宮中婚礼を再現 (2015.7.4 朝鮮日報)


京畿道高陽市のKINTEX第1展示館で3日午前、「協同組合週間イベント2015」が行わた。写真は、開幕イベントで伝統的な宮中婚礼パフォーマンスを行うモデルたち。
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朝鮮日報より

またまた、ウソで塗り固めているので、ブッタ斬りを。

先日、チマチョゴリの件でもでも少し書いたのですが、伝統がなければ1から作れば良いのです。どの国も、そうやって伝統を築き上げてきたのです。それをありもしない半万年前からの伝統、とやるからおかしな事になるんですね。

庶民は黄はもちろん紫、赤、青、緑、黒、灰が使えなかった。だからこそ白しか身につけられないから、白丁、という言葉が生まれる事になったんですね。チマチョゴリが色鮮やかなハズがないのです。

伝 統もないのに改良韓服とかって、よほど最初のデザイナーの腕が悪かったのか、それとも伝統のなさから使い勝手を改良せざるを得なかったのか分かりません が、不思議なものが出来上がりましたが、この宮中婚礼衣装も伝統がないから、だけでなく、歴史を軽視するから、嘘がまかり通ります。


覚えておくと良いポイントがあります。

李朝時代、黄色は中国皇帝を意味する色でしたから使用が禁じられていました。これは全ての階層での話しですから、仮に王の婚礼であっても例外ではありません。この時点でこの衣装はアリエナイ。基本、使用できたのは黒と青、そして赤。

赤は皇帝に対する服従の色であり青はその臣下の色となります。「渓陰漫筆」を読むと李朝は琉球以下の対応だった事が分かり、間違っても琉球王朝が使えた色そのままが李氏朝鮮で使えたワケではないのです。


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