精神保健指定医、89人資格取り消し 不正取得で厚労省
朝日新聞デジタル 10月26日(水)21時33分配信
重い精神疾患の患者を強制的に入院させる措置入院の判断などができる「精神保健指定医」の資格を不正に取得したとして、厚生労働省は26日、過去最多となる医師89人の資格を取り消す行政処分をした。発効は11月9日付。
【写真】精神保健指定医の資格取り消し処分について会見する厚生労働省の田原克志精神・障害保健課長(中央)ら=26日午後、東京・霞が関
資格を取り消されるのは、審査に必要な症例報告で、自身が診療に十分かかわっていない患者を報告するなどして資格を不正取得した医師49人と、症例報告の内容を十分確認せずに証明を示す署名をした上司の指導医40人。89人が所属していた病院は12都府県にわたり、兵庫県が最多の28人だった。病院別では京都府立医大病院や愛知医大病院、兵庫医大病院などで多かった。ほかに、新規申請の医師4人も不正があったと認定、資格取得を認めなかった。
【写真】精神保健指定医の資格取り消し処分について会見する厚生労働省の田原克志精神・障害保健課長(中央)ら=26日午後、東京・霞が関
資格を取り消されるのは、審査に必要な症例報告で、自身が診療に十分かかわっていない患者を報告するなどして資格を不正取得した医師49人と、症例報告の内容を十分確認せずに証明を示す署名をした上司の指導医40人。89人が所属していた病院は12都府県にわたり、兵庫県が最多の28人だった。病院別では京都府立医大病院や愛知医大病院、兵庫医大病院などで多かった。ほかに、新規申請の医師4人も不正があったと認定、資格取得を認めなかった。
朝日新聞社
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