2013年7月24日水曜日

米中利害の一致はろくなことがない

真珠湾攻撃・・・・
スニークアタックとやらの経緯は、多々解説がありますが
やはり、外務省の総括^^っていうのは必要かもしれません。
が、

昨年の靖国遊就館の問題・・岡崎先生の言動とかなんとか・・・・
靖国参拝「大戦」切り離しては?

これ等は、アメリカが何に反応しているのかがよくわかります。
ルーズベルト・CFR(外国問題評議会)と真珠湾(港)攻撃の関係は
今尚、アメリカ議会が触れたくない問題です。

だから遊就館展示問題の背景は実にわかりやすい。

どちらかというと、宣戦布告なき先制攻撃を
我が国に大声で謝罪されたくないという雰囲気もあります。

で重要なのは、現在の、中国と米国のビジネス関係における
日米中のバランスが、
当時のバランスに戻っていくのではないか?・・ということです。

ソ連は当時、我が国との関係を巧妙に調整し
その実、国内情報工作を完璧に施していました。

アメリカはシナにおける権益スキムを蒋介石とともに
強固に築きつつありました。

まさに現在の日米中露の関係とそっくりです。

なぜ、最近になってまた話題になっているのかわかりませんが

The plan that would have prevented the attack on Pearl Harbor
(JB355計画)
http://www.preemptivestrikethemovie.com/


産経の記事だったと記憶していますが


大統領署名の作戦文書 国立公文書館で発見
http://festy.hp.infoseek.co.jp/Sankei1999/nihon_bakugeki.htm

これなど、当たり前の話ですが、
先の大戦は、対米中コンビ戦であり、
中華思想というものが、欧米合理主義と接近すると
人間性の欠片をも失う不思議な概念であることを思うと
アメリカが中国の視点で我が国を見るようになると
恐ろしい錯覚が生まれるのです。

戦後、アメリカはこのことに気付いたはずなのですが
またおかしなことになってきた。

以前、宮沢元首相が、米国民へ
「責任を感じている」
と真珠湾攻撃への謝罪ともとれる言葉を発した時、
父ブッシュはCNNのインタビューに対し

「真珠湾攻撃に対する日本の謝罪は必要だと思わない」

と答えています。

このスルッと流された言葉が米国の本音であって
真珠湾攻撃は、米国にも突き刺さっている棘なのです。

昭和21年に吉田首相(当時)が指示して発足した
最後通告手交遅延問題調査委員会のその後と
米、官民関連調査行動の動きを見ると、
米国の本音というものが見えてくるように思います。


ある種陰謀論本として、眉唾的に扱われていた
カーチス・B・ドールの


F.D.R.: My Exploited Father-In-Law
http://www.amazon.com/F-D-R-My-Exploited-Father-In-Law/dp/B000CDWFT4

日本でも馬場周二さんの訳、解説で「操られたルーズベルト」として
出版されましたが、
報告者カーチス・B・ドールはルーズベルトの長女の婿さんです。

で、少なくともルーズベルトは確実に「事前に知っていた」わけで
それをカムフラージュするために、我が国が
「未だ国策(戦争)に走らず」というミスリードを画策するわけです。

やはり「スニーク・アタック」とい戦時デマゴーグを欲していたのです。
でルーズベルトの忠犬とまで言われたマーシャル参謀総長・・
・・・後の国務長官で
中国大使、そして戦後シナビジネスに暗躍した人物、
も米議会の逼迫した対日分析に対し、温い情報を持ち込んでいます。


東京裁判却下資料
真珠湾攻撃共同調査委員会書証33

真珠湾攻撃共同調査委員会書証16-1

真珠湾攻撃共同調査委員会書証16-2


というわけで
表向きの外交関係ではなしに
当時のように、現実的シナ権益・・・現在で言うところの
シナ資本動向と欧米資本の接近による影響は
我が国排斥の雰囲気を作ります。何故だかわかりませんが^^

排斥というより、ないがしろですけど。

歴史に学べ・・というのは、ここらあたりだと思います。



PearlHarbor1208_1





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2007-09-10 23:10:42

その時確かに鬼畜だった。

テーマ:歴史観
■アメリカは60数年で変わることが出来たのか。

特措法関連報道で、また「反米・親米」論が出ていますが
本来は、打算と合理性からはじまった同盟関係なわけで
そこには感情論は入っていません。

もし、感情論を持ち込むなら、
先の大戦で、明らかに我が国が勝ち得た人種差別への転換点・・・
この視点から同盟国が進歩したのかどうかということでしょう。


沖縄法廷 軍命存在強調/「集団自決」訴訟
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200709101700_01.html
(沖縄タイムス)

「住民は崇高な犠牲精神で自ら命を絶った」などと主張する原告側に対し、被告側証人として渡嘉敷島で「集団自決」を経験した金城重明氏(78)が出廷。皇民化教育などを背景に、軍の命令や強制、誘導なしに「集団自決」は起こり得なかったことを証言する。

こういった、「生き証人」というのは、いうなれば、強制性を否定している部分でもあって、
別件の欧米捕虜の虐待証言の多さも、謂わば逆の意味を持つのではないかと。

集団自決においては、

「残虐な米軍」つまり鬼畜米英などというのは
戦争鼓舞のためのプロパガンダであり、デマゴーグである

という刷り込みが戦後情報工作の見事な成果であります。

つまり、自決しなければ、みな、米軍によって保護されていたという
盲目的思いこみ。

戦陣訓の悲劇」もまた然り、「捕虜となっていれば助かった」という
幻想でありまして、そういう洗脳は、先の大戦の本当の原因を隠蔽するものです。

以前紹介した「リンドバーグ戦時日記」もそうですが
米国人として米軍を見てきた記録は、人種差別の現実の記録です。

抹殺された日本人の現代史
-日本人が虐殺された歴史-
全貌社
抹殺された日本人の現代史


9月14日、リンドバーグがハワイへ帰国した際に、入国税関吏は
あなたのカバンに骨は入っていませんか
と聞かれ、驚く。
「私たちはこの質問をしなければなりません。というのは、非常に多くの将兵がお土産として日本兵の骨を持って帰ってくるのです。ある兵士はカバンの中にまだ生新しい頭蓋骨をしのばせていました。」

さて、捕虜にするとか、投降民間人の扱いであるとか、
根本的な人種偏見からくる扱いは総じて悪辣です。


現実の米軍の我が軍に対する扱いについて、リンドバーグは日記にて
記録しています。

抹殺された日本人の現代史

のリンドバーグ日記抜粋は正論誌でも紹介されていますので
以下拝借。

米軍の残虐行為:リンドバーグの衝撃証言
http://www1.u-netsurf.ne.jp/~ttakayam/beigunzangyaku.htm

・・・・・・・・・・・・・リンドバーグ日記の抜粋・・・・・・・・・・
各地の太平洋戦線で日本人捕虜の数が欧州戦線に比し異常に少ないのは捕虜にしたければいくらでも捕虜に出来るが、米兵が捕虜を取りたがらないから。手を上げて投降してきても皆殺しにするから。


*あるところでは2000人ほど捕虜にしたが本部に引きたてられたのはたった100か200だった。残りのの連中にはちょっとした出来事があった。それを知った戦友は投降したがらないだろう

*捕虜を取らないことを自慢する部隊がいる。

*将校連は尋問の為捕虜を欲しがる。捕虜1名に付きシドニーへの2週間の休暇を出すとお触れが出た途端に持て余すほどの捕虜が手に入る。懸賞を取り消すと一人も手に入らなくなり、つかまらなかったと嘯くだけ。

*一旦捕虜にしても英語が分かる者は尋問のため連行され、出来ない者は捕虜にされなかった、即ち殺された

*捕虜を飛行機で運ぶ途中機上から山中に突き落とし、ジャップは途中でハラキリをやっちまったと報告。ある日本軍の野戦病院をある部隊が通過したら生存者は一人もいなかった。

*2年以上実戦に参加した経験がない兵が帰国前にせめて一人くらい日本兵を殺したいと希望し、偵察任務に誘われたが撃つべき日本兵を見つけられず捕虜一人だけ得た。捕虜は殺せないと嫌がるくだんの兵の面前で軍曹がナイフで首を切り裂く手本を示した。

*爆弾で出来た穴の中に皆四肢バラバラの状態の日本兵の死体を投げ込みその後でトラック1台分の残飯や廃物を投げ込む。

捕虜にしたがらない理由は殺す楽しみもさる事ながらお土産を取る目的。金歯、軍刀はもとより、大腿骨を持ち帰りそれでペン・ホルダーとかペーパーナイフを造る、耳や鼻を切り取り面白半分に見せびらかすか乾燥させて持ちかえる、中には頭蓋骨まで持ちかえる者もいる。

*日本人を動物以下に取扱いそれが大目に見られている。我々は文明のために戦っているのだと主張しているが、太平洋戦線を見れば見るほど、文明人を 主張せねばならない理由がなくなるように思える。事実この点に関する成績が日本人のそれより遥かに高いという確信は持てないのだ。

*リンドバーグはドイツ降伏後ナチスによる集団虐殺現場を見学した時の日記で「どこかで見たような感じ、そう南太平洋だ。爆撃後の穴に日本兵の遺体 が腐りかけ、その上から残飯が投げ捨てられ、待機室やテントにまだ生新しい日本兵の頭蓋骨が飾り付けられているのを見たときだ。ドイツはユダヤ人の扱いで 人間性を汚したと主張する我々アメリカ人が、日本人の扱い方で同じようなことをしでかしたのだ」と。


つまり、


皇民化教育などを背景に、
軍の命令や強制、誘導なしに「集団自決」は起こり得なかったこと

とかいう前に、米軍の残虐性について、広く知れ渡っていたことが抜けているわけです。
しかもそれは噂の類ではなく、現実に体験した多くの人々が伝えたことなのです。

「米軍に捕まると惨殺される」

これは事実に基づく恐怖だったわけです。

沖縄において、比較的米軍が人間的に行動したというのも
圧倒的優位で沖縄に上陸した米軍には、
凱旋の意味もあり、多くのプレス、カメラマンが従軍したからです。


戦中、米ライフ誌に見る、人種偏見



米国人に 見せよう!!
http://miko.iza.ne.jp/blog/entry/131844/allcmt/
(これ 見逃すな・さん)

1
アメリカが日本に対して犯した戦争犯罪
http://www.medianetjapan.com/2/20/government/ikenaka/a.html

 
 彼は戦場で見たものにショックをうけた。それは兵士が嬉々として敵を殺したからではなく、米兵が日本兵に対して抱く露骨な人種蔑視の念と、それに基づく残虐行為を目のあたりにしての苦悩であった。
たとえ敵味方に別れて戦い軍服に違いがあるとしても、敵の人間としての勇気は勇気として、兵士の使命は使命として認めなければならないにもかかわらず、太平洋地域の連合軍の中には、そうした感情のカケラもないことを発見した。
そこでは士官も兵士も日本人に対する人種差別、蔑視から自分達と同じ人間とは考えず、人間以下の単なる動物としか見ていなかった
1944年(昭和十九年)六月二十一日の日記には、日本人捕虜にタバコをやり、気がゆるんだところを後ろから押さえ、のどを「真一文字にかき切った」とい うのを、日本兵捕虜殺害の一例として教えてくれたある将軍との会話を要約している。残虐行為に対するリンドバーグの異議は、嘲笑と「あわれみ」をもって軽 くあしらわれた。 六月二十六日の彼の日記には日本兵捕虜の虐殺、およびパラシュート降下中の日本航空兵の射殺について述べている。降伏し捕らえられた二千数百人という日本 兵捕虜のうち、捕虜収容施設に引き渡されたのは僅か百人か二百人に過ぎなかった。残りの者たちは殺害されたが、事故に遭ったと報告された。

仲間が降伏したにもかかわらず機関銃で撃たれたという話が日本兵に広がれば、投降しようという者などまずいなくなるだろう」とリンドバーグは聞かされた。つまり黄色い猿に過ぎない捕虜を取り扱う、余分な手間や面倒がはぶけるという理由からであった。

七月十三日の日記では、「われわれの兵士たちは、日本人捕虜や降伏しようとする兵士を射殺することをなんとも思わない。彼等はジャップに対して、動物以下の関心しか示さない。こうした行為が大目にみられているのだ。」と記されていた。

~~

ある仲間のパイロットから直接聞いた話によれば、後ろ手に縛られた日本人捕虜達を輸送機に乗せて収容施設のある地域に輸送する際に、彼等を飛行中に突き落 とす行為がおこなわれた。そして報告書には捕虜全員が自分から飛び降りたと記録された。(以上、第二次大戦日記、チャールズ・リンドバーグ著)


この微妙な時期にこんなことを書くのはあれなんですが
なにも

「反米になれ!」

というわけではありません。

東京裁判の欺瞞はある意味、白人社会に自分たちの持つ
「人種偏見」に気付かせた部分もあるのです。

だから、戦後の再植民地化紛争は、失敗に終わります。

戦後、現在に至るまで、「文明」の名の元に
進歩しているのなら、まともな同盟の可能性はあるかもしれない。

では、中国はどうか。

通州事件、(本当の)南京事件、済南事件・・・・
といった我が国国民に対する「本当の」虐殺事件はなぜ起こったのか?

中国ナショナリズムと我が国に対する侮蔑意識、
つまり、民族性ですが
どうも進歩しているように思えません。


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2007-08-28 23:41:00

パール博士を都合よく利用しているそうだ

テーマ:歴史観
■都合よく曲解するのはどっち?

先日、パール博士に関するエントリーを書きましたら

日印関係、わが国を破壊するマスコミスパイ活動

パール判決を貶めたい勢力

えらく、怒られてしまいました^^

 パールの息子であるプロサント・パール。東条英機をはじめとする
日本の戦争指導者を美化する映画『プライド』が彼の「心を傷つけ、憤らせている
とインドの新聞「インディアン・エクスプレス」は報じた。


父が渾身の力を振りしぼってまとめ上げた判決書を、
自分の政治的立場を補完する材料として利用しようとする者への怒りは、
きわめて厳しかった」(中島p.295)

はセパレートなんだそうであります。

中島先生すいません。
というより、わかりにくい書き方しないでください。感想文の先生。

で「原典(中島パール判決)は読んだのか?」とおっしゃられる。

そんなもの読んでいません
(厳密に言うと流し読み)

まず、中島「パール判決」は田中「パール判決」に抗する意思で
書かれていると、私は思っております。
(流し読みでもそれぐらいはわかる)

でざっと見、私はパール探求部分に関しては評価出来ません。
視野が狭い。

だから私のエントリーの本題は
パール判決を貶めたい勢力」です。

で感想記先生はこうおっしゃる。


右派論壇から利用されまくりのパール判決書

 そのことからもわかるように、パールの判決は、右派、とりわけ戦前の日本のおこした戦争は「正しかった」と評価する人々からその言説を補強するものとしてフルに活用されている。さらにパールその人自身もそうしたグループから「神格化」された扱いをされているのである。

どなたがどのように利用しておるんでありましょう。

正しかったというより、大義があってそれをパール博士も認めておられたのですが・・

言われる右派が原典とするのは、やはり田中正明先生でしょうが
当の先生は著書にてこのように書かれています。
(Webで引用しようとすると疑惑・・じゃない、もうすでに渦中ですが・・のところが。
なもんで手持ちから。ちなみに原著は非売だったと思うんですが^^)


パール博士のお言葉

『パール博士のことば』 (東京裁判後、来日されたときの挿話) 田中正明著

あまりに卑屈化した日本
 
 帝国ホテルにおいて『パール博士歓迎委員会』主催の歓迎レセプションが開かれた。この席上、ある弁護士が「わが国に対するパール博士の御同情ある判決に対して、深甚なる感謝の意を表したい。」という意味で謝辞を述べた。すかさず博士は発言を求めて起ちあがり、

 「わたくしが日本に同情ある判決を下したというのは大きな誤解である。わたくしは日本の同情者として判決したのでもなく、またこれを裁いた欧米等の反対者として裁定を下したのでもない。真実を真実として認め、法の真理を適用したまでである。それ以上のものでも、それ以下のものでもない。誤解しないでいただきたい。」
と述べられた。

 この博士の高い見識に、列席者一同は益々畏敬の念を深くした。

中島岳志さんは何か勘違いをされているようですが
同情で判決を書かれたからという事で喜んでいる右派がおりましょうか?
博士がインドが親日的だから・・という枕詞で判決を論じて喜んでおりますでしょうか?

同情でないからこそ、パール判決は尊ばれているのです。

博士が平和を愛されていることは、
右派もよく知っており、平和主義者であるからこそ
パール判決は意味を持つのであります。

でどうしても「右派によるパール博士の利用」を言いたいのでしょう。
つまり、大東亜戦争の戦争目的の肯定論の否定です。

「大東亜戦争の意義目的をパール博士は御理解されていた。」

確かにご理解されていました。

著書や語録で引用してもいいのですが
「ソースを出せ」とかになるので、わかりやすいのを一つ。

証拠

大亜細亜悲願乃碑


激動し 変転する歴史の流れの中に
道一筋につらなる幾多の人達が
万斛の思いを抱いて死んでいった

しかし
大地深く打ちこまれた
悲願は消えない
抑圧されたアジア解放のため
その厳粛なる誓い
いのち捧げた魂の上に幸あれ

ああ真理よ!
あなたはわが心の中にある
その啓示に従って
われは進む
ラダ・ビノード・パール

これは広島の本照寺というお寺の筧住職が
広島に訪れていた博士を訪ね
「戦死英霊、原爆殉難者ご精霊に手向ける碑文を書いていただきたい」
と慨嘆された時に
一夜想を練られて書かれた詩であります。

博士は「アジア解放のため」とされています。

これはその時にベンガル人通訳により英訳、和訳されました。

その碑は今も残っています。

ちなみに、「パール博士の日本無罪論」田中正明著
について
「パール判決書全文を公開せよ。都合によって抜粋しているのではないか。」
などと攻撃する者もいましたが
講談社よりの
「共同研究パル判決書」
小学館(?)
からの全文刊行より随分以前

「全訳・日本無罪論=極東軍事裁判 印度代表判事 R・パール述」
として、平凡社下中弥三郎翁・田中正明先生らによって出版されたのです。

この原稿監修はパール博士ご自身です。

で感想記先生はこのようにもおっしゃいます。 


パール判決をひたすら持論の補強に使うことに熱心で、パールの生涯や思想に無関心であることは、同ブログの同エントリの最後をみてもわかる。
 この人は、パール「判事」よりもパール「博士」の方がしっくりくる、というむねを述べている。なぜなら、「パール博士は単なる判事ではなく、その後に国連国際法委員会委員長に就任されたように、国際法の権威」(同ブログより)だから、だそうである

 牛村圭・国際日本文化研究センター助教授は田中の『日本無罪論』について、「題名や後からついた尾ひれが独り歩きし、読まない人による“伝言ゲーム”が続いている。たとえばパルは東京裁判当時は国際法の専門家ではなかったのに、国際法の権威だったと奉るようなことだ」(朝日06年7月12日付)とまるで誰かのために警告を発している。

 東京裁判時点でのパールの判決(正確には意見書である)の価値が焦点なのだから、「裁判後」に国際法の権威になったことは日本でのパール判決受容の問題においてはあまり意味がなく、この点については「判事」とする方がより本質的なのである。

はい。確かに東京裁判でのことでありますから「判事」でもよいのです。
ただし、国際法における博士の「権威」を少し誤解されています。

博士が国際法の権威と評されるのは、東京裁判における「日本無罪判決」
に対する評価も大きな理由なのです。
だから博士のその後の権威も東京裁判判決と無関係ではない。

そして博士の無罪判決が国際法曹界で評価されます。
もちろん賛否は分かれますが、大きな論争となりました。
当時のロンドンタイムスなどは長期にわたり、紙面論争を繰り広げます。

で英国法曹界の重鎮であったロード・ハンキー卿は
パール判決こそ正しい」として
戦犯裁判の錯誤」という論文をを上梓します。

そして、1953年にジュネーブ国際司法委員長に推挙されたのです。

でもうひとつ誤解がある。
博士は裁判当時は国際法の権威ではなかった・・・・
確かに。でも・・・

あのぉ。東京裁判において、
国際法の学位を取得されていたのはパール博士だけなんですけど。

二人の中国人判事は裁判官資格も持っていなかった。
ソと仏の判事については法廷協定用語である英語と日本語を
理解できていなかった。

そんなのとパール「判事」を同列に論じるわけでしょうか?

それとよくある誤解。
「パール博士は裁判が法的に瑕疵があるから戦犯無罪」
とされたという見解。
確かに本質はそうでありますが、
判決後の博士の思いはまさに「日本無罪」であったわけです。

東京裁判において、日本軍の不法行為に言及されたのも
検事提出資料における、法定資料に基づくものであり、
判決後の博士ご自身の調査において、その検察提出資料の
背景なども分析され、ますます東京裁判の出鱈目さを認識されるのです。

そして、A項戦犯に対しては巣鴨まで見舞いに行かれ激励されます。
法律解釈だけでなく、現実的不法行為責任者だったと思っておられたら
見舞い激励に訪れますか?

パール巣鴨
巣鴨に戦犯を激励に訪れるパール博士

そしてA項戦犯処刑後はBC項戦犯の家族にこうおっしゃっています。

「戦犯といわれるが、決して犯罪者ではない。全員無罪です。
何も罪とがを犯したわけではありません。恥ずべきことはなにもないのです

博士は先の大戦が欧米植民地からのアジアの解放であり
それが我が国の悲願であったと認められておられるのです。

パールの生涯や思想に無関心

いえいえ、博士の生涯・思想に惹きこまれるからこそ
パール判決の人類平和への想いが尊ばれるのであります。

逆に申しますと、
中島先生は、パール判決を研究されるにあたって
田中先生とパール博士との交流について、深く探求されたのであろうか?

田中先生は我が国において、最も深く博士と交流されたお1人です。

ところで先生はこうもおっしゃる


 中島は、そのことを象徴的に示している、パールの業績を展示した「下中記念館」の閑散とした状況を冒頭で描写する。

で中島先生の本ですね?^^

下中記念館が閑散としているのは
元々記念館は平凡社創業者である下中翁の私的別邸でありました。
しかも一般に広く訪れて貰うには、立地が悪い。

だから、東京と京都にパール博士顕彰碑を建立し、
一部展示物を遊就館へと移しているのです。今は予約制です。

なにが言いたいのかわかると思いますが、
ミスリードなニュアンスです。


陣中日誌?またその背景にある話をゆっくりとエントリーで紹介させていただきます。


端折りブログなのに細かく書いてしまった(まだ端折っているけど)

で何のことかわからないと思いますが
本質と関係のないところでいじめられているのです^^

書き忘れたので追記。

中島先生については、批判しましたが
宗教と世界観の論考については(これもざっと見ですが)
非常に面白そう。(って私なんかが偉そうに言うのもなんですが)

だから、黎明の時代の世界観、これをフラットな気持ちで見て頂きたいなぁと。

お若そうなんでびっくりですが、もう一度パール博士観を見つめなおしていただければと。
「2」期待してます。

変なイデオロギーが入っていたらだめですけど。



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2007-06-19 22:54:03

慰安婦問題着火・・・やるならとことんやるべし

テーマ:歴史観
■汚名を雪ぐ機会を与えるとな

米下院外交委員会、慰安婦問題で日本政府に謝罪求める決議案を採決
http://www.afpbb.com/article/politics/2241765/1706297
(AFP)


米下院外交委員会は18日、いわゆる従軍慰安婦問題で日本政府に対して明確に歴史的責任を認め、公式に謝罪するよう求める決議案を26日に採決する方針を固めた。米議会関係者が明らかにした。

~~

 日本の国会議員44人は、14日付けのワシントン・ポスト(Washington Post )紙に、「第2次世界大戦中に日本軍によって強制的に従軍慰安婦にされたことを示す歴史文書は存在しない」と訴える全面広告を出した。


いきなりか^^

賽が投げられた以上徹底的に。

http://ameblo.jp/disclo/entry-10036995638.html

まぁ「決議案」については団長さんの危惧通りになったのですが

慰安婦問題終了のお知らせ
http://antikimchi.seesaa.net/article/39559629.html

日本の超党派国会議員有志や言論人グループの方々が
キムチ臭い敵に塩を送られた件について
http://antikimchi.seesaa.net/article/44932554.html
(アンチキムチさん)

とはいえ、反日連帯によって貶められた我が国の名誉を回復するために
戦略的に対抗しなければならなかった事態はかわらないわけで
こうなった以上、とことんやるべきです。

すくなくとも THE FACTS はまともな知識層には響いたはずですから
慰安婦問題に対する疑問は植えつけられたはずです。

ただし、安部談話に見られる、深謀の意味を理解しないといけません。

■まず我が国が反省の意を表する、で皆さんは?
http://ameblo.jp/disclo/entry-10031864593.html

そこを同時に考えないと
毛唐の単純な思考回路では本質を理解しないでしょう。

メディア戦略のヒントは
GRAY MATTER 「アメリカの心」です。

活字なら350文字まで。

We want to apologize.
However, evidence is not found anywhere.
Someone, please find evidence. ・・・・

とか^^

世論対策と同時に、関係国の戦時性犯罪・公娼実態の
プロパガンダ・・・・

マイクホンダはじめ推進首魁のネガティブキャンペーン

やることはいっぱいありそうです。


Take the initiative.
Clear The Air・・

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河野談話の白紙撤回を求める署名サイト
http://kounodanwa.com/


河野談話撤回



フォーム
http://kounodanwa.com/form.html


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浜田ブリトニー30kg台突入どこまで続く?劇的ダイエット1日1回置き換え酵素液4,980円wpets.jp
2007-03-22 22:48:25

まぁ後のことは韓国に

テーマ:歴史観
【6カ国協議】凍結資金返還、完了せず
=処理の遅れに戸惑い 核放棄に向けた実質協議に入れず
http://antikimchi.seesaa.net/article/36546218.html
(アンチキムチさん)

だね。
この後口座資金返還となっても、この足踏み感というのは北にはずっと残る。
今の極東情勢からいって日本の孤立っていうのは活字にする必要も無い。

我が国は我が国で北の意見丸呑みの平壌宣言が足枷になっておりますが
アメリカはアメリカでクリントン時代の米朝合意が足枷になっていました。
クリントン時代は、北の核については
「数十発も持たれたら困るけれど、1.2発ならいいよ」
というスタンスでずっと来てしまったので、アメリカはその清算から協議に入っています。

ただ、アメリカと言うのは対中戦略の中で六カ国協議を見ていますので
外交的にポイントを稼ぐとか、米朝蜜月なんかどうでもいい。

実際、米国内では六カ国協議・北の核問題、というのは全然話題になっていない。
主要紙では海外トピックス扱いだし、CATVニュースなんかも
あまりヒルさんが頻繁に出るってこともない。

そもそも北の核問題というのは
1990年代初頭には旧ソ連の技術供与によって完成された核の存在は
半ば認められていたような状態だったので、アメリカのさじ加減一つで
国際問題化するかどうかという状態であり、それは今も変わらない。

そこで情け無いのがマスコミです。
1993年に金正日が落馬して前歯が上下とも折れてしまったって事があったとき
フランスの歯科技工士が数名、北の要請で平壌入りしたんですが
その時も一部マスコミは核開発に結び付けて報じておりました。

そして北の大物、康明道亡命に関して出てきた
「北の核開発施設の存在」も韓国は封殺。
康明道まで否定する始末。(実際は認めています)
つまり
すでに実験前段階まで核開発は進んでいたのに
「開発疑惑」で止まっていたんです。

そして当初、六カ国協議での我が国の「拉致問題解決」前提に関して
強行に批判していたロシアですが
今は、日本擁護に変わってきております。

これは安倍訪中による、日中接近に焦っているとも見られていますが
先の北方領土内漁船射撃事件での我が国の強硬な対応も一因と言われています。

で米の対北対応で一々
「米に裏切られた」
とかいう話が出てくるのですが
最初から六カ国協議は各国の思惑ですので関係ありません。

あるのは、日本が某かの判断をしなければ、何も決まらないといいうことで
我が国が拉致問題解決なくして北支援など一切ありえないと主張し続ける限り
北はさしてメリットのある対価を得ることは出来ないということでしょう。

だから「孤立」というのは本来ありえないのです。

というわけで孤立しているのは韓国であって、現実的、迅速な成果が必要なのは
韓国だけともいえます。

そんな中で
「偽米ドル製造にCIA関与」
なんていう話もでてくるわけですが
北が偽札製造に必要な物資の調達をしてきた裏づけはほとんど取られていますので
CIAが関与できるとすれば偽札の流通ってことになります。

がそれもまぁ裏づけのない話と言うオチのようです。

-----------

どちらにしろおあずけ状態というのは、色々本音が露呈します。

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_03/t2007032006.html



フコイダン療法とは最善のがん治療を追求する癌学会発表のフコイダン情報togoiryou.com/

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