精神指定医、指導医の署名偽造…症例リポートで
読売新聞 10/30(日)精神障害者の強制入院などを判断する精神保健指定医の資格不正取得問題で、資格取り消し処分を受けた医師が、指導役の指定医(指導医)の署名を偽造したり、ほかの医師が受け持つ患者の主治医を装って症例リポートを作成したりしていたことがわかった。
厚生労働省は、こうした悪質な不正の手口を問題視しており、資格の審査を厳格化するなどの見直しを検討する。
処分されたのは、資格を不正取得した医師49人と、その指導医40人。同省関係者によると、このうち1人は、申請の際に提出した患者の症例リポートについて、指導医の署名欄に勝手に名前を書き込んでいたことが判明した。同省の調査に対し、指導医が「サインしていない」と関与を否定したため、医師に問いただしたところ、「指導医の筆跡をまねして書いた」と偽造を認めたという。
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