ロッテに巨額の出資要求=「陰の実力者」設立の財団-韓国
【ソウル時事】韓国の朴槿恵大統領の親友で、政権の「陰の実力者」とも呼ばれる民間人女性、崔順実氏が事実上運営している財団が、ロッテグループに巨額の出資を要求していたことが28日、明らかになった。大統領府高官が背後で出資を働き掛けていたとみられており、朴政権高官が絡む新たな疑惑が浮上した格好だ。
この財団はスポーツ振興目的で創設された「Kスポーツ財団」。28日付のハンギョレ新聞によると、今年3月、財団関係者がロッテに対し、体育関連施設建設のため、出資を要請。ロッテは5月に70億ウォン(約6億4200万円)を送金した。ただ、財団側は「用地の確保が難しくなった」として返金したという。ロッテ広報担当者はこの報道について大筋で確認した。
ロッテはこれより先、経済団体、全国経済人連合会(全経連)を通じた募金の形で、この財団に17億ウォン(約1億5600万円)を出資していた。(2016/10/28-14:37)
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