2013年10月6日日曜日

北朝鮮が非核化交渉に応じれば米朝不可侵条約締結=米国は北の政権交代望まず―米国務長官

配信日時:2013年10月6日 8時10分
  • 画像ID 397886
  • P1030241.JPG
そのほかの写真
写真を大きなサイズで!

3日、ケリー米国務長官は「北朝鮮が非核化実現を望んで交渉に参加する用意があるのならば、米国は北朝鮮との対話に応じるつもりだ。北朝鮮と不可侵条約を締結する用意もできている」と語った。資料写真。
2013年10月3日、東京都内で開かれた日米外務・防衛閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)に出席したケリー米国務長官 は、「北朝鮮が非核化実現を望んで交渉に参加する用意があるなら、米国は北朝鮮との対話に応じるつもりだ。北朝鮮と不可侵条約を締結する用意もできてい る」と語った。韓国・聯合ニュースの報道を引用して中国新聞社が伝えた。

2プラス2には、日本から岸田文雄外相と小野寺五典防衛相、米国からケリー国務長官とヘーゲル国防長官が出席。冒頭の発言は会談後に開かれた共同 記者会見で行われた。ケリー長官は「北朝鮮が非核化の意志を示せば、6カ国協議の参加国も再び北朝鮮との対話を行い、平和的外交関係を築く用意がある」と 述べた。また、米国が北朝鮮の政権交代を望んでいる訳ではない点についても強調した。

さらにケリー長官は、「北朝鮮の行動は国際的な慣例や基準に違反しているものの、もし北朝鮮が非核化に対する誠意を表せば米国は対話に応じる用意 がある。しかし、米国が一方的に譲歩することはあり得ず、これは北朝鮮の核開発計画の継続を防ぐためのものであるということを北朝鮮は明確に理解する必要 がある」と語った。

一方、「中国は米国の重要なパートナーとして北朝鮮の非核化実現のために大きな貢献を行ってきた」として高く評価。6カ国協議の当事国は心を合わせて協力し、北朝鮮に非核化の国際義務を履行するよう促している」と述べた。(翻訳・編集/碧海)

0 件のコメント:

コメントを投稿