2015年10月6日火曜日

反日はどこからくるの

反日を追っています。そして守るべき日本とは何か考えています。

ものすごい分厚い本なのに核心には触れず
一体誰が何のために読む本なのか

が、ちょっと気になる名前があったのでコピペ

新聞と「昭和」
朝日新聞「検証・昭和報道」取材班
朝日新聞出版
2010-06-04


p547
在日韓国・朝鮮人 ルポが行政動かす

 日本が独立した52年、初めて迎えたメーデーで騒乱事件が起きた。5月27日の朝日夕刊社会面トップは、事件に絡み、東京・江東の朝鮮人集落が捜索を受け、朝鮮人団体幹部ら21人が逮捕されたと伝えた。

 記事は、集落を「解放地区」と表現、「当局も・・・・ほとんど手の出ぬ形でパトロールも実施されず」と書く。当時、在日朝鮮人に関する記事は、警察担当記者による事件報道がほとんどだった。
(不逞鮮人が好き放題してたわけですね)

 日韓国交正常化交渉が大詰めを迎えた65年3~4月、朝日は社会面で「日本の中の朝鮮」を連載した。川崎区や大阪市生野区の朝鮮人集落に入り、貧困や差別の実態をルポ。新たな問題意識での取材だった。

 さらに朝日は76年2月27日から4月25日まで「65万人 在日韓国・朝鮮人」を50回掲載、高校入学や就職、融資、社会保障をめぐる差別、労働現場の実態などを伝えた。社会部デスクだった岩垂弘(74)は「朝日は前年、韓国に派遣された取材団が人々の生活などを連載した。今度は、内なる韓国・朝鮮に目をむけなければ、と考えた」と言う。

 川崎支局の前川恵司(63)は、79年10月から翌年9月まで神奈川版で「韓国・朝鮮人」を160回連載した。これまで在日を取り上げた記事は、仮名や匿名が多かった。前川は「本名を明かさないなら何でも書けるが、記事への信頼性は欠け、説得力もない」と本名にこだわった。
(前川恵司氏→週刊新潮・ならば青瓦台に「米軍慰安婦の像」を!

  韓国を支持する民団と北朝鮮支持の朝鮮総連が対立、記者も色分けされた。前川は組織に頼らず取材を進めた。「個々人に話を聞き、自分で判断しようと考え た」。大学生のとき、韓国に旅した前川は「独裁下、沈黙に支配された国」という報道と、エネルギッシュに生きる庶民という現実の落差を感じた。それも個人 にこだわる素地となった。

 連載は在日の子らの悩み、1世の生活し、プロ野球や文学などで活する在日らを取り上げた。

 オモニ(母)の会の宋富子(69)は、本名を名乗る大切さを同胞に説いて回っていた。79年9月、青少年問題の討論会で県知事の長洲一二に在日の子の置かれた状況を訴え、学校の無理解を批判した。長洲は「真剣に取り組まねばならない」と答えた。連載の一コマだ。
(オモニ会:国連まで行って朝鮮学校無償化しないのは差別と訴える反日組織
人権侵害者達 朝鮮学校という侮日工作機関


 神奈川県は3年後、冊子「内なる民際外交 身近な国際理解のために」をつくり、在日外国人の人権問題を啓発した。宋は「朝日の連載は、見えなくされていた私たちの存在を見えるものにし、多くの教員や行政を動かした」と評価する。
(違憲です)

  82年秋、朝日は読者投稿の「歌壇」で「北鮮」という語を使った短歌2首を続けざまに掲載した(10月31日、11月28日)。教師らが抗議の声を上げ た。朝日は当初、「言葉に文句をつけられたら短詩型文学は成り立たぬ」「地域名の略称だと思う」と対応(社内資料)、差別の意図はないことを主張した。

 抗議の加わった社会科教師の内海愛子(68)は、朝鮮史学者の梶村秀樹と明治の朝日新聞などを調べ、韓国併合(1910年8月)以降、「韓国人」「韓人」にかわって「鮮人」という言葉が急速に広く使われるようになったことを明らかにした。朝日は、差別語使用を反省し、社内研修を約束した。
(内海愛子→アンブロークンの裏の赤い人脈(改定復刻版)

 敗戦直後(47年)の在日外国人登録(法務省統計)は約64万人。94%は韓国・朝鮮で約60万人だった。08年の外国人登録は約222万人に達した。うち中国約66万人(30%)、韓国・朝鮮が約59万人(27%)だ。

 様々な文化を背景とする外国人といかに共生するかが問われている。

デタラメ朝鮮人強制連行説をさんざん喧伝したことなどおくびにも出さず
何の検証にもなってない
同様に北朝鮮賛美して北朝鮮帰還事業を煽ったことも拉致問題報道についても
本全体こんな感じ
何なのこれは自画自賛&自己満足本なの?www

p579
あとがき
(部分抜粋)

 準備に1年、紙面展開にさらに1年をかけて、昭和を検証する。そんな贅沢で野心的な試みが動き出したのは、2008年4月19日だった。東京本社新館1階の会議室。船橋洋一主筆の 呼びかけで、文化、社会、外交・国際など書くグループから十数人の記者が集まった。近現代史に関心の深いベテランぞろい。うち半数うは社内外で高い評価を 得た長期連載「新聞と戦争」の経験者だ。その後、社内公募に応じた若手ら数人が加わり、取材班は編集委員6人を含め約20人に。私はそれを「ドリームチーム」と呼んだ。

ははっワロス船橋洋一氏ですか
災厄をもたらした「歴史の和解」

(売国)ドリームチームかな
ハラワタがいい具合に煮えくりかえりますね

【お金は知っている】
北京の対日工作が始まった 共産党支配経済の延命に手を貸してはいけない

中国軍事支出と人民銀行資金供給

 中国の習近平国家主席は9月28日の国連総会演説で、「中国は永遠に覇権を追求せず、拡張(政策)も行わない」と言ってのけた。南シナ海での埋め立てや日本周辺での粗暴な海洋進出など、国際法無視にシラを切り通す魂胆丸出しだが、そんな場合、対外工作付きである。

 日本のメディアに登場する中国専門家の言説をチェックしてみると、やはりそうだった。北京による対日情報操作がどうやら始まり、今後さらに活発になるだろう。

  安倍晋三首相に対し、習主席との「関係修復」を求める専門家たちが一斉に声を上げ始めたのだ。手口はおしなべて「情緒作戦」である。習氏は「嫌日ではな い」、父親が「温厚」だった、出自が政治家の家系で安倍首相と共通する、習氏は安倍氏と同様、戦争を好まない、という具合だ。日中首脳はひざを突き合わせ て話し合えば、日中友好関係を取り戻せるというおとぎ話を、情緒に弱い日本のメディアに書かせようとしている。
(見え見えすぐる)

 筆者が本欄でこれまで一貫して指摘してきたように、習政権の経済政策は八方ふさがりだ。日本のカネも技術もとにかく欲しいのだが、日本企業の多くは中国からの撤退に腐心する。その日本をつなぎ止めようと、上記の対日世論工作に躍起となる。
(持ってるだけで20%減の人民元なんかいらんがな)

 必要なのは、情緒を一切排した、徹底的なリアリズムである。「日中友好」がどう演出されようと、習氏が珍しく笑顔になろうと、中国の対外膨張路線は不変である。共産党指令型経済が続く限り、脅威は増長する。

 グラフは中国の軍拡が2008年9月のリーマン・ショック後ドル増刷(量的緩和)と同時並行して加速したことを示す。米連邦準備制度理事会(FRB)が供給する資金が米金融市場で増殖したあと、中国に流入する。中国人民銀行がドルを買い上げて、人民元資金を発行して不動産開発など固定資産投資を急増させる。膨張する元資金は軍事費の源泉となる。

 経済・軍事膨張の方程式は、FRBの量的緩和政策が昨年10月に打ち止めとなって以来、不調に陥った。ドル流入が見込めなくなったのだ。不動産ブームも冷え切っている。そこで党は上海株価をてこ入れしたが、バブルとなって崩壊した。中国での投資家の大半は、華僑資本と海外拠点を持つ国有企業である。手っ取り早く稼げる市場が見当たらなくなる途端に逃げ出す。

 FRBの利上げは資本逃避をさらに加速させる。FRBはチャイナリスク増大が世界の株式市場に波及するのを恐れて利上げを見送った。中国への依存度が高い米国や欧州の経済界も対中宥和に傾きつつある。

  安倍政権はここで、腹をくくるべきだ。習政権による党支配経済の延命に手を貸したところで、チャイナリスクが緩和するはずはない。中国の市場自壊こそは党 支配体制の改革を促すと、米国を説得すべきだ。オバマ政権もこれまでのへっぴり腰をただすだろう。 (産経新聞特別記者・田村秀男)
zakzak 2015.10.2
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20151002/ecn1510021550001-n1.htm

米の都合で膨らませた中国経済が米の都合でしぼんだ
というように読めるんだけども・・
まぁFRB=米ってわけじゃないみたいだけども・・(ボソ

さてこの方( ゚⊿ ゚)は何て言ってるかな
麻生財務相「大丈夫か」 人民元の国際通貨認定にクギ刺す

 麻生太郎財務・金融担当相は2日の閣議後会見で、中国の人民元の国際通貨認定について、「国際マーケットで自由に売買できるような信頼性が確実に担保されないといけない」との認識を示した。

 中国は国際通貨基金(IMF)に対し、中国の通貨である人民元をドルや円などと並ぶ主要通貨と位置付け「特別引き出し権(SDR)」の構成通貨に採用することを強く求めている。

  SDRはドル、円、ユーロ、ポンドの主要4通貨を合成した仮想通貨のようなもので、IMFが出資比率に応じて加盟国に配っている。経済危機で外貨が足りな くなった加盟国は、SDRと引き換えに他の豊富な外貨準備を持つ加盟国から4通貨のいずれかを融通してもらう仕組みだ。

 中国はその一角に食い込もうと躍起。麻生氏は「人民元が国際通貨になることは決して悪くない」としつつ、「ただある日突然、政府が(市場に)介入するというようなことをやっている間は、『大丈夫か』ということになる」とクギを刺した。
産経ニュース2015.10.2
http://www.sankei.com/economy/news/151002/ecn1510020020-n1.html

やれるもんならやってみたら(ニヤニヤ)=ぶぶ漬け対応 ってとこですかね

中国を批判した日本財務相に「日本経済はさらに悪い」と非難殺到-ドイツメディア

【参考消息】 アンカラで開催された20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で、日本の麻生太郎財務相は「充分に予防策を講じなかった上、経済減速と株式市場の波乱を通じ、世界経済に脅威をもたらす」と中国を批判した。

5日付のドイツ紙「南ドイツ新聞」によると、麻生太郎財務相の発言にほかの参会者が大きな不満と憤慨を示した。カナダのオリバー財務相は中国の率直で誠意のある態度に賛意を示したほかに、人心を奮い立たせるシグナルにも言及した。

報 道によると、ドイツ代表団は「日本財務相の発言は大きな怒りを招いた」と示した。EU代表団の参会者は「遠い戦争時代の幽霊を復活させた」と語った。ほか の参会者は「日本経済は中国よりさらに悪く、経済減速に遭遇したにも関わらず、中国は依然として6-7%の経済成長率を維持しているのに対し、日本は経済 衰退に陥った」と反論した。
(翻訳 孫義)新華ニュース2015.9.8
http://news.livedoor.com/article/detail/10564967/

お怒りでございまつねwww
ドイツは今お怒りになってる場合じゃなくなりましたけどね。

【スポーツ雑記帳】
君が代の意味まで理解し、誰よりも“日本人” NZ出身のラグビー日本代表リーチ主将
ラグビー リーチマイケル主将

 2015年、ラグビーW杯がイングランドで開かれる。ラグビーがほかの競技と違うのは、日本代表に海外出身の選手も所属できることだ。

  世界の統括団体であるワールドラグビーでは「3年以上居住し、他国で代表歴がない」などの条件があれば、代表選手になることはできると規定。欧州などの列 強でも“常識”だ。ただ日本では、五輪やサッカーが国籍に準じていることや、単一民族国家であるためか「なぜ外国人がいるのか?」「感情移入できない」と いった意見が出る。
 現在の日本代表も複数の海外出身選手がいる。主将のリーチ・マイケル(東芝)もニュージーランド(NZ)のクライストチャーチ出身だ。来日して10年。現在は国籍も取得しているが、そのマインドはもはや日本人以上かもしれない。
  「試合の前の合宿中には、必ず全員で君が代の練習をします」。ほかの外国出身選手はもちろん、日本人選手にも歌詞の教えることもあるという。「君が代の中 身を自分たちにつなげて、歌詞を理解して歌わないとダメだと思います」と話す。君が代にはいろいろな解釈はあるが、古今和歌集に起源を持ち、長い繁栄を 祈ったものとされる。
15歳で札幌山の手高に留学。東海大を経て東芝入りした。NZ時代にラグビー留学に来た日本人と知り 合って興味を持ち、いつかは行ってみたいと来日2年前から勉強を始めた。「日本に来てから特別な勉強をしたわけではないというが、今では「ひらがな、カタ カナ、漢字も少し。新聞もラグビーの記事ならだいたい分かります」。君が代については「インターネットでいろいろ調べました」と明かす。

 日本代表で海外出身選手が主将を務めるのは、リーチで2人目。初代のアンドリュー・マコーミックは、くしくも同じクライストチャーチ出身で同じ東芝所属だった。

 リーチ自身も、外国人選手の代表入りが一部で抵抗を持って受け止められていることは理解している。そのうえで「それが日本のラグビー文化。前から外国人の代表はいたし、これからもいる。みんな同じぐらい頑張っている」と訴える。
 W杯に向け気持ちは高まっている。「世界一の練習をやってきた。対戦相手が決まってからずっと相手は意識しているし、楽しみ。あとはやるだけです」と意気込む。
日本を愛し、代表に魂をささげていることだけは揺るぎのない事実だ。(芳賀宏)
産経ニュース2015.1.2
http://www.sankei.com/premium/news/150102/prm1501020026-n1.html

君が代の意味まで・・(´;ω;`)うぅありがとう・・・

だけどですね

移民の誰もがアスリートとして活躍できるわけじゃないし
自主的に日本に溶け込もうと努力するわけじゃないだろうし・・
何せ3世になっても4世になっても日本人にはならない人が何十万といるわけで
李信恵国籍は在日

地域のあり方と移民問題 日本の将来をスイスから学ぶ

『月刊Wedge』 2014年12月号

ウルス・ブーヘル (駐日スイス大使)
國松孝次 (元駐スイス大使)
構成:磯山友幸(経済ジャーナリスト)

 (部分抜粋)

移民をスイス社会の中に「統合」する政策

國 松:そうした新規の移住者に対して優しいというスイスのコミュニティの特長は、外国人居住者が増えていく中で、維持していくのがやや難しくなっているので はないでしょうか。EU(欧州連合)やEFTA(欧州自由貿易連合)などの諸国からの外国人居住者が中心の時代は問題はなかったかもしれませんが、それ以 外の第三国からの移住者が増えると、人々の間の文化的な摩擦が増えるなどして、スイス社会も変革を迫られるのではありませんか。

ブーヘ ル:移民問題は今のスイスの政治問題で最大かつデリケートなテーマです。スイスは明らかにグローバル化の勝者として世界有数の豊かな国になりました。国の 門戸を開いて世界中から優秀な頭脳を引き寄せたのです。しかし、一方で負の側面として、移民のコミュニティとの同化や協調といった問題が生じました。60 年代から70年代にかけてのイタリアからの移民はすでに第二世代、第三世代になっています。彼らはすでに、もとのスイス人よりもスイス人らしく振る舞って います。自然に溶け込むことでコミュニティの一員になってきました。

 しかし、一方で、スイスにやってくるすべての外国人がこうした姿勢 を持っているわけではないのも事実です。3~5年働いて国に帰っていく外国人はコミュニティの一員になろうとは考えず、4つある公用語の1つすら学ぼうと はしません。問題なのは、おそらく彼らは納税者としてスイスの富に貢献しているにもかかわらず、市民としての役割を担わず、コミュニティにも関与しないこ とです。

國松:これまでスイスが採ってきた移民政策で、私が感心したのは、スイスの連邦政府がとても明確な移民政策を持っていることです。単純な同化政策でもなく、多文化併立政策でもなく、彼等をスイスの社会の中に「統合」するという政策を採ってきた。スイスの人たちを外国の人たちと調和させる政策だったとも言えます。

ブー ヘル:これまでの移民政策がうまくいったという点は私個人としても同意見です。スイスは小国で天然資源もありません。ではどうやって今のような、世界有数 の豊かな国になったのか。スイスの成功のカギは19世紀から国を開いてきたことです。少なくとも海外からスイスに働きにやってきたい人たちにできる限りベ ストな仕組みを与えてきました。クリエイティブで働く意欲にあふれ、付加価値を増す人々を積極的に受け入れてきました。

 世界最大の食品会社であるネスレや、その他のグローバル企業の多くが19世紀の移民によって創業されました。第二次世界大戦後も移民の受け入れによって革新的な人々をスイスに招き入れ続けた結果、多くの富が生まれました。

  もちろん、彼らはおカネを生み出すだけでなく、社会の中で責任ある役割を担いました。税金を納め、スイスの基準に従い、参政権を得るのは難しいにもかかわ らず、コミュニティの一員となり、社会の役割を担ったのです。有能な外国人をスイスに引き付けるために、給与水準や公共インフラ、医療、学校教育などの 様々な条件を魅力的に保ってきたということです。
http://ironna.jp/article/1371?p=2

移民を受け入れるなら「統合」政策が必須ということですね

なので、より国民国家としてのアイデンティティ(=ナショナリズム=統合の象徴)を強化しなきゃいけない

好き勝手言い散らかす無責任は許されない社会にならないと、別ルーツを背負った人達は尚更統合できない
日の丸に忠誠くらいは誓わないとだめだろうねぇ・・

今現在日本人ではない数十万の人達と
日本国籍はあるけど日本人とはいえない人達をまず「統合」できなければ
更に受け入れることなど無理と言わざるを得ない

移民推進の方々はこれらを覚悟しますか?

そして
統合政策をやってなお、移民に成功した国はないんですよ?
移民1000万人政策 坂中英徳 



p303~306
太平洋戦争の人種的視点ー日独の比較

  第二次世界大戦では日独ともに敗戦の惨劇を演じさせられたが、連合国が日独で異なった対応を示したのが日本人に対する人種的偏見であった。米国軍人の日独 に対する人種的差別意識を第二次世界大戦中にプリンストン大学が行った「戦場における兵士の意識調査」で比べてみよう。この調査によれば「日本兵(ドイツ 兵)を殺すことを好むか」との調査で「日本兵を殺すことを好む」のは44%であったが、「ドイツ兵を殺すことを好む」は6%に過ぎなかった。この人種的偏 見に基づく象徴的な事件は第二次世界大戦中の日系人の強制移住隔離政策であろう。日本海軍がハワイを奇襲すると、その日から日系米人の指導者の逮捕が始ま り、日系米人の銀行預金が封鎖され多くの人が職場から追放さ れた。真珠湾攻撃2カ月後の1942年2月19日には、大統領令により指定地域に住む全日系人に速やかに立ち退くことが勧奨された。大統領令には収容すべ きものを「米国の国防に危害を及ぼすと認められる者」と書かれ、日系人という言葉はなかった。しかし、適用されたのは日系人だけであった。そして移動勧奨 は強制に代わり軍の監督下に集団的強制立ちのきが開始され、11万人以上の日系米人がトラックや列車に乗せられて、有刺鉄線で囲まれたバラック建ての収容 所に戦争が終わるまで収容された。

 ジョン・ダワー『人種偏見』に よれば、白色人種のドイツ人やイタリア人は「まだしも人間だった」が、日本人は人間より下等な動物、爬虫類、虫けら、猿、ゴリラ、犬、ネズ、蛇、ゴキブ リ、害虫などと書かれ、人種的な蔑視吾が報道機関や公式文書の中で、ごく普通に使われていた。日系人は「強制収容所の最終的な宿舎に移住させられるまで、 何週間も何カ月も、馬小屋に詰め込まれ麻袋の上で寝なければならなかった」。特にサンタアニタでは馬の引っ越しと日系米人の到着の間に4日しかなく、馬糞 の匂いのする中に押し込められ入浴設備は、馬用のシャワーであったという。

 このように日本人を猿、毒蛇、ゴキブリなどと動物視した結果、兵士が日本人を殺すことが動物を殺す狩りと変わらない心境になっていた。グレン・グレー『戦士たち』に は、日本兵を一人放ち、その兵士が身の安全を求めて狂ったように逃げ回るのを標的として射撃を楽しんだという話が紹介されている。兵士たちは逃げ回る日本 兵の様子の滑稽さに、あまり笑いすぎて日本兵に的を絞ることができなかった。しかし、ついに弾が命中すると正体全体の雰囲気は大いに盛り上がり、数日間は それを肴にした話題や冗談が続いたと書かれている。このような日本人の動物化に、さらに日本軍が破竹の勢いで欧米諸国のアジアの植民地を占領すると、ジン ギスカンのように西欧社会に進撃してくるとの黄禍の悪夢が重なった。日本人を絶滅しなければ白色人種が絶滅されるという恐怖心が高まり、日本人殲滅へとエ スカレーとしていった(原文ママ:筆者)。

 43年3月にラバウルからニューギニアのラエに向かった輸送船8隻と、駆逐艦4隻を撃沈する と、米豪軍はいかだや救命ボートに乗っていた3000人近くの遭難者を機銃掃射した。そして『TIME』(43年3月15日号)は「低空飛行の戦闘機が生 き残りのジャップでいっぱいの救命ボートを血の海に変えた。ジャップに浴びせられたこの残忍さは、かつて彼らがしばしば示したものであう。今回の攻撃の結 果、岸にたどり着くことができたジャップはほとんどゼロに近かった」 と報じた。

 1943年の米軍の調査によれば米軍兵士の意識も半数 が捕虜にするのではなく、日本兵は1人残さず殺すべきだと考え、また、彼らは日本人は他の敵とは近い殺すか殺されるかの2つに1つしか選択の余地はないと 教えられていた。この結果、終戦の年になると4人に1人が戦闘の目的が陣地を占領することではなく、日本兵をできるだけ多く殺すことに変わった。

  43年5月以後数カ月にわたって、米国政府内で戦後の日本をどう扱うべきかに関する会議が開かれたが、海軍代表はハルゼー提督のモットー「ジャップを殺 せ、殺せ、もっと殺せ」の信奉者であり、日本民族のほぼ完全なる根絶を要求した。その理由はいずれの民族が生き残るかの問題であり、白色人種の文明が危機 にされされているというkとであった。チャーチルも43年5月のワシントン訪問時の議会演説で、日本の大都市や軍需工場を灰燼にするために爆撃を続け、住 民の半数を殺害すべきであると演説していた。

 さらに、広島に原爆を投下する数日前には、アーサー・ニフドフォード海軍中将が「侵略を始 めたのはジャップだ。だから日本は都市なき国家となり、あとに残るのは流浪の民だけだろう」 と言ったと言われている。しかも、世論は終始10から13%の米国人が日本人の「絶滅」を支持し、終戦の年には33%が国家としての日本の崩壊を支持して いた。それは原爆投下20日後の8月26日に実施したギャラップの世論調査で、日本の都市への原爆投下を肯定する者が85%、さらに『FORTUNE』 (45年12月号)誌が11月30日に行った世論調査でも、党かを肯定する者が53・5%、「もっと原爆を使う機会があれば良かった」が22.7%、投下 すべきではなかったというのはわずか4.5%に過ぎなかった。また、チャールズ・A・プラムリー下院議員はジェイムズ・バーンズ国務長官に原爆投下を祝う 電報を送ったが、その電文には「米国の民衆は貴殿と大統領を最大限支持しながら、今こそ、黄禍を永遠に絶滅する時であると決意しました。・・・・ねずみは キイキイ鳴かせればよい」と書かれていた。

あのジョン・ダワー氏が以前はこういうことを書いていて
今「日本のアジア加虐史観」と言ってるのがちょっと理解できない
(日米離反工作???)
ジョン・ダワーとハーバート・ノーマンと「アジアへの加害責任」 

参考

【youtube】 【6月15日配信】チャンネルくらら座談会 「コミンテルン研究の第一人者平間洋一先生をお迎えして」 第1回 宮脇淳子・倉山満 【チャンネルくらら】

安保法制反対派が二言目に言う「アメリカの戦争に巻き込まれる」

それがおかしな論理なのは
そもそも日本国憲法はアメリカが作ったものだということ
だからアメリカのコントロールから抜けたいならますます改憲する必要がある
(※反米ではない)
アメリカのポチと罵りながらその枠に意地でもしがみつく滑稽ときたら

そしておかしなことがもう一つ

SEALDsの前身SASPL
SASPLツワネ原則
http://spearprojpn.strikingly.com/

①情報公開に関する国際原則であるツワネ原則に大きく反していること。

ツワネ原則はですねぇ
オープンソサエティ財団ツワネ原則
アメリカの財団(Open Society Justice Initiative)
オープンソサエティ財団=ジョージ・ソロス
吉松育美さん騒動16 「国際基準」に踊るのを見て笑う人がいる 

アメリカの戦争に巻き込まれる!と言いつつアメリカの財団の出した指標を盲信っておかしくないですか?
(もちろんアメリカは一枚岩でないが)

岩上安身ツイッターモートンハルペリンツワネ原則
モートン・ハルペリン氏

【wiki】モートン・ハルペリン
モートン・ハルペリン(Morton H. Halperin、1938年6月13日 - )は、アメリカ合衆国の政治学者。専門は、外交政策論、核戦略論。現在、外交問題評議会上級フェローおよびオープン・ソサエティ財団上級顧問

コ ロンビア大学卒業後、イェール大学で博士号取得。ハーバード大学を経て、ジョンソン政権時代に国防次官補代理(1966-1969年)、ニクソン政権時代 に国家安全保障会議メンバー(1969年)、そしてクリントン政権時代には大統領特別顧問、国家安全保障会議メンバー、国務省政策企画本部長 (1998-2001年)などを歴任。また、1984年から1992年までアメリカ自由人権協会のワシントンDC支部長を務めた。

ただの財団顧問じゃないですね

だからSEALDsとその前身SASPLは
日本を引き続き米のコントロール下に置こうと活動している
当人達はそう思っていないかもしれないけども
結果としてそうなっているわけですね

日本国民は誰しもアメリカの戦争になんか巻き込まれたいとは思っていない
左の人は勘違いしている気がするけど右の人も情けない米ポチ状態から脱却すべしと思っているわけです(=戦後レジームからの脱却)

安倍晋三はそれをやろうとしている
かもしれない
違うかもしれない
言ってるだけで実は更にポチになろうとしているかもしれない

そこは正しく監視して批判しなきゃいけない
ただ反権力思考で「安倍しね」と言ってるだけじゃだめだ
まして米財団の指標を元に批判しているようでは・・・

SEALDsの資金源はもしかしてある国では、と思っている人はいるだろう
その中に米国が入らない人がまだまだ多いみたいで、危惧するところ。
(資金提供があったかどうかは知らないけども・・)

「オレンジ革命とかですね、アメリカの民主化基金が反体制派に資金を流したり、デモやる時に英語のプラカード掲げなさいとかね、シンボルカラーを使ってTVカメラを意識しなさいとかノウハウの伝授をアメリカがずっとやって来てたんですね。」
陰謀論じゃない。ウクライナで起こったこと。

SEALDsデモ@国会前
英語のプラカードばっかり
SEALDsプラカ英語ばかりcat
https://twitter.com/catbsky/status/614689595741990913

アメリカの戦争に巻き込まれたくないなら
自分の頭で考えて一歩でも抜け出せ

(´・ω・`)絶句

【寄稿】韓国が日本を無視しても構わない理由南柾旭教授の明朗笑説
日本人が乱発する「スミマセン」は美徳ではなく病気
韓国より低劣な文化だった日本の「場違いな振る舞い」
日本は韓国の文化水準を見抜けなかった点にこそ謝罪を

 全世界で日本を堂々と無視する国は韓国しかないという。客 観的な指標だけを見れば「実にばかげたことをしている」と言われても仕方がないだろう。ところが日本という国は、多少無視しても構わない。日本は最初から 「帝国」になれるような国ではなかったのだ。そんな国がリーダーになろうとじだんだを踏んだために、東南アジアの多くの国々が迷惑を被ったのが20世紀半 ばまでの東アジアの歴史だった。

 ある国が帝国になるためには、次の条件をクリアしなければならない。軍事力、経済力、文化力の三つだ。 軍事力と経済力は、一人で努力して準備すればいい。しかし文化力は違う。周辺の国々がその国の文化をうらやましく思い、心からその国の一部になりたいと 願ったときにこそ初めて帝国は誕生する。アテネがそうだったし、ローマがそうだったし、現在の米国がそうである。

 それでは、日本は東南アジアの多くの国々がうらやましがるほどの国だったのか。実は少しの間そうだった。開花期の韓国の知識人たちは、西洋文明で彩られた日本をモデルとして考えた。しかし、それは本当に短い間だった。当時の日本をじっくりと観察してみたところで、これこそ文化だと認めるに値するものが存在しなかった。さらには、日本は自分たちよりも植民地の水準の方が高いということを見抜けなかった周辺の先進文化を抹殺するために、ありとあらゆることを行った

 善なる循環が成立するためには、帝国が周辺の国々を包容しなければならない。しかし、日本はそうしなかった。自分たちは一等国民で、自分たちが占領した国々は二等国民と見なした。差別がなく、誰でも能力さえあれば最高の位置に上り詰めることができる国こそが帝国だ。

  ローマは、すぐ隣の山岳民族であるサムニウムと40年間にわたって戦争を行った。戦争で勝利した後、ローマはサムニウムを侮辱する代わりに市民権を与え た。終戦から20年後にオタリウス・クラススという人物が執政官に就任する。オタリウスはローマの貴族ではなく、サムニウムの農家の出身だ。開放と革新が 帝国の基本条件というわけだ。

 日本は韓国を35年間にもわたって支配した。ローマのやり方に当てはめれば、その期間に能力のある韓国人 が首相に就くべきだっただろう。モンゴルのチンギスハンは、育ての父に裏切られ、わずか19人の支持者と共に必死の脱出を図った。やがてバルジュナ湖で一 息ついたチンギスハンは、湖の泥水をすすって、かの有名な「バルジュナ湖の誓い」を交わす。忠誠を尽くして信義を守るといった趣旨の誓いで、三国志の「桃 園の誓い」に次ぐ中国最高のイベントだ。

 この19人のうちモンゴル人は一人しかいなかったし、残りは他の氏族の出身だった(その一人の モンゴル人でさえチンギスハンの実の弟だ)。氏族を重視するモンゴルの伝統からすれば、考えられないことだった。生まれ持った先天的な条件を問題視しない こと、これこそがモンゴル帝国が世界を制覇した真の原動力だった。一方の日本はどうだったのかについては、言及する必要もないだろう。

  ある人々は、日本人から学ぶこととして他人に対する思いやりと迷惑を掛けまいとする気配りを挙げる。自分の息子がテロ集団に人質として捕まって命が危ない というときに「物議を醸して申し訳ない」とひたすらこびる老母の姿は、そのように見えなくもない。しかし、これは美徳ではなく単なる病気だ。強要された近 代化の結果だ。

 日本は共同体の利益を優先する近代化の道を進んだことで、その間に自由な「個人」はなくなってしまった。そのため「私」 よりも「私たち」をより優先させ、ともすると「スミマセン」を乱発するのだ。褒められたものではない。よって、日本が周辺国に対して過去の歴史について言 及するなら、文章の始まりはこうあるべきだろう。「スミマセン。空気も読めずに場違いな振る舞いをしてしまいました」

南柾旭(ナム・ジョングク)崇実大学文芸創作学科兼任教授
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2015.9.27
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/09/26/2015092600369.html

しょっぱなから間違ったことを堂々と主張する文っていうのもまたすごい
これを日本語訳してまで日本人に読ませたいんかねぇ・・・・・・・・・・・しかもこれが明朗笑説だとか
(タブン書いた人はうまいこと言ったつもり)

これを読んでなお親韓派がいるってのはすごいね!

田原総一朗「朝日新聞批判記事にみるナショナリズムの影」

 朝日新聞が従軍慰安婦問題を巡る記事の誤りを認め、一部撤回した。大きな波紋を呼んだ今回の総括だが、ジャーナリスト田原総一朗は、さらに注文をつける。

*  *  *

 朝日新聞の8月5日の「慰安婦問題」に対する総括報道に対して、各週刊誌が次のような見出しを掲げ、一斉に激しい批判記事を掲載した。

「世界中に『日本の恥』を喧伝した『従軍慰安婦』大誤報 全国民をはずかしめた『朝日新聞』七つの大罪」(週刊新潮)

「朝日新聞よ、恥を知れ! 『慰安婦誤報』木村伊量社長が謝罪を拒んだ夜」(週刊文春)

「世界がこの大嘘を根拠に『日本を性奴隷国家』と決めつけた 朝日新聞『慰安婦虚報』の『本当の罪』を暴く」(週刊ポスト)

「『従軍慰安婦』記事を30年たって取り消し 日本人を貶めた朝日新聞の大罪」(週刊現代)

「『慰安婦誤報』32年間放置の果てに『大特集遺言』を残して逝った『国賊メディア』朝日新聞への弔辞」(アサヒ芸能)

 朝日新聞は総括報道を行った以上、こうした批判は当然、予測していたであろう。

  32年もたっての総括というのは、誰だって遅すぎると思うだろうし、また明らかに誤報だったことを認めながら謝罪の言葉がなかったのは違和感がある。「女 子挺身(ていしん)隊」の記事を書いた植村隆記者に「意図的な事実のねじ曲げなどはなかった」としているのも納得しにくい。

 だが、こうした問題はありながら、今回の各週刊誌の朝日新聞たたきには、見逃すわけにはいかない共通点がある。

 それは、朝日新聞が「世界中に『日本の恥』を喧伝した」「国賊メディア」で、いわば「売国的」なメディアだと決めつけていることだ。言ってみれば、現在の朝日新聞批判は、いずれも強いナショナリズムがバネとなっているのである。

  私は、わずかではあるが第2次世界大戦中の世論を知っている。戦争への批判はもちろん、食べものが少なくなること、空襲が激しくなること、男の先生が出征 して授業が埋まらないことなど、いかなる批判も許されなかった。ナショナリズムに裏打ちされた愛国心を散々強要されたあげくの敗戦であった。

 こうした体験を持ったがゆえの偏見なのかもしれないが、私はナショナリズムには拒否反応を覚えてしまう。そして、朝日新聞批判に強いナショナリズムを感じるがゆえに、「朝日新聞よ、頑張れ」と言いたくなるのである。
(国籍選択の自由は保証されている。ナショナリズム皆無で生きていける国籍を選択せよ)

 その朝日新聞に注文がある。

 私は朝日新聞が総括報道を行った翌日から、通常よりも熱心に紙面を読むようになった。

  あれだけ大々的に総括報道を行ったのだから、当然ながらさまざまな反応が生じるはずである。そして、そうした反応は電話やメールもあるだろうが、数多くの 投書のかたちでも示されているはずである。私自身、テレビ番組をオンエアした後に、電話やツイッターなどの反応を細かく点検している。総括報道に対する週 刊誌の反応は、いずれも大批判であったが、投書にはそうでない反応も数多くあるはずである。

 そうした投書が読みたいのだが、検証記事の 掲載以後、それに対する投書というものが一通も掲載されていない。これはどういうことなのか。当然ながら大量の投書が来ているはずで、総括報道を行ったの だから、朝日新聞としては、できるかぎり多くの投書を掲載することが読者に対する責任だと思うのだが、この点はどうなっているのか。

※週刊朝日 2014年9月5日号
dot.2014.8.27
http://dot.asahi.com/wa/2014082700005.html

GHQプレスコードの存在が文書で確認された以上
米占領軍の日本洗脳工作「WGIP」文書、ついに発掘
プレスコードに依った論は見直して改めなければいけない
それをしないのは思想信条関係なく怠慢にして思考停止
戦後70年の長きにわたって同じことを繰り返し一歩も前に進まない脳死状態

日本国が国民国家である以上ナショナリズム全否定、まして悪とするのはあり得ない
ならば日本国がナショナリズム以外の何によって立っているのか提示する必要があろうね
あるいはナショナリズム皆無で成り立つ国を挙げてくれてもいい

提示はしないし、出来ないだろうけど。

田原総一朗氏はリベラル人脈のキーマンらしいので注意

orgハリス鈴木絵美駒崎乙武津田
日本語・天皇制はグローバル化の邪魔 桐島ローランド

仙谷由人氏「崔相龍氏は政治的な師匠」
「韓日の文化財問題解決に向け、両国の共同調査システムの整備を」


 「日韓両国の文化財返還問題を解決するためには、両国による文化財共同調査システムをまず整備すべきだ。例えば、韓国の国外所在文化財財団と日本の文化庁の一部署をカウンターパートに定めてはどうか」

 日本の民主党政権下で官房長官を務めた仙谷由人氏(69)は、2010年に菅直人首相(当時)が発表した談話や、韓日両国の図書譲渡協定の締結に当たって立役者となった。宮内庁が所蔵してきた「朝鮮王室儀軌」(朝 鮮王朝時代、王室や国家の重要な行事の内容を絵と文章で整理した書物)など、韓国の書物1205冊が、このとき故国への返還を果たした。その仙谷氏が今月 12日、国立古宮博物館で行われた「韓日文化財返還問題、過去と未来を語る」と題する学術セミナーで、当時の経験を基に基調講演を行った。今回のセミナー は、光復(日本の植民地支配からの解放)70周年と韓日国交正常化50周年を記念し、国外所在文化財財団が韓日両国間の文化財返還問題の解決法を模索する ため企画したものだ。

 仙谷氏は基調講演後、本紙とのインタビューで「2010年に日韓併合100周年を迎え、日本の内閣には、韓国との 関係改善を図るため、言葉ではなく行動で示さなければならないという基本的な認識があった。それと同時に、2004年以来、韓国側から非公式的に、宮内庁 が所蔵する韓国の図書の返還を要請してきた。朝鮮総督府経由で持ち出され、日本政府が保管していた書物は全て返還すべきだというのが私の考えであり、宮内 庁の考えでもあった」と述べた。

 「(朝鮮)総督府の統治時代に、朝鮮半島から無理やり持ち出したものは返さなければならないと思う。そのためには両国間の友好的な関係が重要だ。そして、返還のための交渉は静かに行わなければならないマスコミなどに大々的に知られてしまうと、博物館など担当機関のトップやその上役が政治的な決断を下さなければならず、決断を下すのが容易ではなくなるからだ」
(民意は無視すると)

 この日の基調講演で仙谷氏は「1990年、サハリンに残留していた韓国人の問題を めぐり、大邱で行われた中ソ離散家族会の総会に出席し、衝撃を受けた。日本が韓国人の土地はもとより、言語や名前、文化まで奪い、強制連行して過酷な労働 を強要したことは、いくら謝罪しても許されないほどの行為だと知った。民族のアイデンティティーを破壊するのは、植民地支配の中でも重大な犯罪だ」と述べ た。その後、仙谷氏は東京大学に「近現代史研究会」を設立し、日本と中国、韓国との関係などを学んだという。さらに、駐日韓国大使を務めた高麗大学の崔相龍(チェ・サンヨン)名誉教授を「私の政治的な師匠」として紹介した。

  一方、仙谷氏は「3年前に安倍政権が誕生したのは、野田内閣による尖閣諸島(中国名:釣魚島)の国有化や、韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領による独 島(日本名:竹島)訪問が影響した」と述べた。安倍氏は当時、首相候補としては自民党内でも3番手にすぎなかったが、李大統領の独島訪問や、尖閣諸島問題 に対する中国の対処などによって、日本国内のナショナリズムに火を付け、結果的に安倍政権を実現したというわけだ。その上で「東京大学の三谷太一郎名誉教 授は『学者はナショナリズムの防波堤になるべきだ』と常に話しているが、私は政治家もナショナリズムの防波堤になるべきだと思う」と語った。

  「物としての文化財を、本来あった場所に戻すということも重要だが、文化財が有する意味や価値を互いに共有するということも重要なのではないか。東アジア という地域内で、韓国と日本の国民がさまざまな文化を相互に共有しながら発展してきたということを忘れず、文化財の問題を考えていけばよいと思う」

許允僖(ホ・ユンヒ)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/09/26/2015092600375.html

文化財返還問題は日韓基本条約で済んでいる
条約を談話ごときで覆し、ろくな手続きも踏まず国会でろくな審議もせず協定を結ぶなど法治国家のやることではない

憲法の解釈改憲どころじゃない横暴をやらかして恥じない民主党には二度と政権に就く資格はない
それこそが「民主主義の死」だ


【youtube】新藤義孝「これで承認ができるか!問題だらけの日韓図書協定」 
日本が半島に残してきた文書(含・対馬宗家文書他28000点)を取り返してよ


【youtube】【平田文昭】菅内閣の「戦後処理やり直し」という愚挙[桜H22/12/6]
朝鮮王室儀軌は、明治天皇がらい病患者のための療養所(小鹿島更生園)を建てたお礼に李王朝からもらったもの
それが何で無理やり持ち出したことになるの?
仏像泥棒には言われたかないわ

有田芳生崔相龍韓国民主化運動
https://twitter.com/aritayoshifu/status/187178043574464512

参考
盗人僧侶
お似合いの夫婦 共産党・笠井亮 
世界遺産登録の裏で動いたであろう人々 
史上まれに見る陰湿な左翼政権:今更仙谷由人 

大沼みずほ議員
大沼みずほHP
 https://mizuho-onuma.jp/

大沼保昭氏@アジア女性基金 の娘 にして
アジア女性基金元理事・大沼保昭の勝手な言い草
過去を学び、分厚い保守政治を目指す若手議員の会 に参加している
アジア女性基金大沼保昭asahi2
【wiki】大沼瑞穂
2015年2月26日、岸田文雄の宏池会に加わり、5月7日には武井俊輔、石崎徹、國場幸之助が立ち上げた勉強会「過去を学び、分厚い保守政治を目指す若手議員の会」に参加した。

浅田次郎氏を呼んで70年談話に「侵略」という言葉を入れるべきと表明したあの会
内部の敵 過去を学び「分厚い保守政治」を目指す若手議員の会

父親の大沼保昭氏も同様なようだ

【あの戦争と向き合う(中)】
従軍慰安婦:もつれた糸、ほぐして 戦後の歩みこそ「誇り」 
 先の戦争とどう向き合い、何を教訓として引き出すかは、今を生きる私たちが抱える課題だ。この国の歩みに目を凝らす人たちの思いを探った。

  会談冒頭から強い姿勢を打ち出した。「従軍慰安婦は普遍的な人権問題」。7月25日、東京都知事舛添要一の訪問を受けた韓国大統領朴槿恵は、報道陣の前で 訴えて見せた。この問題が顕在化して20年以上。両国の溝は埋まる気配がない。日本政府筋は「未来志向の関係を築こうという意思があるのか」と嘆く。

 かつてアジア女性基金理事として解決の道を探った明治大特任教授・大沼保昭は「強い危機感がある」と現状を憂えた。

▽板挟み
 1995年に発足して募金を集め、首相のおわびの手紙とともに「償い金」を被害女性に渡した同基金。国際法学者としてサハリン残留朝鮮人など戦後補償問題に関わった大沼は、基金の構想づくりから立ち会った。
 「政府が公式に謝罪し補償すべきだ」「償いの必要はない」。基金は正反対の意見の板挟みになった。「自宅に左右両派から抗議や脅迫の手紙と電話が殺到した」と苦笑する大沼は「左右」の主張を冷静に批判する。
 日本軍の関与と強制性を認めた93年の河野談話を否定する動きには「『看護婦になる』などと業者にだまされた人が多い。日本軍は慰安所を黙認していた。法的、道義的に許されない行為に国家として関与していたことの責任がある」。
日本人の誇りを強調する勢力が、過去を反省する姿勢を「自虐」と断じることも危惧する。「戦争を反省して、平和で安全で豊かな社会をつくってきた戦後の歩みこそが誇り」と力を込めた。

▽疲れ
 日本政府は65年の日韓基本条約で賠償は解決済みとの立場。国家補償を求めた主張には「自民党や官僚の抵抗を考えれば現実的な選択肢とは言えなかった。年老いていく被害者に何の償いも謝罪もないままでよかったのか」と問い掛けた。

 韓国では、支援団体やメディアが基金への批判を続ける中、多くの元慰安婦が償い金の受領を拒否。受け取った一部の女性は非難された。「自らが信じる『正義』だけを追求して、個々の被害者の思いを否定するのは独善以外の何物でもない」と大沼は憤る。

 韓国側の強硬な態度が日本に「疲れ」を生んでいるとも言う。「謝罪の意思を示しても評価されないのでは、落胆やいら立ちが出てくる」。それがいびつな形で現れたのが最近の「嫌韓」論の高まりと分析する。

 大沼は韓国側の問題点を指摘しつつも、もつれた糸をほぐすのは日本側の思い切った対応と考える。「首相が被害者のところに行って深々と頭を下げてほしい。安倍晋三さんがやるはずがないというのが常識だが、だからこそ大きなインパクトがある。日本のため、東アジアのために決断をしてほしい」(敬称略)

【一口メモ】アジア女性基金
 アジア女性基金 村山政権が民間と協力する形で設立。募金約5億6千万円を集めてフィリピン、韓国、台湾の元慰安婦計285人に1人200万円の償い金を渡した。オランダとインドネシアを加えた4カ国・1地域に医療・福祉支援も実施。2007年に解散。
(共同通信)
47NEWS2014.8.19
http://www.47news.jp/47topics/e/256187.php

謝罪疲れが嫌韓を生んでいると書いたそばから謝罪しろという矛盾した文章
よくこんな文書いて平然としてられるな

同じアジア女性基金の下村満子氏は単なる売春婦だった人もいたと明言してる
これに一体何の謝罪が必要なのか
「慰安婦強制連行」に疑問を持つと朝日報道テロの標的に

元々韓国人は小中華思想なのか何なのか日本に対しては何を言ってもやっても許されるべきと思っている
それに絶好の口実を与えたのが慰安婦問題
小学生を拉致して性暴行するような民族には何をしてもいいんだと思わせてしまった

何を言ってもやっても許される
相手は抗議してこないどころか言われるがままぺこぺこ頭を下げてくる

それがこういう暴行事件を生むんじゃないの?
津田弥太郎国会
どういう理由があるのか津田弥太郎議員ははっきりした証拠があるのにのらりくらりしている
マスコミも人権団体も追及しない
それで済むとなぜかタカをくくっている
そして実際これで済んでしまうようだ
→『セクハラ暴行問題で“手打ち” 自民・民主双方が謝罪 大沼氏なお未練』
http://www.sankei.com/politics/news/150924/plt1509240036-n1.html

(抑止力が効かない=理不尽な暴力を誘発)

日本人を選んで刺すというヘイトクライムが起きた
表にならないところでもっと起きているはず
生野区殺人未遂1
テロ、ヘイトクライムの横行するやさしい社会に 

今生まれたばかりの赤ちゃんにまで罪を負わせ、ヘイトクライムに晒そうという
人権派の人権軽視は恐ろしい 

(´・ω・`)とりま女の子使っとけという安易なオルグ

【メガプレミアム】
共産党が「反安倍」アイドルの制服向上委員会を招いた“勉強会”の中身とは… 「過激すぎる」党勢拡大にプラス?マイナス?
制服向上委員会@FCCJ

 さる7月18日午後、東京・千駄ケ谷の共産党本部大会議場で開かれた、志位和夫委員長による党創立93周年記念講演会。いつにもまして「反安倍政権」のボルテージを上げる志位氏の言葉に真剣に耳を傾ける党員・支持者約500人の中に、あの筋金入りの左派アイドルグループ「制服向上委員会」のメンバー5人の姿があった。もともと“相思相愛”とみられる両者ゆえに「ありふれた光景」かもしれないが、かくして10代の彼女たちは名実ともに「共産党御用アイドル」となった。党勢拡大に向け利用できるものはとことん利用する同党の戦略は見逃せない。

  記念講演会は当初、党創立記念日である7月15日の夜に東京・中野の施設で開催される予定だった。しかし、共産党が「戦争法案」とおどろおどろしく名付 け、廃案を叫ぶ安全保障関連法案の衆院平和安全法制特別委員会での採決とくしくも重なり、急きょ日時、会場ともに変更された。
 党広報部が各方面に配布した「ご案内」には、この記念講演会の趣旨について、こう記してあった。
「安倍政権が『海外で戦争する国』づくりへの暴走を強める中、日本は今、戦争か平和かの歴史的岐路に立っています。日本共産党は戦前から反戦平和を貫く党 の存在意義をかけて、戦争法案阻止に全力をあげています。記念講演会は、この党の歴史をふりかえり、現在における党の役割と値打ち、戦争阻止の展望と日本 の未来を語る格好の機会になると考えています」

 つまり、共産党が言う「戦争法案」の廃案に向けて志位委員長が改めて党内外に“決意”を発信し、気勢を上げる舞台に据えられていたのだ。講演のタイトルは「戦争法案阻止へ-空前の国民的たたかいを」だった。

 会場の党本部に足を運んだのはコアな共産党員と支持者がほとんどだが、制服向上委員会のメンバーも党からの招待に応じたのである。
 「日本共産党創立93周年記念講演会、始まります。制服向上委員会の皆さんも参加されています!」
 同党の小池晃副委員長(政策委員長)は講演会開始直前に自身のツイッターでそう宣伝し、机に座って壇上を見据えるメンバーたちの写真を添えた。
 そして小池氏は講演会終了後には、こうツイッターでつぶやいた。
 「制服向上委員会の皆さん。党創立記念講演会のご案内を送ったら、レッスン前に来てくださいました。志位委員長の1時間半近い講演を、しっかりノートとって聞いて。『難しい言葉もあったけど、歴史の流れがわかって、勉強になりました』と」
 ここで披露できないのが残念だが、小池氏が笑みをたたえながら制服向上委員会のメンバー5人とともに党本部で記念撮影した写真も掲載されていた。
10代の少女たちが、あまたの共産党員に混じって志位氏の記念講演で“学習”したわけである。ならば彼女たちがこの日、何を学んだのか-。やみくもに安倍政権攻撃を繰り広げるその講演内容をここで紹介するのは気が引けるが、やむをえず一部を書く。

  講演で志位氏は、安保関連法案が衆院を通過したことについて「政府・与党が数の暴力で強行採決した。国民主権の大原則に反する許し難い歴史暴挙であり断固 抗議の声を突きつける」と安倍政権を批判した。その上で「法案は憲法9条を蹂躙する最悪の違憲立法であり、強行採決は空前の規模で発展しつつある国民の (反対の)世論と運動に政府・与党が追い詰められた結果だ」と指摘。「条約、予算と違って法案に自然成立はない。国民的な運動を広げに広げて圧倒的世論で 安倍政権をさらに追い詰めるなら、参院で採決不能の立ち往生に追い込むことが可能だ。戦いはこれからだ」と強調した。

 また「日本共産党の93年の歴史に 思いをはせ、歴史の進歩への大局的確信をもつことが大切だ」と切り出し、「天皇制の専制政治を倒し、国民主権の日本を築くことを命懸けで主張し戦い抜いて きた日本共産党。日本共産党が掲げた国民主権の旗は、戦後、日本国憲法の中に刻み込まれた」と力説。「平和と民主主義を希求する国民な巨大なエネルギーに 自信をもち、必ず廃案に追い込むよう頑張ろう」「安倍政権の存在こそ日本にとって最大のリスクだ。戦後最悪の安倍政権をみんなの力で打ち倒そう」と呼びか けたのである。
小池氏によれば、制服向上委員会のメンバーはそんな講演を聞いて「勉強になりました」というのだから、共産党としても招いた甲斐があっただろう。

  制服向上委員会といえば、制服・ハイソックス姿をトレードマークに23年の活動歴を誇り、現存するアイドルグループでは最古の集団だ。現役のメンバー総勢 10人は15~18歳で、中学生もいる。次々とメンバーを入れ替えながら活動を続ける「モーニング娘。」方式をとっている。

 近年は、「脱原発」「反安倍」をテーマにキュートな振り付けと過激な歌詞を売りとして「諸悪の根源、自民党~♪」「本気で自民党を倒しましょう~♪」などと歌い踊ることが注目を集めている。6月には神奈川県大和市が後援する「憲法九条やまとの会」主催イベントで常軌を逸するような安倍批判の曲を披露し、市が事後に後援を取り消す騒動に発展した。
 その“話題性”から「特定勢力」の陣営にとっては利用価値がさらに高まっているとみられ、ここにきて連日各地で開かれている「安保関連法案反対集会」に引っ張りだこのようである。
  7月28日には日本外国特派員協会の記者会見に招かれた。出席したメンバーたちは「他人のけんかに首を突っ込むことを美しいと思う人が、国を動かしてい る」「『子供のくせに』と批判されるが、何も言わないことは賛成意見と同じ」「悪いことを悪いと言うのに、子供もアイドルもない」「平和な日本を持続させ るために、アクティブに行動したい」などと言いたい放題の様子だった。
もともと制服向上委員会と共産党には“接点”があった。

 平成25年7月の参院選で制服向上委員会の当時のメンバーが「私初めて共産党に入れました」とフェイスブックに書き込んだ後、「赤旗」が本人の了解を得た上で顔写真付きで、その内容を大きく紹介した。同年9月の「生誕21年祭」には、前出の小池氏が祝電をおくった。

 それが今回の党創立記念行事への参加に結びついた形だが、こんな使い勝手がいい“旬のアイドル”に共産党が目をつけないわけがないのだ。
 制服向上委員会の曲の大半を作詞し、彼女たちの“黒幕”とも言われる所属会社「アイドルジャパンレコード」高橋廣行社長は、「週刊新潮」(7月9日発売)で「私たちは社会の出来事を見て自分の主張を発信しているだけ。どこかの(政治)団体に迎合しようとも思っていません」と話していたが、特定政党たる共産党の色がベッタリとついてしまったようだ。
 しかし高橋氏は筆者の電話取材にこう語った。
「彼女たちは戦争法案を勉強するために共産党の記念講演会に参加した。普段から映画を観に行ったり、講演会に行ったりして勉強しているし、今後も共産党さ んだけでなく、社民党さんなど他の政党、団体のイベントに招かれて行くことになるだろう。彼女たちの思いは、さまざまな人の話を聞いて自分たちの主張、意 見に反映させていきたいということだ」

 ともあれ、共産党指導部は6月9日の党中央委員会幹部会の決定を受け、全党に「戦争法案阻止・党 勢拡大運動」の大号令をかけている。安保法案廃案に向けた国民的運動と連動させて、党員と「赤旗」読者を一気に増やせ-ということだが、むろん制服向上委 員会への“接近”の背景には、若い無党派層を共産党に振り向かせる戦略がある。

 共産党は「赤旗」日曜版(昨年9月28日号) で、当代きっての人気アイドルグループ「AKB48」の「憲法キャラ」と言われる内山奈月(なつき)さんのインタビュー記事を丸々1ページ割いて掲載し た。同11月に東京・夢の島公園で開いた「第40回赤旗まつり」には、『なみだ恋』や『舟唄』『雨の慕情』などの大ヒット曲で知られる大物演歌歌手、八代 亜紀さんを呼んだ。
 最近では、志位委員長が意外や意外、「週刊女性」(主婦と生活社)7月14日号に“登場”した。安保法案をめぐる特集記事でのインタビューだったが、志位氏にとって女性誌デビューで、掲載も1ページという“破格の扱い”をされるサプライズだった。
共産党はこのところ、自前の「女性アイドル議員」の発掘・育成と 合わせて、いかにも距離がありそうなタレントとの“接点”を見いだすことで、党の堅いイメージを打破することに躍起だ。同党幹部によれば、ターゲットとす るのは「若い人」「女性」だが、「制服向上委員会のメンバーとの共闘のアピールもその戦略の延長線上にある」と党関係者はいう。

 選挙権 年齢を20歳以上から18歳以上に引き下げる改正公職選挙法が今国会で成立し、来夏の参院選から「18歳以上」が投票できるようになった事情も見逃せな い。新たに選挙権を得る約240万人の争奪戦に各党が血道を上げることになるが、共産党が制服向上委員会を事実上の「公認アイドル」に仕立てようとする背 景には、彼女たちのファン層とみられる若い世代を自陣に引き寄せる狙いもあるようだ。

 むろん、どれだけの若者があの過激な左派アイドルグループに共鳴しているのか、あずかり知らないが…。
 しかし、小池氏がツイッターで制服向上委員会のメンバーを党の記念講演会に招いたことを披露した後、ネット上に以下のような批判や皮肉の声が出ているのも事実である。
 「大人相手に選挙勝てないからって子供だましていいのか!?」「子供にウソ教えて何が政治家だよ!!」「若者にウソの歴史教えてどうすんねん(笑笑)」「無知な少女たちにウソを教え込むとは共産党も酷いし取り巻きの大人も酷いな」…。
書き込んだのは「反共主義者」や「ネトウヨ」とされる人物かもしれないため、ここでは論評は避けるが、政治色クッキリの制服向上委員会が、共産党がこれまでに“活用”した八代亜紀やAKB48とは明らかに毛色が異なることは言うまでもない。

 ある共産党の古参党員はこう警鐘を鳴らす。

 「制服向上委員会とかいうグループは、アイドルといっても言動が過激すぎる。党としては付き合いをほどほどにしておかないと、ターゲットとすべき穏健な若い無党派層が逃げてしまう。むしろソフトイメージ戦略の逆効果だろう」
(政治部編集委員 高木桂一)
(8月5日掲載)
  ◇
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産経ニュース2015.9.24
http://www.sankei.com/premium/news/150924/prm1509240006-n1.html



「反安倍」に活路を見つけたアイドル「制服向上委員会」の採算計画

 その昔、共産党候補にバンザイ!とやってしまいテレビから干されたのは司会者の前田武彦氏だった。時代は移り、共産党本部で志位和夫委員長の話に聞き入るのはアイドルグループ『制服向上委員会』(SKi)である。テレビに背を向け「反安倍」を叫ぶ彼女たちのビジネスモデルとは。

 ***
制服向上委員会@新潮

 7月18日、東京・代々木にある日本共産党本部では、党創立93周年の記念講演会が開かれていた。会場を埋めた党幹部や古参党員を前に熱弁を振るう志位委員長。そこに交じって熱心にメモを取る5人の少女たちがいる。アイドルグループ『制服向上委員会』のメンバーだ。

 出席したアイドルの1人、木梨夏菜さんが言う。

「私たちが座ったのは関係者席みたいな……よく分からないんですが、すごく前の席でした。志位さんが言っていたことで印象的だったのは、集団的自衛権にしても、安保法案にしても違憲だといっぱい言っていたことです!」

「反安倍」「反原発」を歌う彼女たちだけに、共産党もこれは使えると踏んだのだろうか。メンバーが講演に聞き入る様子は小池晃副委員長のツイッターに掲載され、「赤旗」にも紹介されたのである。

 彼女たちのマネージャーによると、

「共産党をはじめ色んな団体からよく招待状が来るのですが、その中からスケジュールが合うものだけ行っています。9人いるメンバーのうち5人が参加したのは、当日集まれたのが彼女たちだったから。この日は講演会の後、レッスンをやって『SEALDs(反安保法案のデモを行う学生団体)の勉強会にも参加しています

 こんな調子だから、AKB48のようにアイドル番組に呼ばれることもないし、もちろんCMの話もあるはずがない。どうやって稼いでいるのだろうか。

■与党にも呼ばれたい
 彼女たちが所属する「アイドルジャパンレコード」高橋廣行社長が言う。

「(SKiの)収入としては、コンサートやCDなどいろいろあります。『制服の日』というコンサートは月4公演やることもあり、1日に2~3回やる。このほかにファンクラブのイベントとしてメンバー個人のバースデーイベントや、浴衣撮影会、制服撮影会もあります」

 テレビやCMの仕事がないこと以外は、最近のアイドルがやっていそうなことばかりだが、高いチケットだと8500円とそれなりのお値段である。話題になったこともあって、最近はどのイベントも満杯なのだとか。だから、政治団体からのギャラはあてにしていない。

「憲法九条の集会などにゲストとして呼ばれたときは報酬がありますが、デモに参加したり講演会を聞きに行くのはボランティアですね」(同)

 ちなみに、この日の講演会もノーギャラ。

 アイドル評論家の堀越日出夫氏が言う。

「テ レビに出ないアイドルにとっては、ファンといかにビジネスするのかが大事です。たとえば『ももクロ』も、テレビの露出は少ないけど国立競技場を満杯に出来 る。今のところSKiは他の芸能人がマネしないところで話題をさらっている。競争のないニッチなマーケットを狙っているのです」

 ところで彼女たち、「反安倍」を歌っていても「反体制」ではないのだとか。講演会に参加していたもう1人のメンバー・西野莉奈さんが言うのだ。

「私たちは共産党のイベントに出たから左だと言われるんですけど、与党の方が招待してくださったらぜひ行きたい。勉強になりますから!」

 どうします? 安倍総理。
「ワイド特集 女たちは荒野をめざす」より
2015年8月13・20日夏季特大号 掲載
http://www.gruri.jp/article/2015/08180815/

 学生ハンスト実行委員会制服向上委員会
https://twitter.com/hansutojitsu/status/642380857341120512
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