2013年9月29日日曜日

北朝鮮問題を斬る:484 - 和田アキ子と鶴橋 プリント メール
2013/09/15 Sunday 12:51:34 JST
9月13日は、和田アキ子の独唱会に行き、その歌声に圧倒された。和田アキ子は好きな歌手の一人である。鶴橋を訪れると、和田アキ子の育った町だと思う。 延吉の友人と国際マーケットを歩いた時に、ここで売られている「松の実」はうちの会社が入れている、という話を伺った。戦前は朝鮮半島北部でしょう、など と無粋なことは言わない。松の実と言えば朝鮮人の好物、朝鮮料理に欠かせない、という印象だが、消費量から見ると米国が一番らしい。 延吉の友人によると、松の実の生産地はシベリアが一番だそうだ。満洲というか黒龍江省の松の実よりもシベリアの方が品質で優れているらしい。つま り、我々がスーパーで購入できる松の実はシベリア産らしい。鶴橋の国際マーケットで販売されている松の実もシベリア産が大半らしい。
思い込みには間違いが多い。和田アキ子に関しても間違った「情報」を一杯持たされていることを、13日のコンサートで知らされた。
一 番の間違いは、朝鮮高校中退という伝説である。これは「Wikipedia」に「城星学園高校」中退とあって、なるほどと思わされた。それは大阪市立真田 山小学校からミッション系の学園、城星学園中学校へ入学している。ミッション系の城星学園は宝塚へ人材を供給している。おそらく、娘の音楽的才能に気付い た親が、宝塚を目指して城星学園中学に入れたのであろう。そして高校3日で中退伝説だが、これは身長が伸びすぎて宝塚を諦めたから、採った行動であろう。
和 田アキ子の不良伝説は、売るために作られた、と考えるとわかりやすい。大体が、知人にミッション系の学校に学んだ女性がいる。性格が、「10倍返しの○○ 子ちゃん」と半沢直樹ばりの脅しを掛けてくる悪女ぶってはいるが、まじめである。和田アキ子も不良伝説を作られているが、まじめな女性だと思う。
それから、和田アキ子伝説では髙英姫の幼なじみ伝説があり、ネットでも検索できる。これには、萩原遼氏の後輩の新聞記者が柔道家の娘だという著作を出したことで裏付けされたようになり、広まった。これには在日朝鮮人の中から否定説が出てきた。
Wikipedia には、和田アキ子の実父は柔道家で済州島出身と出ているが、母親は「半島出身」と記載されている。コンサートでの体躯の巨大さに、張斗植や金達寿それから 若い知人の孫君を想起した。三人とも慶尚南道の出身である。恐らく和田アキ子の母親は慶尚南道の出身であろう。
娘の交友関係には、母親の影響が色濃く出る。慶尚南道と済州島の交流には「疑義」を感じている。儒教社会とはいえ、済州島は母系性の色が濃い。髙英姫が北朝鮮で頭角を現したのは、済州島・康氏の出だと母親が主張したことにある、という説を玉城素先生に伺っている。
コンサートで、和田アキ子は国立競技場で「君が代」を唄ったことを話した。サッカー競技でのことらしかったが、確か、甲子園でも歌ったのではなかろうか?和田アキ子の歌う「君が代」は朗々として張りがあった。
君が代を唄う和田アキ子が大好きである。東京オリンピックで、和田アキ子が「君が代」を唄うことを切に願っている。
2013年9月15日 南牛 安部桂司
 

 
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