦略をなぞっているように見えます。また、選挙中のほぼ全ての米メディアがヒラリー推しだったこと、チャイナマネー漬けのクリントン家、選挙後のヒラリー派による反トランプ暴動の様子などを見ていると、実はこの選挙戦は米国を舞台にしたヒラリー(中国)vs
トランプ(米国)という内戦の構図だったことに気づきます。差別だのヘイトだとかは本当の論点ではありません。そして、オバマ民主党政権では主にロシアを敵視してたことを振り返ると、これはチャイナマネーによる誘導工作だったのではと疑いたくなります。トランプ政権では上下院ともに共和党ですから、敵を中国に絞り込んだ動きが加速すると思います。よって、中国100年マラソンによる世界征服の野望を挫く体制が見えてきたと思います。
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